王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

舛添都知事 辞職 21日付け !!

2016-06-16 07:52:47 | 政治
【舛添知事辞職】与党、参院選への影響回避に必至 野党は責任追及強める

昨日15日午前中突然辞職願を提出した舛添都知事ですが午後本会議で全会一致で辞職が認められました。
21日つけだそうであと数日残務処理期間が残りました。

同日の未明まで自民党の幹部による「辞職の説得」を拒否していたのですがね!?

TVのキャスター数人の観測を元にすれば「今月初旬までは9月のリオ五輪まではした仕方ない」との密約か暗黙の了解が都自民党と舛添知事の間にあった様です。しかし「議会での応答が都民のみならず国民全体に不評のため」政府筋も(参院選への悪影響を憂慮)辞任を後押ししたようです。

自民党筋が心配したのは「辞職せずに議会解散」という「最後っ屁」を舛添氏が放つことでした。
昨日も書きましたが「自民党筋と舛添氏の間で辞職後のメンツの立つ方法が合意に至った」のでしょう。
今後数年舛添氏がどんな仕事をするか静かに見守ればわかることです。

さて舛添氏の数々の疑惑は残ったままですが「都議会議員の質問にさえ答えなかった」のですから今後も議会で判りやすく説明すると思われません。
公式の場に対する質問に「ノーコメント」なのですからその疑惑のすべては「事実」と国民は思えば良いことです。
本当に問題は「政治資金規正法」の出(支出)の部分に対する既定の甘さです。改廃を含めて論議される案件ですね。

さてさてポスト舛添は誰でしょうかね??
マスコミの報道もそちらに移っています。
誰でしょうかね???
見守りましょう。


写真;最後の挨拶をした舛添都知事

産経新聞:
東京都の舛添要一知事の辞職が15日、ようやく決まったことで、夏の参院選(22日公示、7月10日投開票)への影響を警戒していた与党には安(あん)堵(ど)が広がった。ただ、問題の影響が尾を引く可能性もあり、ダメージ回避に全力を挙げる。

 「都民に迷惑を掛けたことは甚だ申し訳ない」。自民党の谷垣禎一幹事長は15日、党本部で記者団にこう述べ、陳謝した。同党都連会長を務める石原伸晃経済再生担当相も「本当に慚(ざん)愧(き)の念に堪えないし、都民に申し訳ない気持ちでいっぱいだ」と述べた。

 参院選への影響について、谷垣氏は「国政と知事個人の政治資金の始末の問題は、すぐに連動するものではない」と指摘。公明党の山口那津男代表も党本部で記者団に「参院選とは次元が違う。あまり影響がないのではないか」と述べ、限定的との見方を示した。ある公明党幹部は「参院選への影響を拡大させずに済んだ」と吐露した。

 与党は参院選を控え、舛添氏の問題を早急に沈静化させたい考えだ。ただ、平成26年の都知事選で支援した経緯があり、民進党など野党は今後も与党の責任を追及する構えを見せる。

 民進党の枝野幸男幹事長は15日、横浜市で記者団に「2代にわたって途中辞任するような知事を押し上げた(与党の)責任は、多くの国民が感じているのではないか」と批判。共産党の志位和夫委員長も党本部で記者団に「舛添氏を全面支援した自民、公明両党の製造者責任が問われる」と強調した。

 こうした批判に萩生田光一官房副長官は記者会見で、「(都知事選で舛添氏を)連合東京も推薦した。連合東京は当時の民主党の最大の支持団体。民主党議員に応援した議員もいる」と反論。与党側は野党側の攻撃をかわそうと躍起になっている。
(引用終わり)
コメント
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