王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

スコットランド 独立を否定 !!

2014-09-20 08:00:32 | 海外
スコットランド、独立否決=反対55%、予想外の大差―権限移譲が課題(時事通信) - goo ニュース

昨日19日午後浜爺はTVのニュースショーをしっかり見ていました。
スコットランド独立の可否を決める開票即票をリアルタイムで報道しているのですからマスコミも余裕が有ると見るか国内は平穏なのか微妙です。

スコットランド独立の「国民投票」は2年?前から決まっていたそうで投票日前数日の間に「スコットランド独立」の影響が日本経済に及ぼす影響何て課題が取り上げられるのも能天気な話です。
英国政府と同様「独立なんてアリエネー」と高を括っていたのかも知れません。

結果は事前予想の「接戦」を覆し「独立No!」派が10ポイントとリードし55対45の大差で勝ちました。
当面は中央政府が約束したスコットランドの権限を大幅委譲を実施しなければいけません。
他の地域、ウエールズや北アイルランドの権限移譲も目配りしなければいけません。

まあキャメロン首相にしてみれば「独立」の後始末より良かった事になるのでしょうか?
「国民投票」で独立が実行されれば世界で独立を要求する地域には格好の手段と思えたのですがひとまず次の機会待ちです。
どうなるか本当に長い目で見守る必要があります。


写真:セント・アンドリュー・クロス(スコットランド旗)

時事通信:
【エディンバラ(英北部)時事】スコットランドの独立の是非を問う住民投票は19日午前(日本時間同日午後)、開票が進み、全32地区のうち31地区の結果が判明した時点で独立反対が55.42%、賛成が44.58%となり、否決が確定した。

 最後の北部ハイランド地区の結果が出そろい次第、全体の正式な結果が発表される。有権者の関心は極めて高く、投票率は世界の民主国でも異例の85%前後に達したとみられる。

 事前の世論調査では賛成と反対が拮抗(きっこう)し、僅差になるとの見方が強かったが、予想に反した大差となった。

 独立賛成派を率いてきたサモンド・スコットランド自治政府首相は19日早朝、中心都市エディンバラで支持者を前に演説、「スコットランドの人々の民主的な決定を受け入れる」と述べ、敗北を認めた。キャメロン英首相も声明を出す見通し。

 投票前に現実味を帯びていた英国の分裂は辛うじて回避された。しかし、首相はじめ主要3党の党首は投票の直前、独立を阻止するため自治政府への大幅な権限移譲を早急に実施すると約束している。その履行は直ちに課題となる。

 一方、スコットランド内では、2年にわたる住民投票に向けた運動に伴って生じた社会の亀裂が懸念されている。 
(引用終わり)
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