はじめの戦車模型づくり

老眼に悩みながらもとにかく完成させることを目指します! 2009年3月8日開設

涼月 1/700 #6 竣工

2020-12-11 21:24:19 | WL 1/700 駆逐艦

涼月 防空駆逐艦秋月型 3番艦
昭和17年12月29日 三菱長崎造船所
公試排水量:3,470トン
水線長:132.0メートル 最大幅:11.6メートル
出力:52,340馬力 速力:33.58ノット
主砲:10cm65口径連装高角砲/4基 機銃:25mm3連装/7基
魚雷発射管:61cm4連装発射管/1基
同型艦、秋月、涼月、初月、若月の4隻で第61駆逐隊を編成した。
昭和20年4月6日、大和水上特攻作戦(天一号作戦)において戦艦大和防衛任務にあたる。
大和防衛のために対空射撃を行なったが、米軍機の猛攻を受け、艦橋全損、機関部並びに船体前部切断損傷の大被害を受け、撃沈されたものと認識されたが、後進で佐世保に帰還することに成功し、武運の強さをみせた。
佐世保工廠の修理で艦橋を角型の簡易構造に変更され動力を失ったまま佐世保に防空砲台として設置され、佐世保空襲の際には、襲来してきたP51マスタング戦闘機を一機撃墜の成果を上げている。
防空砲台の状態で終戦を迎える。終戦後は船体上の構造物を撤去の上、姉妹艦冬月と共に福岡県若松港の防波堤となった。

アオシマ1/700、涼月を完成とします。
タミヤのパネルラインのブラックを墨入れ及びウォッシングして完成としました。
今回は防空駆逐艦の勇姿を保ちたい気持ちがあって油彩によるウエザリングは行いませんでした。
拡大した写真では砲口、砲身のパーティングラインが目立っております。どうかご笑覧くださいませ。

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

涼月 1/700 #5 組立終了

2020-12-10 22:26:44 | WL 1/700 駆逐艦

組立の続きです。

▼装載艇(艦艇に搭載するボート)が付いている支柱を船体に接着するために0.8mmピンバイスで取り付け位置に穴を開けて取り付けました。
芋付けでは場所もうまく定まらないし、なにしろ接着が心許ないです。
穴を開けるときにはげてしまった塗装及び瞬間接着剤の跡は、船体をエアブラシしたときに残った塗料を筆塗りしてごまかします。

▼組立ながら細部の塗り分けを筆塗りしました。修正もあります。
組説の指示で内火艇の上側をタミヤアクリルXF-2ホワイト、同じくカッターの内側をクレオスラッカーC-43ウッドブラウンで筆塗りしました。C-606リノリウム色は銃座の取り付け時に瞬間接着剤で塗料がはげてしまった部分の修正に使いました。

▼カッターの支柱、装載艇の支柱のランナーから切り離した未塗装の部分及びエアブラシでの吹き漏れしたところで筆でレタッチしました。

▼組立及び塗り分けが終わったのでクリアコートをかけました。
なお直前にイカリを塗り忘れていたのでタミヤアクリルX-10ガンメタルを塗っておきました。

次回、油彩でピンウォッシュ、ウォッシングをして完成としたいと思います。
今回、ウエザリングは軽くさっぱりめにしたいと思います。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

涼月 1/700 #4 細部塗分〜組立

2020-12-04 22:34:46 | WL 1/700 駆逐艦

細部の塗り分けをしながら組み立て行きます。

▼タミヤアクリルを使用しました。機銃はX-10ガンメタル、煙突先端はXF-1ブラック、探照灯はXF-16フラットアルミ、鋼索用絡車の巻取り部分はXF-60ダークイエロー、甲板上の突起(多分通風筒)は船体色で筆塗りしました。

▼艦橋、煙突を船体に接着した後、マストを取り付けました。
マストを折らないよう注意しながらパーティングラインをサンドペーパー、ナイフのカンナ削りをかけながら消していき、船体に取り付けました。
九二式4連装魚雷発射管、25mm3連装機銃と銃座の一部も取り付けています。

今回はここまで。次回はマストの乾燥を待って組立の続きをしていきたいと思います。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

涼月 1/700 #3 基本塗装

2020-11-30 23:32:21 | WL 1/700 駆逐艦

▼船体色として使ったクレオスのC-32軍艦色が瓶生では少し暗い感じでしたので、ホワイトを少し足して再塗装しました。
軍艦色:ホワイト=2.5:1の割合で混合し、エアブラシしました。全面に吹きつけるという感じではなくハイライト的な雰囲気で甲板上は全面、側面は上方を中心に軽くグラデーションをかける意識で吹いています。
実際はほとんどグラデーションになってはいませんが 
構造物も上方を中心に吹き、砲塔は主に上面にエアブラシしています。
残った塗料は後ほどのタッチアップ用にと小瓶に移しておきました。

▼船体をマスキングして艦底をクレオスC-29艦底色でエアブラシしました。

▼甲板のリノリウム色を塗装するためにマスキングをしておきます。
きっちりマスキングするのは無理なのでエアブラシ後のタッチアップを想定しています。

▼リノリウムをクレオスラッカーC-606日本海軍リノリウム色でエアブラシしました。

▼上部構造物と甲板の面した部分、船体との分かれ目に塗料が回っていないのでエアブラシした時の残りの塗料を細筆でレタッチしました。

▼逆にリノリウム色がはみ出してしまったところは取っておいた軍艦色を使って同じく細筆でレタッチしておきました。
甲板上の突起物も軍艦色で筆塗りしています。

今回はここまでです。次回は構造物とマストを塗装しながら組立ようと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

涼月 1/700 #2 船体の修正〜塗装

2020-11-29 18:53:37 | WL 1/700 駆逐艦

船体を接着しましたが、艦首にヒケがあるのでパテで修正します。
タミヤホワイト ラッカーパテをそのまま爪楊枝に付けてヒケの部分に塗っています。

▼パテが乾燥したのを確認して#400の紙ヤスリでざっと修正し、そのあと#600をかけて修正しました。
舷窓を0.6mmピンバイスで付けていきます。
曲がりを防ぐため、飛行機のリベット付けの時に使用した筋彫り用ガイドテープを貼ってアタリとしています。

▼箱絵を参考にして空けました。イメージなので大体です

▼塗装に入る前にサフを吹きます。使ったのは瓶入りのタミヤホワイトサフ。
乾いたあと、表面を確認したらだいぶ埃がついてしまっていたので#600の紙ヤスリで擦って落としました。
なんでこんなにというぐらい付いていました? 床に落とした覚えはないんだけどなあ。

▼基本塗装をしました。クレオスラッカーC-32軍艦色(横須賀)です。
瓶生でエアブラシしましたが、思ったより暗いですね。それと奥まったところに吹き残しがあるし

少しホワイトを足してもう一度エアブラシします。
その後、マスキングして甲板をリノリウム色で塗装、細部の塗り分けに進みたいと思います。

救命ボートの支柱が芋付となっています。さらに接着位置のアタリが甲板に付いていないのでインストにある平面図と合わせながらの取り付けとなりそうです。面倒くさそう

▼箱の裏絵は甲板の塗り分けも、舷窓も印刷されていません。
幸い組立説明図内の平面図に塗装指示がありました。舷窓は前述の通り箱絵を参考にしています。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

涼月 1/700 #1 起工

2020-11-27 17:47:18 | WL 1/700 駆逐艦

飛行機、戦車と作ったのでお船に手をつけました。
2014年8月に購入したアオシマの帝国海軍の駆逐艦 涼月を選びました。
防空駆逐艦秋月型の3番艦です。昭和17年12月29日三菱長崎造船所で竣工しました。
幾たびかの損害を受けながら終戦時に残存していました。
防空駆逐艦は艦隊決戦から航空兵力が戦闘の中心に変わってからは雷撃重視だった従来艦に比べて残存率が高まったようです。

▼パーツは以下の通りです。ややバリがありますが、マスト類はそれほど太い感じはせず、兵装もパーツの状態を見ながら付属のディテールアップパーツを選んでいこうと思います。

▼姉妹艦のパーツが流用されています。
これは秋月用ですね。

▼こちらは初月、涼月兼用でしょうか。

▼重りの板の長さが船底のくぼみより長いです
瞬間接着剤を付けてはめる時に気がつきました。そのまま接着して仮止めとしてセロテープで抑えています。

▼船底と船体を接着する前に仮合わせしたところ、どうも重り板が上の船体にあたるようでぴったり貼り合いません。仕方がないので船体裏の突起物を削り取りました。

▼船体上下を貼り合わせます。

今回はここまで。乾燥後、箱絵を参考にして舷窓を付けていこうと思います。
なお組立はいつも通りの素組となります

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1/700 響 #4 竣工

2020-05-06 15:06:50 | WL 1/700 駆逐艦

響 吹雪型(特型)III型 22番艦
昭和8年3月31日 舞鶴工廠
基準排水量:1,680トン
水線長:115.3メートル
出力:50,000馬力 速力:38ノット
主砲:12.7センチ連装/2基 魚雷発射管:61センチ3連装発射管/3基
機銃:25ミリ3連装/5基、13ミリ単装/2基
昭和22年(1947年)7月5日、賠償船としてナホトカでソビエト海軍に引渡

タミヤ1/700 響、完成とします。
最後にタミヤエナメルのライトシーグレーにホワイトを足して少し強めにドライブラシを施して使用感を出しました。
相変わらずのバリ、隙間、パーティングライン残りなどがある拙い出来ですが、晒します。
艦尾の軍艦旗は付属のデカールは使わずストックの中からシールを選択して掲げました。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1/700 響 #3 ウエザリング

2020-05-05 19:20:29 | WL 1/700 駆逐艦

基本塗装と組み立てが終わりました。

▼この後のウォッシングなどに備えてコートをかけますが、今回は半つやコートにしました。

▼タミヤパネルラインのブラックを主砲、魚雷発射管に流し込んでメリハリをつけます。
流し込んだ後にエナメル溶剤で拭き取りました。

▼船体全面に油彩ローアンバーでウォッシングをしました。
そのあと、側面にウルトラマリン、チタニウムホワイトを小さく点付けしていき、綺麗なペトロールを筆につけて上下に動かして経年変化をつけました。

▼バーントシェンナでサビ垂れをつけます。

▼今回は歴戦の強者として終戦まで戦い抜いた艦なので経年変化とサビは少し強めに表現してみました。
アラがいっぱい見えますが、ちょっと寄って撮っています。

艦船でサビをチッピングしたのは初めてでした

次回、完成の予定です。

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1/700 響 #2 基本塗装

2020-05-04 17:37:53 | WL 1/700 駆逐艦

▼とりあえず塗装に進めるまで組み立てました。
構造物はまだ接着していない部分が結構あります。

▼塗装するために実際はこんな状態です。

▼サーフェイサーを吹いて表面の状態をチェックします。
まあまあOKでした。

▼サーフェイサーを使ったのでエアブラシの掃除をしておきます。
サーフェイサーが固まると通常の塗料に比べて掃除が大変なのでサフを使った後は必ず掃除しています。
いつもは塗装作業が終わったあとにするのですが、今回はサフを使用した後に念のため済ませておきます。
なお、いつもクリーナーは使わず、エアブラシ専用薄め液で「うがい」、ニードルの拭き取りをしています。

▼割と忘れるのが吹き出し口の掃除。私だけかな?
ここを拭き忘れて塗装作業を始めた時、何かうまくエアーが出ないなあ、と思って何とか吹けるようにするために思いっきり塗料を薄めてえらい目にあったことがあります。
拭き忘れたことを思い出して拭いた後に吹いたら、塗料を薄めていたことを忘れていて思いっきり薄い色を吹きつけてしまいました(笑)。リカバリーに苦労した覚えがあります。

▼さて、掃除も済んだので、基本色クレオスの特色SC01 舞鶴海軍工廠色を吹いていきます。

▼乾燥後、マスキングをして艦底をクレオスC-29艦底色を塗装します。

▼続いてリノリウム色をマスキングした船体上部に吹きました。

▼煙突上部の黒もマスキングしてエアブラシしています。

▼リノリウムの塗装はマスキングが良くない(下手な)部分があったので筆塗りで修正しました。
ついでに甲板の突起物を船体色で筆塗りします。

筆塗りでムラができましたが、つや消しコートかけやウエザリングでそれほど目立たなくなると思いますのでこのまま進めます。

次回は構造物の接着とカッター類の接着も進めてつや消しコートの後、ウエザリングにかかりたいと思います。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1/700 響 #1 起工

2020-05-02 20:57:39 | WL 1/700 駆逐艦

2019年11月に購入したタミヤの駆逐艦「響」を起工します。
「響」は日華事変の冒頭から戦闘に参加し、終戦まで戦い抜いた駆逐艦です。
大戦中は数度にわたって大損傷を受けながら沈没を免れるという武運に恵まれた武勲艦でした。
キットの内容は対空兵装が強化された改装後となっています。

▼パーツはランナー2枚。他は艦底と船体のパーツ、重り、デカールとなっています。
写真にはありませんが、いつものように兵装のディテールアップパーツのランナーが1枚付いています。

▼組立説明書。表面は艦についての説明。裏面が組立説明となっています。

▼組立はまずは船体から。艦底と船体を接着します。
艦首にヒケがあるのでパテ埋めし、修正しました。

▼舷窓が無いのでパッケージの裏面の図を参考にしてつけます。
スジボリ用テープを貼って位置を決めます。コピックで穴の位置を書いていきます。

▼ピンバイスで0.3mmの穴をあけていきました。

▼舷窓は、こんな感じになりました。
それとこのキットには碇が付いていないのですが、幸いディテールアップパーツにあるのでそちらから流用することにします。

▼タミヤの塗装指示には甲板のリノリウム色の塗装指示がありません。
今回はネットで調べて塗装しようと思います。

▼ここまで組み立てました。主砲、魚雷発射管、25mm3連装はディテールアップパーツを使っています。
塗装を考慮してまだほとんどの構造物は船体に接着してはいません。
マスト類はこれからの組立ですが、果たして今回は完成まで折らずに済むでしょうか(笑)。

構造物の組立が終わったら、まずは船体の塗装にかかりたいと思います。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする