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2014 10/5の拝観報告2(愛宕神社)


写真は、霧に煙る愛宕神社の石段

さて「雨が本格的に降る前に月輪寺に行こう」ということで、月輪寺ルートで登り始めました。
僕は前回表から登っているんですが、月輪寺ルートの方が傾斜が一定です。
表ルートのような最初の急な傾斜がないので、こちらの方が登りやすいのではないかと思いました。
正直、あまりキツサを感じませんでした。

7:45に登り始め、3回ほど休憩して9:00に月輪寺へ。
月輪寺を10:00に出発して、愛宕神社には11:00前に到着したと思います。
幸い降雨は登山中にほとんどありませんでした・・・が、山頂の霧がハンパない(笑)。
写真のような感じでした。
前回きれいな写真を撮っているので余裕でしたが、これが初訪問ならブチ切れでした(笑)。
頂上でもこの天気では人が少なく、頂上付近では5組ぐらいしか出会いませんでした。

愛宕神社に参拝し、僕は”火迺要慎のお札(ブログ右上で御存じ(笑))”を頂きました。
霧の中、持参の昼食を頂いたのですが、自動販売機の飲み物。
以前は500mlが300円でしたが、今回は200円でした!

11:15頃に下山を開始。
帰りは表ルートです。
途中の7合目付近でtoganjiさまが、愛宕ケーブルカーの廃線になった駅舎廃墟に連れていって下さいました。
どこにあるか知らなかったので、非常に興味深かったです。
戦時中に廃線になったので、もう約70年。
70年も前から使われなくなった建物なんですね。

最終的に12:45頃に駐車場へ到着。

最後まで雨はほとんど降らなくてラッキーでした。

1年後越しのプランが開催出来てスッキリしました。
ただならぬ御尽力を頂きましたtoganjiさま、本当にありがとうございました!

しかし我々はアマ会。
このまま帰りません。
Toganjiさま以外は、次へと参りました(笑)!

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2014 10/4の拝観報告2(大宮売神社)


写真は、二ノ鳥居周辺

10:00に大頂寺を出て、国道178→国道176(天橋立スルー(笑))→国道312と進み、丹後大宮付近へ。
到着したのが、大宮売神社(おおみやめじんじゃ)です。

そもそも今回は、京丹後市制10周年記念文化財特別公開が1番の目的でした。
10/4と10/5の2日間で、それぞれ公開場所が違いました。
大宮売神社では10/5に鎌倉時代の扁額や発掘された土器などが公開される予定でした。
しかし訪問したのは前日ですので通常拝観です(笑)。

詳細は今後の本編に掲載しますが、ここは丹後の二ノ宮なんですね。
当然知りませんでした。
さらに本殿前の石灯籠2基が重文。
でも神社なんで、大体の境内の様子は予想通りでした(笑)。

僕、hytさまと松戸在住さま以外は御朱印をお願いされたので、それを待って次へと向かいました。
そうそう、由緒書きもありましたよ(笑)。

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2014 10/5の拝観報告1(月輪寺)


写真は、本堂内部

昨日は京丹後市ツアーでしたが、今日は山登りです(笑)。
台風が近づきつつありましたが。

7:15にJR花園駅に集合。
参加者は、あんとんさま、masaさま、frippertoronicsさま、easygoingさま、toganjiさまと僕の6名です。

7:40頃に到着したのが、愛宕山です。
実はこのアマ会での愛宕山ツアーは昨年も計画していたのですが、大雨で中止。
今年は予備日も設定しての開催でした。
「愛宕神社に行ってみたいけど、1人では不安」という会員さんの要望にお応えしての企画でした。
しかし今回も天気が微妙だったので、少し事前に脱落者が出ましたが(笑)。

僕は2回目の愛宕山でしたので、僕の目的は1つ。
月輪寺拝観でした。
過去に愛宕山に100回に及ぼうかというぐらい登っておられるtoganjiさまは月輪寺の方をよく御存じでしたので、今回の予約はすべてお願いしました。
しかし収蔵庫は「大雨になったら開く保証がない」ということで、先に月輪寺行くべく”月輪寺ルート”で登ることにしました。
登り道については明日言及します。

さて今回は月輪寺です。
9:00頃に到着。
幸い雨はほとんど降らず。
時間がすごく早かったですが、そこはtoganjiさまの顔で快く応対してくださいました。
詳細は今後の本編の愛宕山に追加掲載します。
先方も張りきっておられたのか、収蔵庫での解説に力が入り10:00まで居ました(笑)。

収蔵庫の重文Bって8躯もあったんですね。
あの山中にこれだけのBがあるってスゴイです。
しかも1年越しの念願でしたので、喜びもひとしおでした。

Toganjiさま、細々と手配頂きありがとうございました!

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2014 10/4の拝観報告1(大頂寺)


写真は、御霊屋

10/4は拝観日。
朝からわずかな頭重感が気になりましたが、朝6:00に車で出発です。
集合は6:30にJR 丹波口駅。

参加者は、あんとんさま、松戸在住さま、masaさま、hytさま、アディニコさま、frippertronicsさまと僕の7名。
WAN先代は仕事で欠席になりました。

僕とmasaさまの車2台で、京都縦貫道へ。
国道27号線を経て、宮津天橋立ICで降ります。
8:00過ぎにやって来たのが、宮津の大頂寺です。

浄土宗大特別公開のうちの1つですが、どうやら通常から同内容で公開されているようです。
しかしこれに掲載されるまで、その存在すら知りませんでした。
以前参観した旧三上家住宅のすぐそばなのに。

さて到着するとご住職が待ち構えておられました。
拝観は8:00~で予約は必要ないんですが、万一行ったはいいものの「ご不在」では、京都市内ならいざ知らず宮津ではイタスギます(笑)。
事前にお知らせしていました。

詳細は今後の本編に掲載しますが、見所が多かったです。
桂昌院が遠祖で親藩の本庄家の菩提寺ですので、徳川家関連のモノが多かったです。

御住職もヤル気満々でしたし。
「写真も撮って下さいね。そしてwebにもガンガン載せてください」と言っておられました(笑)。

予定では30分ぐらいを見込んできたのですが、結果は1時間・・・。
最初から押しまくりましたが、まあ充実の拝観でした。

9:00過ぎに次へと参りました。

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2014 9/26の拝観報告2 最終(方広寺)


写真は、本尊の盧舎那仏坐像と吉川霊華の神龍図

大乗寺終わりでまだ1時間ぐらいありました。
そこで再度東大路通まで戻ります。
やって来たのは方広寺です。

9/20に来たものの拝観休止で見られなかった、吉川霊華の神龍図のリベンジです(笑)。

この日も「拝観休止」とは書いていないものの、神龍図拝観の案内はなし・・・。
少しイヤな予感もしましたが、思い切って呼び鈴を鳴らしてみました。
するとすんなり拝観OK。
よかった。
平日だったから油断されていたのでしょうか(笑)。

内部の案内は通常の内部拝観とほぼ同じですが、この日は本堂左手に大きな吉川霊華の神龍図が、右手にも吉川霊華の掛け軸が3軸展示してありました。

この神龍図は、元々は大黒天堂の天井にあったそうです。

9月末までの公開でしたので、なんとかリベンジできてよかったです。

この後は仕事に向かいましたが、さらにその途中にある誕生寺にも寄りました。
庫裏の呼び鈴を押してみると・・・今回は御在宅でした!
過去2回はご不在だったので、ダメもとのつもりでした。

そして「由緒書きはありますか?」とお伺いすると、
「由緒書き・・・というか、パンフットならあります」と(笑)。

それなら話が早いんですよ。
初期の頃に別の寺院で「パンフレットはありますか?」とお伺いすると、
「由緒書きならあります」と、訂正されたトラウマ!?があります(笑)。
当然それ以降は”由緒書き”とお伺いしているのですが、先方から”パンフレット”といわれると拍子抜けしますね(笑)。

そんなこんなで、運動会も、その後のあまり時間も有効に使えた1日でした。
ただしその後の仕事は”地獄の忙しさ”でしたが(笑)。

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2014 9/26の拝観報告1(大乗寺)


写真は、酔芙蓉

この日は次男の運動会。

朝から14:00まで休暇を取りました。

運動会もいい場所を取ろうと思うと朝早くから行かなくてはいけないそうで、僕も妻から依頼(事実上の命令!?)されて6:20に自宅を出ました。
到着したのが6:45頃。
これで10番目でした。

でもこれぐらいならかなりいい場所が取れました。
もちろん妻は開始10分前の8:50頃に御到着です(笑)。

運動会は昼前に終わりました。
時間が余ったので、もちろんそのまま拝観へ(笑)。

まずは大乗寺に向かいました。
9/13は全然でしたので、リベンジです!

さて今回ですが、それでもまだ満開ではなかったです。

庭園奥の日当たりのいいところはほぼ満開でしたが、庭園手前の日陰のところはまだまだでした。

前回も掲載しましたが、本編はこの時の庭園奥の写真です。

これを掲載したころが全体の満開の頃かもしれませんね。

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2014 9/23の拝観報告(千両ヶ辻 第12回西陣伝統文化祭)


写真は、岡田邸の坪庭

9/23は秋分の日。
お彼岸ですので、各寺院で法要などが行われているのですが、我が家は”稲刈り”です!
例年の家族行事の1つです。
5月は田植。
8月は湖水浴と家族旅行。
9月は稲刈り。
そして2月には雪遊びです。

今回はご近所や長男のお友達家族など計4家族で参りました。
この手配もすべて僕がしたんですけどね(笑)。

10:00着で稲刈りをして、12:00~13:00までは昼食と休憩。
13:00~芋堀りをして、14:30頃まで遊んでいました。
それから帰宅。

自宅到着が15:20頃。

長男と次男はクタクタ。

さてそこからです。
僕が再出動するのは(笑)!

15:30頃からやってきたのは、千両ヶ辻で開催されている「第12回西陣伝統文化祭」です。
毎年表の”晴明神社”の縁日に合わせて開催されているそうです。

この辺りの呉服屋さんは普段はお仕事をされており、内部を見ることができません。
このお祭りではその町屋内部が見学出来るのでやってきました。

このお祭りのエリアは、大宮通の今出川通~一条通ぐらいまでですので、それほど広くはありません。
しかし美のツボにも出ていた”岡田邸”や北村家 大宮庵などを見学できました。
いずれも特徴のある坪庭です。
このあたりは今後の本編で。

また通常は予約で公開されている冨田屋さんも、この日は予約不要。
しかも通常は2000円が、1080円です。
今回初めて内部を見学しました。
奥の書院の造りが見事です。

いろんな意味で千両ヶ辻に行くのなら、秋分の日がいいですね。

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2014 9/20の拝観報告6 最終(国立京都博物館 京へのいざない 前期)


写真は、堪庵 小間の内露地。

15:20頃、タクシーで急いでまず向かったのが、方広寺。
太閤祭の一環で、龍の図を特別公開しているとの情報を得て来たのですが、まさかの拝観休止。
土曜日なのに・・・。

そうなったらもう時間がないので、京博に直行。
もちろんお目当ては、「京へのいざない」前期です。
土曜日でしたので、17:00までなんですね。
金曜日が20:00までなんだったら、土曜日も20:00までにして欲しいものですが、そこはお役所です(笑)。

閉館まで1時間30分ですので、ダッシュで見ます。

基本的に僕は「動産系は弱い」ので、サラッと見ます。
足が止まるのは、
A:国宝
B:知っているお寺の所蔵しているもの(当然、京都の寺院)
C:京都検定の勉強過程で知ったもの
ぐらいです(笑)。

Aの例は、高桐院の山水図や伝源頼朝像など。
これらはいずれも虫干しでも見たので、「お久しぶり」でした(笑)。

Bの例は、崇道神社の金銅小野毛人墓誌、万寿寺の聖一国師像、浄福寺の阿弥陀十二菩薩来迎図、大通寺の源実朝像などです。

Cの例は、雪舟の天橋立図、仁和寺の宝相華迦陵頻伽蒔絵塞冊子箱や知恩院の早来迎ですね。

また途中に禅林寺の金銅密観宝珠舎利容器がありました。
その時なんとなく「禅林寺にこんなんあるんやな」というと、あんとんさまが「ハ、イ・・・」と。
もしかしてと思い「禅林寺ってどこにあるん?」と聞くと、「えっ、どこでしたっけ・・・?」。
予想通り、分かってない(笑)。
「エ・イ・カ・ン・ド・ウ。永観堂 禅林寺!」というと、「ああっ!」と。
京都文化博物館の仇は取りました(笑)。

すべてをサラッとみて、16:40ぐらい。
その後はもう1度見たいもの、特に前期展示のものを再度みました。
前述の早来迎や天橋立図など。
瓢鮎図は、初めてみました。

それでもう17:00になってしまいました。
これで約500円ですので、非常にお得な内容ですね。

これでこの日は終了。
京阪+地下鉄で帰宅しました。

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大行寺


写真は、表門

大行寺(だいぎょうじ)は仏足跡と、本尊で快慶作 重文の阿弥陀如来像が有名です。

アクセス
地下鉄烏丸線四条駅の5番出口から出て、左へ。
すぐに仏光寺通へ左折します。
ここから洛央小学校の前を通過して、駅から約300m先の左手に大行寺があります。

通常は非公開の寺院です。
仏像の拝観も以前は受けておられたそうですが、今では拝観はお断りされているそうです。
しかし奇数月の第3土曜日には写経会、偶数月の第3土曜日には法話会をされており、これに参加すれば、御本尊にお参り出来ます。
それぞれ13:30から2時間程度で、資料作成のため参加人数の把握をされるので、事前に連絡が必要です。
参加費は1000円です。

表門を入ると正面に本堂があり、本堂の左前に仏足跡の碑があります。
仏足跡の分類が4系統あり、そのうちの1つが「大行寺型」です。
すべての足の指に卍があるのが特徴だそうです。
ちなみにこれは碑で、ホンモノの仏足跡は災火で粉砕し団石がのみ残っているそうです。

本堂の内陣正面に本尊で快慶作、重文の阿弥陀如来像がお祀りされています。
内陣左手奥の肖像画が開祖の信暁学頭、右手奥が親鸞聖人です。
2021/4/1~5/16の春の非公開文化財特別公開では、本堂の右手の間に仏足跡の団石(大行寺仏足石)や信暁学頭の書籍が展示されていました。

写経会は本堂の外陣で行います。
13:30から副住職さんが30分ほど法話をされ、次に40~50分程写経をします。
その際には写経部分の内容を易しく解説した資料を下さり、また写経は筆ではなく割り箸で行います。
この方がきれいに書こうという方向ではなく、内容そのものに意識が向きやすくなるからだそうです。
その後は皆さんとお茶をして、約2時間で終了です。
写経の後、お願いすれば中陣から本尊をお参りすることは可能です。
約1.5mの距離です。



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2014 9/20の拝観報告5(大行寺 写経会)


写真は、仏足跡

この日は13:30から、仏光寺の北側にある大行寺の写経会に参加しました。

お寺自体は本尊が重文で快慶作の阿弥陀如来像ということで有名です。

副住職の英月さんがお話や写経を教えて下さいます。
最初の30分は写経についてのお話。
40~50分で写経。
その後はお茶をしながら雑談をします。

まず快慶作の阿弥陀如来像について。
これは写経会でも見ることができます。
写経は外陣でしますが、写経後に中陣までは入ってお参りできます。
以前は仏像だけの拝観もしておられたそうですが、諸事情にて今はお断りされているそうです。

そして写経ですが、これが少し他とは違います。
ここの写経は筆ではなく、”割り箸”でします。
筆で書くとどうしても「きれいに書こう」という心理が働き、内容よりも書くこと自体に気が行ってしまうからだそうです。
しかしお経をいきなり読んでも我々に意味は分からないので、写経する内容をやさしく解説した資料を一緒に下さいます。

最後に副住職さんや参加した皆さんとお茶をしました。
その時に「僕と副住職さんは小中学校が一緒で、副住職さんは僕の2つ先輩である」ことを暴露!?しました(笑)。
非常に驚いておられましたが、それぞれ共通してして知っている同級生のお話で盛り上がりました。
さすがに僕個人までは覚えておられませんでしたが、僕の実家はご存知でした(目立つ場所にあるもので・・・)。
「そんな大事なことは、最初に言って下さいよ」と笑っておられました。

非常にお話や写経もためになりましたし楽しかったのですが、長居をしてしまいました。
15:20頃に大行寺さんを後にしました。

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良恩寺


写真は、書院前庭とお茶室 善法庵

良恩寺(りょうおんじ)の地蔵堂には、導引地蔵(みちびきじぞう)がお祀りされています。

アクセス
地下鉄東西線の東山駅で下車し、1番出口から出て左手へ進みます。
約200m進むと神宮道との交差点になるので、ここの信号を渡って右折します。
この坂の先が青蓮院門跡ですが、その手前の1つ目の交差点を左折します。
ここから粟田神社の前を通過して約200m先の右手の石段の上に良恩寺の表門があります。

通常非公開ですが、2014/9/13のことぶらの企画で内部に入りました。
かつては火葬場の途中にあり、ここに祀られている導引地蔵が葬列に引導を渡していたそうです。
さらに室町時代後期には粟田口善法という茶人がこの辺りにいたそうです。
その善法が有していた手取釜を秀吉が所望したが嫌がり叩き割ったそうです。
それを惜しんだ秀吉が写しを作らせたという伝承があります。

表門を入ると右手奥に庫裏と鐘楼があり、その手前に稲荷社があります。
庫裏の奥には書院があり、書院の前庭は露地庭園で庭園中央には茶室 善法庵があります。

表門の左手には本堂があります。
2023/8/24のそうだ 京都、行こう「ご縁を結ぶ お地蔵さまめぐり 東山三条エリア」で本堂と地蔵堂にお参りしました。
本堂の内陣中央には本尊で伝小野篁作の阿弥陀如来像がお祀りされており、天井は小組格天井でした。
また左奥の脇壇には聖観音菩薩像が、右手奥には法然上人像、善導大師像と阿弥陀如来像がお祀りされています。
そして本堂の前には地蔵堂があり、中には導引地蔵がお祀りされています。
また天井には天女が描かれており、欄間には鶴が立体的に彫られています。
地蔵盆ではお堂が開放されるそうです。



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2014 9/20の拝観報告4(仏光寺 大善院 京都妖怪博覧会)


写真は、大善院の門前

京都文化博物館を出て、高倉通を南下します。
四条通を越えると、そこは僕の小学校区。
庭みたいなものです(笑)。

仏光寺通で仏光寺に突き当り、東側に回ります。
その近辺にあるのが、大善院です。

前日ぐらいにmasaさまから大善院で、「京都妖怪博覧会」なるものが開催されるとの情報を頂きました。
到着したのは、12:30頃だったでしょうか。

大善院に隣接するおてらハウスから入ります。
拝観料は500円。
おてらハウスは、小さなギャラリーのようになっています。
中には妖怪系のアーチィスティックな作品などが展示されていました。

そしておてらハウスを出て、本堂へ。
本堂は薄暗く、さらに不気味なものが並んでいます。
能面ぐらいなら楽勝ですが、怪しいミイラなどもありました。

なかでも狗の頭で、体が蛇というもの・・・。
確かに頭の骨は犬のようなもの。
体は蛇の脱皮した殻のように・・・。
そしてその頭と体の境界・・・いや、つなぎ目・・・って、これ以上はツッコんではいけないところなんでしょうね(笑)。

なんしかアヤシさ満点でした。

この後はこの近辺で13:30から写経会があったので、それまでは仏光寺の境内で待っていました。

その間に阿弥陀堂、御影堂にお参りしたり、僕が子供の頃ここで遊んでいた当時のお話をして時間をつぶしました(笑)。

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如意寺(亀岡)


写真は、本堂と前庭

亀岡市にある臨済宗の寺院で、2014年9/8の薬師大祭で33年ぶりに秘仏 薬師如来像がご開帳されました。

アクセス
五条通(国道9号線)を西へと進みます。
京都縦貫道に乗り、篠ICで降ります。
国道9号線とのT字路を左折し、次の野添の交差点を右折します。
道なりに進み亀岡市立病院を通過すると、左角に北都銀行のある交差点があるので、これを右折します。
さらにずっと道なりに進むと、やがて右手角に公園のある交差点に来ますがここは直進し、次の交差点を左折します。
そしてここから約300m直進した突き当りの右手に如意寺があります。

2014年の9/6~9/9まで亀岡の薬師大祭にて、秘仏 薬師如来像の御開帳が33年ぶりに行われました。
その際に訪問した内容です。

石段を登ります。
登った正面に薬師堂、左手に表門があります。
表門をくぐると正面に庫裏、右手に本堂があります。
当日は本堂へ前庭を通って正面から入っています。
通常は庫裏から上がり、本堂へ入るものと思われます。

本堂の内陣中央に、秘仏の薬師如来坐像が、左右には新しい日光月光菩薩像、さらに外にはこれも新しい十二神将がお祀りされていました。
内陣の上の棚には古い十二神将がお祀りされていました。

本堂の前庭は苔がきれいで石灯籠がありますが、背の高い木が少ないです。
それはこのお寺が高台にあるため、後ろの山々を借景として生かすためにそうされているのではないでしょうか。

本堂の裏手には池の流れる石組の庭園がありました。
さらにその奥には稲荷社でしょうか、鎮守社もありました。

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2014 9/20の拝観報告3(京都文化博物館 陽明文庫の名宝)


写真は、京都文化博物館

市バスで建勲神社前から北大路バスターミナルへ。
そして地下鉄で北大路駅~烏丸御池駅へ。
駅から徒歩でやって来たのが、京都文化博物館で開催されている「陽明文庫の名宝4」です。

まず京都文化博物館に入るんですが、ちょっと僕が挙動不審に・・・。
それに気づいたあんとんさまが、「先に入らないんですか」と追い打ちをかけます。
すると僕は「いや、ここ・・・初めて入んねん・・・」と言うと、
ここぞとばかりに
「ハイ~!? 初めてなんですか!!??」って、攻撃してきます。
「いや、僕は文化財好きと言った覚えはない」・・・とか応戦する訳です(笑)。

そんなこんなで、結局あんとんさまに引率されて中に入ります。
こういう”お世話になるシチュエーション”では、ビックリするぐらい下手(したて)です(笑)。

今回は陽明文庫の名宝で、御堂関白日記が公開されます。
御堂関白日記は、僕が陽明文庫で見て「初めて感動した文化財」です。
それだけに思い入れがあるので、わざわざ見に行きます。

やっぱり約1000年前に最高権力者が書いた文字って、ロマンがありますね。

他にもいろいろ見ていると、近衛信尹、九条道家や智仁親王などの名前が出てきたので、ここぞとばかりにあんとんさまを質問攻めにします。
まあ京都検定対策にはなったハズですので、感謝して欲しいぐらいです(笑)。

それほど大きくはないので、2まわり程して次へと参りました。

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慈雲寺


写真は、本堂(左)と妙見堂(右)

慈雲寺(じうんじ)は島原にある日蓮宗寺院で、洛陽十二支妙見の申です。

アクセス
島原口のバス停で下車します。
大宮通から花屋町通に入って最初の交差点を右折します。
ここから約150m先(途中で交差点を1つ通過)の右手に慈雲寺の表門があります。
門の左右も板張りで漆喰の塀ですので雰囲気があり、目を引きます。

1464年に日圓上人が開山として開きました。
天文法華の乱で焼失し、江戸時代初期に再建。
しかし1788年の天明の大火でまたもや消失。
現在の本堂や、妙見堂や表門は1831年に造られたものです。

表門を入ると正面に妙見堂、左前方に本堂、左手奥に寺務所があります。
妙見堂の扉は総ガラス張りですので、中がよく見えます。
内陣中央の最奥に小さな妙見菩薩像がお祀りされているのが見えます。
本堂は閉まっていますが、中には開山の日圓上人像や、走り大黒天像がお祀りされているそうです。

本堂の前には大きなクスノキがあります。
十二支妙見の御朱印や由緒書きは、寺務所で頂けます。

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