履帯の組立に入ります。
ここ数年のタミヤの定番、部分連結式です。
タミヤはこの他に従来通りのベルト式キャタピラも梱包してくれているのでまさに万人向けのやさしい気遣いですね。
写真を見てもわかる通り押出しピン跡がありません。
しかし不思議なことにこのJAGDTIGER(35295)はJSU-152(35303)より先に発売されていて押出しピン跡が無いのに後から発売されたJSU-152にはしっかり付いています。この謎は組立中に私なりにわかりましたので後日お話しようと思います。
部分連結式のため、組立はすんなりといきました。
この幅広いキャタピラがJAGDTIGERの魅力の一つに違いないでしょう。
IV号戦車以降の車両はサイドスカートがはずれて車体からはみ出ている履帯がなんとも迫力を感じます。
搭載される55口径の128mm砲。128mm×55=7.04m。長い
こいつは距離2000mでの装甲貫通力はほぼ15cmに達し、連合軍のどの戦車であっても3km以上の距離で撃破することができたらしい。凄まじい威力だ。
まだ組立途中ですが、我慢できずに(笑)71口径88mm砲搭載のElefantと並べてみました。
Elefantも重量級ですが、さすが第二次大戦時の最重量級戦車。それを上回る大きさが実感できます。在庫にSTURER EMILがありますのでいつか3台を並べてみたいです。
チッピングを行おうと思いましたが、その前にネットで検索すると実車はあまり傷が目立っていません。
シェリダンは車体がアルミ合金製の溶接車体、砲塔は圧延鋼板のようです。
アルミは軽量で傷は付きやすいが錆にくいのでいわゆる「チッピング」は目立たないのでしょうか。
砲塔は鋼板であればそこそこ傷から錆も付いてくると思います。しかし砲塔だけチッピングをしても絵的にはバランスが悪くなりそうなのでここはチッピングは却下いたしました。
その代わりもう少し車体にメリハリを付けたいのでローアンバーでサイドパネルを中心に強めにスミ入れを行いました。
ウエザリングは今回はタミヤのウエザリングマスターAセットを使用。
下地にサンド、その上にムラっぽくライトサンドを叩きました。
なぜピグメントを使用しないかというと以前Ⅱ号戦車でピグメントを使用して「きなこもち戦車」にしてしまったことがあります。
今回はあっさり系狙いもありウエザリングマスターにした次第です。
あとは灯火類、ペリスコープを塗って次回完成予定です。
1916年、ソンム会戦にて始めて実戦に投入された戦車、イギリスのMk.I。
確かに戦車という戦闘車両を始めて投入したのはイギリスでしたが、開発はフランスもドイツも同時期に進めていたらしい。
塹壕線で膠着した戦線を打開しようとして開発されたわけだが、人間考える事はどこの国もそんなに変わらないってことですかね。
AIRFIXらしくすっきりした部品点数(笑)。
正確かどうかはわかりませんが、リベットも良く表現されています。
チイサナセンシャさんの作例でAIRFIXにあることは知っていましたが、今までshop等で出会えずにいたところ、ヨド○シ.comにあったので迷わずポチいたしました。
戦車のルーツ、Mk.I、作るのが楽しみです。(クロムウェルはどうしたのは置いといて)
ところでこのキット、箱は1/76で組立説明図には1/72となっています?