２０日 ダウ平均 続落 256ドル安 景気敏感株に売り広がる

20日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、ここをクリック⇒前日比256ドル33セント（0.8%）安の3万3821ドル30セント（0.8%）安の3万3821ドル30セントで終えた。

この日の値下がり要因は新興国中心のコロナ禍の増加基調が続き、世界景気の足を引っ張るとの警戒から景気敏感株から売りが広がったとコメントされました。　　今朝９時に開く東京の日経平均にも更に影響が出そうです。

２０日　NYダウ平均の株価ボード

日経新聞：

20日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前日比256ドル33セント（0.8%）安の3万3821ドル30セントで終えた。

新興国を中心に世界の新型コロナウイルス感染者数の増加基調が続き、世界景気の足を引っ張りかねないとの見方から景気敏感株を中心に売りが広がった。

インドや中南米では新型コロナの感染再拡大が深刻化し、世界の感染者数は過去最多水準に達している。海外での事業比率が高い銘柄が売られ、航空機のボーイングが4%安となり、化学のダウは3%下げた。長期金利が低下し、金融のゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースも売られた。アナリストが投資判断を引き下げたスポーツ用品のナイキも大幅安となった。

米国務省が世界のコロナ感染の再拡大に対処し、より厳格な渡航勧告を週内に発表する見通しと19日夜に伝わった。19日夕に発表した1～3月期決算が5四半期連続の最終赤字となったユナイテッド航空ホールディングスが9%下げた。他の空運株やクルーズ船株にも売りが波及し、旅行・レジャー関連株は総崩れだった。

（以下省略）