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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

9日 「圧倒的な上下関係を背景に、わいせつ行為をエスカレートさせた」…練馬区立中学元校長に懲役9年判決

2024-12-10 06:33:34 | 社会
先月20日にここをクリック⇒「性犯罪の件で初公判が開かれた練馬区立中学校元校長の男(57)の裁判員裁判」で9日判決が出ました。
【教え子の女子中学生に対する準 強姦(ごうかん) 致傷罪などに問われた東京都練馬区立中学校元校長の男(57)の裁判員裁判で、東京地裁は9日、懲役9年(求刑・懲役10年)の判決を言い渡した。細谷泰暢裁判長は「圧倒的な上下関係を背景に、わいせつ行為をエスカレートさせた巧妙で卑劣な犯行だ」と述べた】とマスコミが報じました。
前回事件の元ネタを探した時、削除になって居た記事が多かったので「推定無罪なのに、画像を付けたり似顔絵を描いたり報道に行き過ぎが有ったのでないか?」と思ったのでしたがやはり今回の報道を見ると「問自社の名前さえなく、裁判の様子もなく地裁の建物が使われています」からその方面の配慮の様です。
「しかし事件の内容は”まさに巧妙で卑劣な犯行”でした」
懲役9年(求刑・懲役10年)の判決を被告が受け入れるかどうかはまだ判りません。
大いに反省して「罪を償って欲しい」と思います。

写真:東京地裁

読売新聞オンライン:
教え子の女子中学生に対する準 強姦(ごうかん) 致傷罪などに問われた東京都練馬区立中学校元校長の男(57)の裁判員裁判で、東京地裁は9日、懲役9年(求刑・懲役10年)の判決を言い渡した。細谷泰暢裁判長は「圧倒的な上下関係を背景に、わいせつ行為をエスカレートさせた巧妙で卑劣な犯行だ」と述べた。

判決によると、被告は中学校で学年主任などを務めていた2010年6月、女子生徒(当時14歳)に校舎内で性的暴行を加えてけがを負わせた。校長だった23年9月には、女子生徒らへのわいせつ行為を記録した映像を校長室で所持した。
 被告側は、女子生徒が明確に拒絶せず、「交際関係にあると思い込んでいた」として同罪について無罪を主張した。
 判決はまず、被害女性が「すごく嫌だったが、拒んで学校生活に影響が出る不安があった。恥ずかしくて親にも相談できなかった」と証言している点を重視。「内申点の評価に影響を及ぼす被告の意に沿わない態度を取ることは困難だった」として、被告に抵抗できない心理状態だったと述べた。

 さらに、映像には女子生徒が涙を流す様子などが記録されていることを踏まえ、「被告は女子生徒が受け入れていないことを容易に認識できた」と指摘。「女子生徒は安全なはずの中学校で被害を受け、精神的な被害は甚大だ」とした。
 判決を受け、同区教育委員会は「被害者に深くおわび申し上げる。性暴力の根絶を図るための取り組みを継続的に実施していく」とコメントした。
(以下省略)
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