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2014 1/11の拝観報告5(妙顕寺)


写真は、光琳曲水の庭

昼食の後、WAN先代は聖澤院に行くということで分かれ、serimamaさま、あんとんさまと僕の3人でタクシーに乗り、一条通→今出川通→堀川通→寺之内通で妙顕寺に到着しました。

以前紅葉時に1度内部の拝観はしていましたが、光琳曲水の庭は奥まで入って見ていませんでした。

詳細は本編に加筆しておきました。
・妙顕寺1 アクセス 本堂
・妙顕寺2 庭園

前回と比較して述べるなら、本堂、龍華飛翔の庭と孟宗竹林の坪庭の印象は変わらず。
でも通常拝観では孟宗竹林の坪庭の廊下に結界がなかったので、四方から写真を撮れました。

逆に光琳曲水の庭は、あまり奥まで行っていなかったのとガラス戸がすべて閉まっていたので、あまりいい写真がありませんでした。
今回は写真用に少し開けて下さったので、上のような写真が撮れました。

さらにこの奥に宝物庫があったとは知りませんでした。

本当、庭園×3と宝物もあるので、特別拝観としては十分な内容なのではないでしょうか。

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金胎寺2 行場めぐり(宇治田原散策3)


図は、行場めぐりの簡易地図

庫裏に戻ります。
全行程約3km、所要平均時間2時間の“行場めぐり”はここからです。
庫裏で300円を納めます。
10:00前後だと誰もおられないので、木箱に自主申告です。
庫裏の左手の道を進みます。

途中で見晴らしのいい“かわらけ投げ場”があり、さらに歩くと“迎え行者”があります。
ここまではそこそこ距離がありますが、ほぼ平地。
そしてこの先に“行場の辻”が現れます。
ここまでで約15分。
ここからが“行場めぐり”の真髄です。

“行場の辻”の左手に進みます。
ここからはループになりますが、くれぐれも“逆回りは無謀”です。
行く先々の石や木に赤いペンキで“→”や“○”が書いてあり、これが正しいルートの目印です。

すぐに急な下り坂になりますが、傾斜は45度?ぐらい。感覚的にはほぼ垂直です。
さらに途中には、右は岩場、足場が40cm程度、左下は崖の下のようなところもあります。
やがて順に“東の覗”、さらに先に“西の覗”が現れます。
しかし丸腰で覗けるようなところではないです(命がキケン)。
さらに沢の音に向かって急な下り坂を下ります。
すると岩山を登らされます。この頂上から下に向かって“胎内潜”があります。

沢伝いの道を歩くと“千手の滝”と“五光の滝”が順に現れます。
五光の滝の両端には御神木があり、神秘的な風景です。
この辺りの起伏は少ないです。

しばらく進むと正面の道に木の棒が横たわります。
ここは直進が本道っぽいですが、右の細い坂を下り、そして沢を渡るのが正しいルートです。
ここを直進していまい、鉄板の橋を渡るのは間違っています。
ここまでで出発から約1時間。

ここからはひたすら登りです。
“護摩壇”の岩山はまだいいです。
次の鐘掛は正面は鎖をつかんで直角に近い岩を登ります。
迂回路はまだマシです。

そして次の“小鐘掛”は1番の難所です。
“ちょっとしたロッククライミング”です。
少なくともハイキングの域は越えており、岩場に足を引っ掛け、手でよじ登ります。
さらに次の平等岩なども傾斜のキツイ坂です
決してやさしくはないですが、平等岩を登った上からの眺めは絶景です。
しかし逆に言うと、振り返ると崖の下が結構見えるので、高所恐怖症の方は”振り返り厳禁”です。

最後に“蟻の戸渡り”の岩場を登り切れば、“行場の辻”の右手に戻ってきます。
ゆっくり行くと、ここまでで2時間かかります。

ハイキング気分で行くところではなく、少なくとも両手が使える状況でないとお話になりません。
また万一の場合を考慮すると、複数で行った方がいいでしょう。

こういうと非常に恐ろしくて止めようと思われたかもしれません。
しかし1回行くと、その後どの行場めぐりに行っても”満足できない自分”に気付きます。
今では早くもう1度行きたいです。
そういう”中毒性もキケン”なのかもしません(笑)。

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