王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

「イスラム国」に対し英国もイラク空爆へ !!

2014-09-27 07:43:19 | 海外
イラク空爆承認=対「イスラム国」、週内実施も―英議会(時事通信) - goo ニュース


これまで人質を殺されても慎重だった英政府も26日英国議会がイスラム国に対するイラク空爆を承認したそうです。野党に配慮してシリアの空爆は行わないのだとか。
老いたり?と言えど英国ですね。キプロス島にある英空軍基地から戦闘爆撃機を投入だとか。
8月10日でしたか米軍の3日に亘って空爆を開始した映像を見た時はトマホークミサイルが艦船から発射され「イラン戦争の始まり」を思い出させると同時にその「終わり」を暗示もしている様に見えました。
人質を殺されたフランスも空爆に参加を表明しました。既に中東5か国が戦闘に参加とあります。湾岸周辺の国がどんな形で戦闘に参加したのでしょう。
国内の基地の使用許可? 領空通過の許可? 自国の地対空ミサイルの発射?でしょうか?
この他オランダが空爆に参加を決定。ベルギーも参加の方向だそうです。ドイツが動けばEUの主要国が空爆に参加する事になります。
どうなるでしょうかね?
都市部を制圧している敵を空爆のみで制圧するのは困難とされています。誤爆を避け空爆の制度を挙げるには現場へのスパイ(エージェントとも呼ぶ)が必要です。
やがてイラクへの限定した数の軍事顧問団の派遣となりそうです。
しばらくは見守りを続けないといけません。


写真:イラク空爆図(毎日新聞)

時事通信:
 【ロンドン時事】英議会は26日、緊急招集され、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に対する軍事行動に関する政府提出の動議を賛成524、反対43の圧倒的賛成多数で承認した。これにより英軍は、週内にもイラクでの対イスラム国空爆参加に踏み切る。

 キャメロン首相は採決に先立つ討議で、有志連合によるイスラム国に対する作戦は英国民を守るものだと指摘、「参加はわれわれの義務だ」と強調した。また、作戦は「月単位ではなく年単位かかる」と長期化を予想した。英国の海外での新たな軍事介入は、2011年3月のリビアのカダフィ政権に対する空爆以来。

 空爆にはキプロスにある英空軍基地所属のトーネード戦闘爆撃機などが投入される。作戦はイラクに限定され、最大野党・労働党が法的な正当性を疑問視するシリアでは行わない。 
(引用終わり)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする