皿尾城の空の下

久伊豆大雷神社。勧請八百年を超える忍領乾の守護神。現在の宮司で二十三代目。郷土史や日常生活を綴っています。

6月6日は楽器の日

2017-06-06 21:57:07 | 神社と歴史

本日6月6日は「楽器の日」だそうです。(全国楽器協会による)
「芸事の稽古ははじめは、6歳の6月6日に行う」という習わしに由来するそうです。この日から芸事を始めると、上達が早いといわれており、また数を指を折って数えると、六を数えたときに「小指が立つ」ことから、「子が立つ」と言われていたそうです。
 こうしたわずかな仕草や振る舞いが語源となって言葉や教えにつながるところが日本語の素晴らしいところのように思います。
 いつの時代も、親が子を愛でる気持ちに変わりわなく、その一番の喜びは「自立」であるように感じます。
娘がピアノを習いだしたのもやはり幼稚園年長に入るころだったように思います。
 楽器といえば音楽、芸能に通じ、神道でいえばアメノウズメにつながります。(天宇受売命)
 古事記の天の岩屋神話の中で、天照大御神が天の岩戸にお隠れになった際、神がかったように神楽を踊り狂って、アマテラスの気を引いたとされます。
後に天孫降臨の際に邇邇芸命に従って地上に降り立ち、芸能の神とされました。
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