行田市民大学第六回講座はさきたま古墳見学です。二週続けて参加する事ができました。さきたま史跡博物館にて、学芸員の方の説明を聴いてから、古墳を巡る事ができます。歴史好きには最高の企画です。欠席のかたもちらほら見受けられましたが、今日も40名を越える参加者でした。
博物館二階の講義室です。埼玉古墳の特徴について説明があります。現在ある古墳は前方後円噴8基、円噴1基、小型円噴10基が検出されています。
特徴として
①前方後円噴の主軸方位が一致している。(向きが揃っている)
②古墳間が極めて狭い。
③二重の堀で囲まれている。(丸墓山を除く)
④丸墓山古墳は国内最大の円噴。
⑤稲荷山古墳出土の金錯銘鉄剣は国宝に指定され、古代大和政権の勢力が武蔵の国まで及んでいたことを証明する歴史上の手掛かり。
などがあげられます。
冷房の効いた博物館を出ると、正に炎天下。日傘をさす方も見受けられます。出てすぐに見えるのが瓦塚古墳です。六世紀中頃の古墳です。
道路渡ってすぐのところ、右側にあるのが、愛宕山古墳です。古墳群の中でもっとも小さい前方後円噴です。学芸員の方はこの古墳が一番気に入っているそうです。
実は昭和43年稲荷山古墳の発掘を行うさい、本当はこの愛宕山を掘る予定が(もっとも小さいため)、一部発掘の跡があった稲荷山を掘ったところ、鉄剣が出土したそうです。偶然の産物といったところです。
小円噴跡です。ゴールデンウィークにはここで火祭りが行われます。
下から見る丸墓山古墳です。先週のツアーでは石田三成が陣を張ったとの説明がありました。
日本一の大きさを誇ります。直径105m高さ18.9mあります。先週は代表して一人でのぼりました。丸墓山古墳がこれだけ大きな円噴なのは古代史の謎だそうです。前方噴を造る途中であった説もあるそうですが、学説は確立されていないそうです。また築造年代は六世紀前半で、稲荷山とここ丸墓山までが竪穴式石室を持つと言われています。但し丸墓山の発掘調査は今のところされていないそうです。先週にも書きましたが、発掘しても保存する技術が伴わない限り、文化庁は発掘を認めないスタンスであり、発掘と破壊は常に隣り合わせの関係であると説明がありました。
博物館二階の講義室です。埼玉古墳の特徴について説明があります。現在ある古墳は前方後円噴8基、円噴1基、小型円噴10基が検出されています。
特徴として
①前方後円噴の主軸方位が一致している。(向きが揃っている)
②古墳間が極めて狭い。
③二重の堀で囲まれている。(丸墓山を除く)
④丸墓山古墳は国内最大の円噴。
⑤稲荷山古墳出土の金錯銘鉄剣は国宝に指定され、古代大和政権の勢力が武蔵の国まで及んでいたことを証明する歴史上の手掛かり。
などがあげられます。
冷房の効いた博物館を出ると、正に炎天下。日傘をさす方も見受けられます。出てすぐに見えるのが瓦塚古墳です。六世紀中頃の古墳です。
道路渡ってすぐのところ、右側にあるのが、愛宕山古墳です。古墳群の中でもっとも小さい前方後円噴です。学芸員の方はこの古墳が一番気に入っているそうです。
実は昭和43年稲荷山古墳の発掘を行うさい、本当はこの愛宕山を掘る予定が(もっとも小さいため)、一部発掘の跡があった稲荷山を掘ったところ、鉄剣が出土したそうです。偶然の産物といったところです。
小円噴跡です。ゴールデンウィークにはここで火祭りが行われます。
下から見る丸墓山古墳です。先週のツアーでは石田三成が陣を張ったとの説明がありました。
日本一の大きさを誇ります。直径105m高さ18.9mあります。先週は代表して一人でのぼりました。丸墓山古墳がこれだけ大きな円噴なのは古代史の謎だそうです。前方噴を造る途中であった説もあるそうですが、学説は確立されていないそうです。また築造年代は六世紀前半で、稲荷山とここ丸墓山までが竪穴式石室を持つと言われています。但し丸墓山の発掘調査は今のところされていないそうです。先週にも書きましたが、発掘しても保存する技術が伴わない限り、文化庁は発掘を認めないスタンスであり、発掘と破壊は常に隣り合わせの関係であると説明がありました。
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