awayの広島戦は3季連続の敗戦。
しかし優勝をめざすチームに連敗は許されない。
高ぶる気持ちを抑えながら、ホーム日産スタジアムへ。
新横浜から入る東ゲート橋の入り口にあるWelcome Board。
ゲートを進むと右手には東ゲート広場があり、
広場で催されるトリコロールランドではバンド演奏や各種アトラクション、楽しいゲームなどでいつも大盛り上がり。さらにいろいろな出店ブースもあって試合前に楽しい時間を過ごせます。
手前に見える階段を昇るとスタジアムのホーム入り口へ。
この東ゲート入り口と広場の間にはクラブグッズが売っているトリコロールワンスタジアムショップがあり、観客数が多いときには入場制限になることもあります。
残念ながら今日は平和?
ショップ入り口
今回はさらっとですが、ホームスタジアム周辺を紹介しました。
さあ、いよいよゲーム開始。今回は1階の出来る限り中央寄り(指定席よりw)で観戦。
ホームゲームなのでサポーターも大いに勝利を期待。
しかし相手は昇格組ながら前節では名古屋に勝っている甲府です。油断はできない。
集中して試合に入り先制点を獲って欲しいと思っていると、
開始11分、俊輔の右CKを
ドンピシャのタイミングで
谷口選手が強烈ヘッディングでGOAAAAAAAAL
おお、そこにタニがいた ハーフナーに競り勝っている
今日は幸先いいぜ。
ボールはマリノスが支配している感じ。前線にもよくが通る。
するとペナルティエリアの端でボールを受けた千真が相手DFを交わし、
DFの間をねらって左足を振り抜くとは
ネット左スミにGOAAAAAAAAL
これぞFW ナンバー9だぜ。
さらにサイドも機能しはじめ、相手の両サイドを積極的に責め立てていると
タニが起点になり千真にパス、千真から最前線で受けた大黒選手が
振り向きざまにシュートすると
GOAAAAAAAAL
さすが’06年代表FW
まだ前半の半分でもう点
絶好調のFW陣。前半の終了間際にも
左ハーフサイドでを受けた千真がサイドをえぐり
サイドバック顔負けの見事なクロス、
それにあわせた大黒の素晴らしいヘッドで
またもやGOAAAAAAAAL
前半で点も入っちゃった
結果、対で勝利。
昨季、点がとれないもどかしさを感じた試合が多かったが、
今のところFW陣がしっかり獲れている。
FWの能力も大きな要素だと思うが、チーム全体の意識がきっちりと前へ前へ、つまり守る時はしっかり守ってボールを奪った時の攻撃への切り替えの意識が統一されているのでそれがうまくFWへボールが渡っているのだろう。
結果としてトップ下に谷口選手を起用したベンチの策がドンピシャとなった訳だが、
個人的には今日の試合の縁の下の力としては小椋、兵藤の両選手だと思う。
実質、大黒、千真、谷口選手の3トップ状態の時間帯が長い中で、さらに俊輔も自由に動き回ってしまっているわけであるから、DFラインと前線の間の調整役として小椋選手の役割は重要だった。
兵藤選手もハーフライン付近からの敵味方のゾーンでのボールのポジショニング、また奪取の役割が無かったら前半で4点も獲れていないかもしれない。この両選手の相手へのプレスも相当効いているはずだ。
もちろん、トップ下の谷口選手の運動量も素晴らしかった。まさに前川崎Fの監督の言葉、「そこにタニがいる」を実践してくれた。
ハーフナーマイク選手に対しては中澤選手と栗原選手で徹底的に挟み込みほとんど仕事をさせなかった。後半、甲府の20番の選手がマイクを目標にしてロングボールを蹴り出して少し機能しかけたが時すでに遅しの感があった。
試合も終盤にさしかかった時間帯には中澤、栗原選手がサイドを駆け上がる場面もあり多いに盛り上がった。勇蔵がドリブルすると相手選手が倒れていく、まさに重戦車並だ。
次節は開幕から負け無しの仙台。暫定位だったマリノスだが今日みちのくダービーを制した仙台に抜かれ位となってしまった。
メンタリティー、そしてホームを考えれば次節は本当に苦しい闘いが予想される。
しかし全てのタイトルを獲ると宣言した以上、こちらも上位の相手に勝たなければ実現できない。
敬意を持ってたたきつぶそう。
ヴァンフォーレ甲府のサポーターの皆様、ご来場ありがとうございました。
2011年5月21日(土)日産スタジアム
第12節 横浜F・マリノス 4 対 0 ヴァンフォーレ甲府
得点
11分 谷口博之
17分 渡邉千真
25分 大黒将志
40分 大黒将志
警告
53分 谷口博之
90+1 ハーフナーマイク
ヴァンフォーレ甲府の20番、片桐選手はスピード、突破力があり、さらに精度の高いフリーキックも併せ持つ素晴らしい選手だと思った。かれがスタメンで前線への突破、さらにマイクへの精度のたかいロングボールを供給していたら完封はできなかったかもしれない。
18番の柏選手のテクニックも素晴らしい。やはりサイド攻撃でマイクへ正確なクロスをされたら防ぎきれなかったかもしれない。