ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

カスタマイズし放題!四川辣麺。

2016-10-25 23:35:01 | うまいもん
いい思い出は少ない東京単身赴任時代に戻りたいとはあまり思わないが、時々東京が恋しくなる時がある。
ラーメンの選択肢が、大阪とはケタ違いなのだ。

以前にも書いたが、例えば大阪はウマい担々麺やスーラータンメンの店が極めて少ない。
二郎系ラーメンやつけ麺だって、出て来たのはこの10年ほどだ。
そこへ行くと、例えばウマい担々麺なら秋葉原の雲林坊。スーラータンメンなら揚州商人、と好きな店が東京ではスッと出て来た。

大阪でウマい担々麺は期待出来ないのか?
そんな事を考えているうち、こんな店の存在を忘れていた。
チェーンの「四川辣麺」である。

10年ほど前に来た事があるだけで、もうその存在すらも忘れていた。

ランチは、こんなん。

うむ、800円出せばライスがおかわり自由の定食があるのか。
東京より、少なくとも200円は安い(笑)。

ここは基本で、担々麺の元味をオーダー。
ふと卓上に目をやると、そのトッピングの豊富さに驚かされる。

胡椒、唐辛子、山椒、豆板醤、ニンニク、すり胡麻、ガーリックチップ、ザーサイ、ライチ酢がある。
まさに、カスタマイズし放題である。

担々麺・元味が着丼。

なんと、口直しのライチまであるではないか。

このちょっとしたサービスが、実に嬉しいではないか。

箸を上げてみる。

卵麺だそうな。

元味は辛口だと書いてあるが、これがまた残念なほどに全然辛くない(笑)。
ただスープ自体はバランスが取れた、胡麻の香るおいしいスープだ。
私はここに山椒と唐辛子をドバドバ入れたが、瓶からの出がよくない。
もっと大胆に出てくるような容器を望む。

店の前を素通り出来ないほどに香りが素晴らしかった雲林坊には比ぶべくもないが、山椒などを足して少し近づけるかな、という印象だ。
担々麺が恋しくなった時のために、候補に入れておくか…