土曜参観の振り替え休日を利用し、JALの整備工場見学に行きました。
近年、大手企業ではそのブランドイメージ向上のため、TVCMや各媒体による公告、webサイトなどと並んで実際の商品やサービスの現場、特に工場見学によって消費者に企業価値を見てもらうことに力を入れているようです。
ここ数年、カルビー、ヤクルト、キューピーといった食品工場に行っていますが、初めて航空会社の整備工場に行くことができました。
浜松町からモノレールに乗り、空港ターミナルの手前新整備工場で降りてすぐのところにあります。
ネット予約ができますがかなり前から申し込みを入れないと取れない状況でした。夏休み過ぎの平日とあって、子供連れはなく大人の方ばかりです。
また台湾の方が2グループ8名ぐらいいらっしゃいました。
航空機の説明や、JALの歴史などビデオ説明のあと、実際の整備工場に入ることができます。
画像にある無地の機体は、20年使用経過した期待で、この後アジア地域に売却予定の機体です。概算ですが200億で買って、35億で売却するそうです。
737型機が入庫し間近で見ることができます。
綾瀬はるか主演の「ハッピーフライト」は航空会社の現場を描いた作品です。だいぶ前に見ましたが、整備士さんは工具一つなくすことのできない厳しい仕事だったと描かれていました。空の旅はまさしく安全の上にも安全を期したものでなければなりません。悲しい事故を起こした歴史も忘れてはならないところです。
展示室ではコックピットに座ることができ、将来キャプテンを目指すこには良い思い出になります。
大きな期待のように大空を羽ばたく日が来ることを願います。