「柎(はなしべ)」とは花の萼のことで、綿を包む萼が開き始める頃。
綿のは花は七月から九月にかけて立葵に似た淡く黄色いきれいな花を咲かせます。その五十日ほど後に実が熟し萼が弾けて白いふわふわした綿毛に守られた種子が飛び出します。この綿糸を紡ぐと木綿の糸や布になるのです。種子からは綿実油が採れ食用油としても利用されます。
なんと六千年前ごろからメキシコで綿花の栽培が行われていたとも言われてえいます。
精霊蜻蛉とも言われる薄羽黄蜻蛉。祖先の魂を乗せてくるとの伝承からこう呼ばれるようになったそうです。
昔を懐かしむように何度も同じ場所を飛び交う姿に精霊を感じる人が多かったのでしょう。
気がつけば稲穂も頭を垂れるところも見受けられ、虫の鳴き声もセミから鈴虫へと引き継がれているようです。
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