はじめの戦車模型づくり

老眼に悩みながらもとにかく完成させることを目指します! 2009年3月8日開設

コルセア F4U-1 タミヤ 1/72 #15 完成

2021-06-03 22:07:11 | 第二次大戦 アメリカ機

VOUGHT F4U-1
BIRD CAGE CORSAIR
南洋の海賊

1944年1月ラバウル上空にて零戦と空中戦
海兵隊第214戦闘飛行隊”ブラックシープ”
グレゴリー・ボイントン少佐搭乗機
Maj. Gregory Boyington, VMF-214 "Black Sheep"

実機データ
エンジン:P&W・R-2000-8ダブルワスプ2000馬力 最大速度:636km/h 
最大航続距離:2570km 武装:12,7mm機銃×6

タミヤ1/72のヴォート F4U-1 バードケージ コルセアが完成しました。
コルセアは、逆ガルタイプの主翼がトレードマークのアメリカ海軍の傑作艦上戦闘機。
群を抜く戦闘能力を持っていましたが、空母着艦時の視界不良が問題とされ、その多くが陸上基地から活動してその名を高めました。
今回選んだマーキングもそんな陸上基地で活動していた「海賊」を選んでいます。
南洋の基地での活動を想像して、機体には海潮による塗装の劣化、強い紫外線による塗装の退色をイメージしてウエザリングをしてみました。
やはり塩梅が難しく、実機の写真を探して作業をしましたが、どうしても不自然な部分が発生してしまいました。
油彩の拭き取り方が少し粗かったか、写真をアップする段階で筆目が荒く多く残っているのに気が付きました。
痛恨のチョンボは、アメリカの星マークのデカールの上下に気が付かず貼り方を失敗。
タミヤにデカールの在庫がないため、急遽もう1つキットを購入して対処しました。
そのデカールもシルバリングがチラホラとあり、どうも最近はずっとデカールを失敗している状態です。
相変わらずそこかしこにアラがありますが、南洋という酷暑で活躍したコルセアをご笑覧くださいませ。

排気ガスの色を間違えてしまいました。
後ほど修正して差し替える予定です。(6月4日追記)

▼修正前

▼修正後です。重ね塗りしたのでだいぶ濃くなってしまいました(反省)

▼修正前

▼修正後

▼修正前

バーントアンバーをオリーブグリーンに間違えてしまったため、修正しました。
まったく情けない間違いです。

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コルセア F4U-1 タミヤ 1/72 #14 ウエザリング

2021-06-03 15:00:10 | 第二次大戦 アメリカ機

コルセアのウエザリングを続けます。

▼主翼に部分的に潮焼け?をつけます。
油彩のチタニウムホワイトにほんの少しアイボリーブラックを足したグレーを細筆で付け、平筆で擦って薄くしました。

▼もう少し変化をつけたかったのですが、まあうっすらと変化がついたので良しとします。

▼潮がついた感じの汚れをスポンジではなくドライブラシ用の筆で軽くつけていきます。
グレー(チタニウムホワイト+アイボリーブラック)で付けています。

▼プロペラはスポンジチッピングの要領で付けていきました。

▼水平尾翼にハイライト処理をします。
水色(ウルトラマリン+チタニウムホワイト)で付けています。

▼実機の写真を参考にしながらウエザリングをしていきました。
一部分にかなり白っぽくなっている機体があったので左翼前方の空気取り入れ口?付近につけてみました。
ドライブラシの要領で付けています。

▼島嶼地帯の基地で活動していたので車輪周りをピグメントで汚します。
クレオスウエザリングカラーのホワイトダストをベース液にしてライトダスト、ドライマッドを擦り付けていきます。

▼見事に沈殿していますが、今回は溶液と共に使うので攪拌して取り出します。

▼ほぼウエザリングが終わりました。

灯火類を指定のクリア色で塗装したのち、次回は完成写真をアップしたいと思います。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コルセア F4U-1 タミヤ 1/72 #13 経年変化とウエザリング

2021-06-01 20:59:11 | 第二次大戦 アメリカ機

油彩を使って経年変化した退色表現をしました。

▼使用した油彩は、チタニウムホワイト、ネイプルスイエロー、ウルトラマリン、オリーブグリーン、ローアンバーの5色です。

▼機体上面から始めます。細筆で油彩を点付けしていきます。
まずは主翼から始めました。

▼いつものように綺麗なターペンタインで筆を湿らせ、拭き取っていきます。

▼同じようにして今度は機体も作業していきます。

▼機体上面が終わりました。

▼機体下面も同じように退色させていきます。

▼こんな感じになりました。

▼排気管からの汚れを機体に付けます。
油彩のアイボリーブラックにほんの少しバーントアンバーを混ぜて排気管の先に少しつけて平筆で伸ばしていきました。

▼セピアで主脚格納庫からの油漏れの汚れを付けていきます。

▼アイボリーブラックで機銃排莢口の汚れを付けます。

▼平筆で擦って跡をつけました。

今回はここまでです。次回は機体上面のウエザリングの後、紫外線で塗装が焼けた処理をしたいと思います。

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コルセア F4U-1 タミヤ 1/72 #12 スミ入れ

2021-05-31 18:22:01 | 第二次大戦 アメリカ機

コルセアに墨入れをしていきます。

▼機体上面はタミヤパネルラインのブラックを使いました。
左側が済んだ状態。右はまだの状態です。

▼機体下面はブラックだとコントラストが強すぎてしまう気がするので、油彩のローアンバーを使いました。

▼はみ出した部分をターペンタインで拭き取りました。
飛行している時の空気の流れを意識して、前から後ろへ筆を動かして拭き取っていきました。

▼主脚支柱、尾輪支柱、各格納扉、格納庫内も同じくローアンバーで墨入れし、ターペンタインで拭き取っています。

今回はここまでです。次回は経年変化による退色表現をしたいと思います。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コルセア F4U-1 タミヤ 1/72 #11 デカールの貼り直し

2021-05-30 17:15:11 | 第二次大戦 アメリカ機

デカールの貼り直しを進めます。

▼今度は間違えないように確認しながら1枚目を昨日、貼っています。

▼一晩乾燥時間をとり、今朝2枚目を貼りました。
当然、今度はぴったりあっています。良かった、良かった

▼1時からサッカーの試合をDAZNで観戦。マリノス、見事に勝利。
良い気分でつや消しコートをかけます。油彩での仕上げを考慮し、スーパースムースクリアを使いました。

次回は、ピンウォッシュ(スミ入れ)にかかりたいと思います。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コルセア F4U-1 タミヤ 1/72 #10 やってしまったチョンボ

2021-05-23 17:24:31 | 第二次大戦 アメリカ機

コルセアのデカール貼りが終わりました。

Choro-Poo様、0-sen様、アドバイスありがとうございました。とても助かりました。

▼しか〜し、やってしまいました。大チョンボ。

みなさん、お分かりですよね。星が天地逆となっています

▼機体側面に2枚目の星を貼る時にどうも1枚目と合わなかくて焦ったのです。
その時、あ、天地があるんだこのデカールと気がつきました。
幸いの事に主翼、側面の3箇所の赤フチのデカールは正常に貼ってありました。

そういえば、赤フチのデカールの丸の部分にアタリが付いていたんです。
なんだろうと思っていたのですが、あれは星の先端に合わすアタリだったんです。

主翼下面を貼る時、それに気がつきましたが時すでに遅し。
下面は天地を逆に貼っていました。仕方なく星は逆になったというのが真相です。

あ〜あ、ショック。でも勉強になりました。
お恥ずかしい一件でした。

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コルセア F4U-1 タミヤ 1/72 #9 デカール

2021-05-22 13:57:21 | 第二次大戦 アメリカ機

デカール貼りにかかりました。
雨が降る日が多くて、なるべく降っていない時を見計らっていたら少し時間がかかってしまいました。

▼主翼根元に貼る黒線をピンセットで摘んで貼ろうとしたら破いてしまいました。
そんなに引っ張った覚えはないのですが、仕方がないので塗装に切り替えます。

▼クレオスラッカーつや消しブラックを使いました。

▼ハイライトはほんの少しグレーを混ぜて中心部分に軽く吹きました。
このあとデカールを貼り始めたのですが、雨が激しくなったので中断しました。

▼本日、デカール貼りを再開しました。
マークセッター、マークソフターは瓶の蓋についている筆は固く、そして多めに溶液が付いてしまうため、今回は平筆を使ってセッターはキットにソフターはデカールに溶剤を馴染ませました。
特にマークソフターは優しくデカールに馴染ませました。
キャノピー前方にある白線のデカールにシルバリングを起こさせてしまいました。
このデカールを貼る時に、くるくるとデカール自体が丸まってしまいパニックになりました

▼デカールが大体貼り終えました。
私が選んだマーキングの国籍マークは、赤フチがあるタイプでデカールを2枚を貼り合わすようになっています。
赤フチを貼ってあるのでこの上に星マークを貼るのですが、恥ずかしながらデカールの貼り合わせはやったことがありません。

少し乾燥時間をおいて星マークを貼ろうと思いますが、このまま貼って大丈夫なのか、それとも再度クリアコートしてから貼った方が良いのか悩んでおります。
ご教示いただくと大変助かります。よろしくお願いいたします。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コルセア F4U-1 タミヤ1/72 #8 基本塗装の修正

2021-05-16 18:54:15 | 第二次大戦 アメリカ機

コルセアの機体の塗装を修正しました。

▼まずは上面から修正していきます。
ムラが強すぎるように感じたのでC365グロスシーブルーを少し吹き足しました。
これで前回より落ち着いた雰囲気になったと思います。

▼下面も同じようにC366インターミディエイトブルーを吹き足しています。
さらにホワイトを少し足し、パネルのつなぎ目を出発点として前から後ろへエアブラシをかけて退色した雰囲気を出しました。
実際はどう退色するのかわかりませんが、自分のイメージでこんな感じがいいなとやってしまいました。
なお、マスキングを剥がして塗装をチェックしたところ、若干の吹き残しがあったので筆塗りで修正しました。

▼排気管?とピトー管の先端をタミヤアクリルで塗り分けました。

▼主脚支柱、格納庫カバー、尾輪、尾輪格納庫カバーを接着しました。
尾輪と一体になっていた着艦フックは指示により切り取ってあります。

▼クリアコートを吹く前に静電気防止ブラシでホコリを取っておきます。

▼クレオスラッカーGX100スーパークリアIIIでクリアコートをかけました。

今回はここまでです。次回、デカール貼りにかかりたいと思います。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

F4U-1 1/72 #7 基本塗装2

2021-05-12 23:36:28 | 第二次大戦 アメリカ機

基本塗装の続きです。

▼ふと気がついたら主翼下面はホワイト1色ではありませんでした
思い込みと言うのは恐ろしいです。
折りたたみ翼の下面はインターミディエイトブルーとなっています。

▼主翼下面を塗装するついでに主脚、尾脚カバーの表面を塗装するのを忘れていました
仕方ないのでこの際、やってしまいます。まずは簡単にマスキングしておきます。

▼ベースにC-316ホワイトを吹き、ハイライトはC-62ホワイトを少し足して吹き重ねしました。

▼インターミディエイトブルーを塗装するためにマスキングしていきます。
くう様がブルタックを迷彩塗装の作業に使っていたのを参考にして機体の境目に使いました。

▼シャドウをホワイトで塗りつぶしてしまっていたので再度エアブラシしました。

▼クレオスC366インターミディエイトブルーをシャドウを残しつつ、ムラっぽくエアブラシしました。
垂直尾翼、機体側面も塗装図にしたがって吹いています。

▼主翼上面、機体上面をエアブラシするためにマスキングします。
ここもマスキングテープに加えて一部ブルタックを使いました。

▼C365グロスシーブルーを機体下面と同じようにシャドウを残しつつ、ムラっぽくエアブラシしました。
かなり濃いブルーというか紺なので、シャドウ近くに吹くとシャドウがほとんど見えなくなります。

▼C365グロスシーブルーにC366インターミディエイトブルーを少し足し、ハイライト1として吹き重ねました。

▼さらに埃っぽさを出すためにハイライト1にC325航空自衛隊F-1迷彩色(グレーFS26440)を加えてハイライト2としてパネル中央にスポット的に吹いていきます。
AFVだったらダークアースとかバフを混ぜるところですが、あまり土色に近いのも飛行機には合わないと思いグレーにしました。

▼ハイライト2にC-62ホワイトを少し多めに足してハイライト3を作ります。
カラーモジュレーションっぽくパネルの縁からグラデーションをつけました。

▼機体上面、主翼、水平尾翼にハイライト3をパネルの中心をメインに吹いていきました。
なお、ハイライト3は後ほど調整が必要になった場合に備えて小瓶に保管しておきました。

ガダルカナル の強い日差しと潮風によって退色した機体をイメージして塗装してみました。
オーバーな感じになっていますが、フィルタリングで落ち着くことを願っています。

次回はマスキングを剥がして、塗装のチェックをして修正及び細部の塗り分けに進みたいと思います。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

F4U-1 1/72 #6 基本塗装1

2021-05-11 21:55:32 | 第二次大戦 アメリカ機

▼真鍮線をさした穴に隙間があるのでエポキシパテで埋めておきました。

▼主翼根元にダクト口が別パーツとなっていて接着していたのですが、隙間があったのでエポキシパテで埋めました。
作業した後で思ったのですが、果たしてここは埋めて良かったのか? と言う気がしていますがもうあとの祭りです。

▲▼キャノピー枠と機体下面にある窓枠に機内色を塗装しておきます。

▼真鍮線に替えたピトー管へメタルプライマーを塗布しておきます。

▼機体色は明るくしたいのでサーフェイサーはホワイトを使いました。

▼ラッカーブラックでパネルラインを中心にシャドウ吹きしました。
ボワッとなってしまったところがあります グロスシーブルーの濃い部分なのでこのまま進めてしまいます。

▼やっと機体色の塗装に入りました。
まずは機体下面色ノンスペキュアー・イグニシアホワイトの部分は、ラッカーC-316 FS17875ホワイトを使って塗装していきます。
シャドウを意識的に残しつつ、エアブラシを均一に吹かずに細かくわざとムラっぽく吹き付けていきました。

▼次に先程の下面色にホワイトを少し足してハイライト色として塗装していきます。
これも均一には吹かないで、主にパネルの中心や主翼前方の端などにランダムに吹いていきました。

今回はここまでです。
次回はマスキングテープとブルタックを使ってグロスシーブルーとインターミディエイトブルーを塗り分けていこうと思います。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする