王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

22日 ヒズボラの地下「秘密基地」、イスラエル軍が見取り図公開…イランからの現金や金を隠してると指摘

2024-10-23 07:08:27 | イスラエル関連
イスラエルがレバノン南部に侵入し南部のヒズボラの地下壕を虱潰しに爆撃を始めて3週間になります。ガザのハマス攻撃と同様で、「病院や避難所が有る場所でも、その下部にある地下トンネルに対する武器弾薬合わせて兵員に対する攻撃」との事で婦女子が2000名を超えて犠牲になって居るようです。
その作戦の一環でしょうが:
【イスラエル軍は21日、イスラム教シーア派組織ヒズボラがレバノンの首都ベイルートで資金を隠しているとする病院地下 壕(ごう) の見取り図を公開した。ヒズボラの弱体化を図るため、資金源を断つ狙いがある】と報じられました。別紙の譲歩と合わせると「地下壕にはドルと金塊で5億ドル相当」と聞きますから確かに多額ですね!
ガザ地区における武器弾薬の所在と同様、5億ドルも真実かどうかは判りません」。しかしハマスと同様ヒズボラも執拗なバンカーバスター(地下壕爆破用特殊弾)の攻撃で人的損害が増えイスラエル軍に対する抵抗は弱まっているのは事実の様です。しかし、圧倒的な戦力の差による「戦術的優位は有りますが、ヒズボラに限らずレバノンで殺傷された一般人の恨みは深く「やがては個人テロを起こす戦略的誤り」を英米の軍事筋が指摘しています。
少なくとも「イスラエルはガザ地区及びレバノン南部で民間人虐殺」の誹りは免れませんからね。
ネタニヤフ首相は米国大統領選挙前までに「レバノン南部の侵攻」も片づけたいのでしょうが、そう簡単には片付かないように見えます。

写真:ヒズボラの資金が保管されているとして、イスラエル軍が公開したベイルートの病院の見取り図=イスラエル軍提供© 読売新聞 

読売新聞オンライン:
【エルサレム=田尾茂樹】イスラエル軍は21日、イスラム教シーア派組織ヒズボラがレバノンの首都ベイルートで資金を隠しているとする病院地下 壕(ごう) の見取り図を公開した。ヒズボラの弱体化を図るため、資金源を断つ狙いがある。
 軍報道官は記者会見で、ヒズボラの後ろ盾であるイランが石油売却で得た収入を現金や金で在レバノン大使館へ輸送し、ヒズボラに届けていると主張した。
 ベイルートの病院地下壕に現金や金が隠されているとし、地下の見取り図を示した上でレバノン政府や国際機関に対処を求めた。
 軍は20~21日、ヒズボラの金融部門とされる「カルド・ハサン協会」のレバノン各地にある拠点約30か所を空爆し、今月に入って担当幹部らを殺害した。
 1980年代に設立された協会はレバノン政府の認可を受け、シーア派住民を中心に20万人以上の顧客がいるとされる。イスラエルによる攻撃は顧客の不安をあおり、ヒズボラの支持基盤を揺るがす狙いとの見方もある。
 ヒズボラは、武器購入や民兵の給与支払いなどの資金管理に協会を利用しているとされ、米政府は2007年以降、制裁を科している。
(引用終わり)
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