はじめの戦車模型づくり

老眼に悩みながらもとにかく完成させることを目指します! 2009年3月8日開設

用語の確認

2021-04-05 15:00:17 | 模型全般

以前にもブログ中に書いたことがあるのですが、

汚し作業での色々なやり方を何でもカタカナ表記することに違和感というか、抵抗がありました。

しかしながらそれらを日本語で表現するとなると文字数も増えるし、その都度、一言で微妙なニュアンスを表現することは到底出来ません。

ま、なんだかんだ言っていますが、

もうカタカナ表記は一般化していますので、違和感を持ちつつも使っていくつもりです。

ここで、自分のための確認としてカタカナ表記している作業の内容を書いておこうと思います。

参考にしたのは、以前よく読んでいたアーマーモデリングのNo.114、2009年4月号「極上」のフィニッシュワークという特集から拾い上げました。

スーパーバイザー/土居雅博氏 解説/斎藤仁孝氏

以下は、文中にある斎藤仁孝氏による解説です。
私/改めて読んで勉強になりました。間違って解釈していたところもありました。

■ウォッシングについて
基本塗装のあとの全体の色味の統一、変更(フィルタリング)、モールドを浮き上がらせて立体感の強調(スミ入れ)、雨だれ表現などで使用感を表現する(エイジング)という3つの効果を一挙に得られるとても役に立つ技法。
※ウォッシングとフィルタリングはどう違う?
「フィルタリング」は、ある面に対して任意の色で膜(フィルター)をかけて色のコントロールをするという、ウォッシングの中から一つの機能を分離、特化させた技法。スミ入れやエイジングは別にする必要があります。

■退色表現は「フィルタリング」と違うのか?
模型雑誌上などの製作記事で、油彩を点々と模型表面に付けて伸ばしていく技法を「フィルタリング」と呼んでいるのをしばしば見かけますが、それは間違いです。
薄めたエナメルや油彩を面に塗って色調のコントロールをするのがフィルタリング、油彩を伸ばすのは退色表現です。

そうか、これからは油彩を点付けして伸ばしいる作業は、退色表現と記することにしますか。

以上、ちょっと振り返って作業の内容を整理してみました。

 

 

コメント (8)
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