皿尾城の空の下

久伊豆大雷神社。勧請八百年を超える忍領乾の守護神。現在の宮司で二十三代目。郷土史や日常生活を綴っています。

新生活、こぎだせ!自転車

2018-04-26 22:18:02 | 物と人の流れ
新生活に必要な物は多く、物と金の動きも激しい。新年度、新学期となり早くも1ヶ月。四年生になる長男の自転車を買い換えた。まだ乗れると思うがやはり幼稚園から数えて6年。すっかり小さくなってしまった自転車。別れを惜しみながら近くのホームセンターへ。四月第一週に中学に上がった長女の自転車を買ったが、ともかく店は忙しそうだった。つい店員に販売状況をきいてしまう。春休みの二週間で300台を販売したらしい。防犯登録、受け渡し点検、不要自転車回収など、自転車の販売も手続きが煩雑だ。
とても対応しきれず、クレームになることもあったらしい。どんなに効率良くしても時間と人は限られている。
やはり人と同じ時期に動くことは混雑を生む。わかっちゃいるけど止められないと言った具合だ。

学校から帰ってくるなり、飛びのった新品の自転車だったが、ギア変則のときはペダルをこぎながらという原則がわからず、早速チェーンを外してしまう。カバーを外して直してやると、即座に乗り颯爽と走り出して行った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小宮の森と相の道天神社

2018-04-26 21:27:57 | 神社と歴史 忍領行田

 忍城南側にかつて小宮の森と呼ばれる屋敷森がありました。小宮家に関する歴史については触れませんが、近年屋敷森は伐採されあっという間に住宅地として開発が進んでいます。屋敷はなくなりましたが向かいにある天神様は今なおその姿を留めています。
 明治期に合祀政策として多くの神社が統合されましたが、無各社にもかかわらず合祀を免れたと伝わります。

本殿脇に祀られる八幡神社は氏子小宮家の裏に祀ってあったものを戦後移したともいわれています。氏子区域はすぐそばの大宮神社と重なり、主要な祭事は大宮神社で行われているようです。
 合祀政策によって神社が移されても、その後祟りがあったとして戻されたり、氏子区域の総意として合祀を止めたりすることも多かったようです。神社は地域の鏡であり、鏡は三種の神器の一つであるように、村の宝として残したいとの願いは各地にあったのでしょう。
 御祭神は菅原道真公。ご神体として享保三年の天神座像を安置しているそうです。
氏子区域は駒形の一部と持田相之道とされ、おそらくこの区域が持田の一部であると知っている人は少ないのではないでしょうか。


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする