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2014 1/11の拝観報告3(妙心寺 龍泉菴)


写真は、書院の前庭

聖澤院の後は、もちろん龍泉菴です。

ここも京都市文化観光資源保護財団の招待券で入ります。
京都市文化観光資源保護財団は、京の冬の旅の招待が2ヵ所、春の非公開文化財特別公開の招待が2ヵ所なので、600×2+800×2=2800円分は少なくとも回収できます。
寄付金が年最低3000円ですので、これだけでもほとんど元が取れます。
さらに年3回様々なツアーがあるので、やっぱりお得です。

さて龍泉菴です。
ここは以前に1度来ていますが、当時は書院が工事の真っ最中。

方丈の襖絵は見ましたが、寺宝と書院は初めてでした。

既に拝観の詳細は、本編に加筆済みです。

方丈は1度見ているので今回の感動はやや減っていましたが(笑)、方丈の規模はさすがです。
少なくとも塔頭クラスではないですね。

書院も非常にきれいになっていました。

ここでもやはりアマデウス会員さんが多かったのですが、何よりWAN先代がここに1時間30分ぐらいおられたのには改めて驚かされました。
だって前回一緒に1度来ているんですよ!

僕が”見過ごしていることに気付いてもいない”ところを見ておられるんでしょうね。

僕らは20分~30分ぐらいで次へと向かいました。

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妙心寺29 特別拝観24 聖澤院(太秦・花園散策34)


写真は、方丈前庭

聖澤院は、東海庵、霊雲院、龍泉菴と並んで“妙心寺四派”と云われています。
通常は非公開ですが、2014 京の冬の旅で公開されました。

場所は妙心寺内のコチラです。
方丈の西側です。

表門を入ると右手に庫裏、左手に方丈の玄関があり、左手の方丈に入ります。
方丈の玄関で拝観料600円を納めます。

まずは方丈で、左手が前庭です。
方丈の表3間の襖絵はすべて片山尚景のものです。
礼の間は花鳥図、室中の間は獅子図、檀那の間は瀟湘八景図です。
前庭は一面苔で、庭園の中央を真横に横断するように敷き石の道が続く枯山水庭園です。
この奥側に松などの植え込みがあり、この道の手前にもみじが横1列に4~5本並んでいます。ですから紅葉時は、庭園の手前側に紅葉が連なるのでしょうね。
方丈の突き当りを右へ進み、方丈の裏側へ。
衣鉢の間の襖絵は十牛図です。

この方丈の裏手に書院があり、渡り廊下でつながります。
書院と方丈の間にも枯山水の中庭があります。

書院は左手から一の間、二の間、三の間となっています。
一の間の襖絵は、狩野典信筆の山水・麒麟図。
二の間も狩野典信筆の竹林七賢図。
三の間は、富岡鉄斎筆の巌栖谷飲図です。

そして書院から方丈を回り込んで1周し、最初の玄関に戻り終了です。

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