ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

別所・野沢ツアーおまけその3・野沢温泉ホテル。

2021-12-15 18:00:00 | 旅行・レジャー
2泊目にお世話になったのが、こちらの「野沢温泉ホテル」。

標高の高い野沢の山肌にそびえ建つ老舗だ。
難しい地形に立っているからか、このような複雑な構造になっている。

野沢温泉の中では高台に位置するため、ロビーの眺めもいい。

この野沢温泉ホテルも、部屋はおまかせのプランだが広い部屋を用意してもらった。

続間も、ゆったりしている。
まず風呂へ。
内湯は撮れなかったが、露天はこんな感じ。

男女入れ替え後の露天の方が倍ほど広かったが、さすがに撮れず。
湯が抜群にいいので、コレで充分だ。 

お楽しみの夕食。

きのこたっぷり鍋に、テンションが上がる。
こちらが前菜。

左からキクラゲ、じゃがいものなます、炒め野沢菜。

今夜もお造りは信州サーモンと岩魚。

きのこ鍋を、アップで。

天ぷらも、舞茸がドーン。

大根の炊いたんも、柚子味噌のウマいこと!

地元のコシヒカリにきのこたっぷり澄まし汁、野沢菜で仕上げる。

正直、コレだけでも文句は言わない(笑)。
仮に湯治でもさせてもらえるなら、3食コレでもいい。

朝はこんなん。

塩ジャケ、湯豆腐などオーソドックスだが、野沢だけに温泉卵が嬉しい。

正直ホテルの造りはどうしようもなく古いが清潔で、とにかく湯がいい事に尽きる。
ここ半年ほど睡眠障害に悩まされており、3日に2日はクスリを飲んでいたのだが野沢の夜はクスリも飲まず、酒も夕食時にビールを少しいただいただけにもかかわらず8時間半も熟睡し、本当に久しぶりの「私は誰?ここはどこ?」状態であった。
部屋のTVが満足に映らないためフロントに報告すると、なんと接続ケーブルを交換してもらう事になったのだがその従業員さんは
「温泉成分が気化して、接点をすぐ錆びさせるんですよ」
と、驚きの説明をされた。
湯が良いのは客としては本当にありがたいのだが、暮らすとなると何かと大変なようである…

別所・野沢ツアーおまけその2・別所温泉「上松や」。

2021-12-14 18:00:00 | 旅行・レジャー
今回お世話になった別所温泉「上松や」。

150年の歴史があるそうだが、中は美しく改装されている。
「楽天トラベルアワード」の受賞盾が、誇らしげに。

上田らしく、真田の赤備えのディスプレイも。

ロビーには、ウェルカムドリンク。

なんと、日本酒にワインまであるではないか。

もうハンドルは握らないので、気が大きくなった(笑)。

「部屋・食事おまかせ、現金のみプランで2食つき11,500円」
だったが、まさかこんな広い部屋だとは。

部屋にアメニティも、揃っている。

ガイドには、こんな心のこもった肉筆の記事が。
このキーも面白い。
2つのキーが磁石になっており、分割すれば別行動が取れる。

何はさておき、風呂へ。
まず内湯。

一番乗りなので、撮影も楽勝だ。
続いて露天。
大きくはないが、落ち着ける。

さて、お楽しみの夕食。
お品書き。

いきなり、この前菜の美しさに心を奪われる。

42歳の若き板長が、その感性を如何なく発揮している。
せっかくなので、アップで。

サーモンと岩魚のお造り。

信州産豚の鍋。
つゆは、板長特製大豆スープ。

ニジマスの塩焼き。

デザートも、おしゃれだ。

朝も朝で、美しく素晴らしい。

信州サーモンの味噌漬けを、陶板焼に。

これだけではなく、サラダバーもある。

ドレッシングも、信州に必然のあるものばかり。

接客含め全てにおいて大満足で、楽天トラベルで4.5を叩き出すだけの事はあるのであった…

別所・野沢ツアーおまけその1・買ったもんあれこれ。

2021-12-13 18:00:00 | うまいもん
今回の旅は、それほど買わなかった。

まず左奥は、職場用の「栗の焼きしょこら」。
真ん中奥は、子ども用の手作りソーセージセット。
右奥は、別所温泉で漬物やおろしで食べて大層おいしかった、関西では全く見かけない「緑大根」。
右手前は、松本市内のスーパー「デリシア」で買った、デリシアオリジナルの餃子。
左手前はマルちゃんこと東洋水産の長野県限定商品・「信州みそラーメン」。

そして忘れてならないのが、

野沢菜。
忘れてならない、と言いながら、集合写真にするのを忘れていたのである(笑)…

なんにもしない別所温泉〜野沢温泉の旅その3;麻釜と山賊焼き。

2021-12-12 19:56:49 | 旅行・レジャー
野沢温泉ホテルの朝食も、素晴らしかった。

さて、野沢温泉は長野県の最も北の果てであるため、京都まで帰るのは1日仕事だ。

帰る前に、行きそびれた麻釜(おがま)へ。

野沢の源泉が湧いており、地元の人達へここで野沢菜や卵を茹でている。

野沢から塩尻までは下道で3時間。
豊田飯山から上信越道に乗ってもいいのだが、昼に塩尻で食べたいものがあったので時間調整のため下道を走ったのだ(笑)。

そのお目当てとは、こちら。

松本〜塩尻、いわゆる中信の名物「山賊焼き」だ。
今回はとにかく、信州通を自認していながら未体験のものばかりをよりすぐったのだが、この山賊焼きも初めてであり、コレを知ったのは「ケンミンショー」というお恥ずかしい話であった。
さしずめ甘酢のかかっていない油淋鶏であり、ヒジョーに食べでがある。
ありすぎて、2切れ残してしまいドギーバッグしてしまった(笑)。

塩尻からは、ひたすら高速。
途中の恵那峡SAなどで休憩を取り、

帰宅は17時すぎ。まさに1日仕事。
今回走った距離は、988.8km。

夕食は、松本市内のスーパーで買った餃子とお造りであった(笑)。


信州に通うようになってかれこれ30年だが、別所温泉と野沢温泉の宿泊、信州味噌ラーメンに山賊焼きと、初体験ばかりでとにかく内容の濃いツアーだった…

なんにもしない別所温泉〜野沢温泉の旅その2;真田ゆかりの松代と信州味噌ラーメンと野沢の外湯。

2021-12-11 19:48:55 | 旅行・レジャー
別所温泉「上松や」は、朝食もスゴかった。

ここまで、目で楽しめる朝食はなかなかない。
全てが地産地消で、もちろん素晴らしい味だった。

今回はとにかく温泉に癒やされに来たため、アクティビティはなんにもしないと決めていたのだが、せっかくなので今まで行った事のなかった松代へ。
まず、真田宝物館。

館内は撮影禁止なので、ご容赦を。

すぐ隣の、真田邸。







かつて長野電鉄が走っていたが廃線になった旧・松代駅。

松代城址。

歩き回るうちに、いい時間になった。
お昼は、こちらも食べた事がなかった信州味噌ラーメン。
専門店の、「みそ丸」で、ネギたっぷりの「葱丸」を。

今宵泊まる野沢温泉までの道中にちょうど小布施があるので立ち寄ろうとしたら、なんと!

私が今最もハマっているTV「オモウマい店」で取り上げられた、タレだくの焼肉定食「とら食堂」があるではないか!
この時には14時を回っていたが満車で、向かいのファミマの駐車場にまで客が押し寄せ、店員さんが呼び出しに来ていた。
若者がTVを観なくなったと云われるが、まだまだTVの力は恐ろしい…

冬の小布施は、寂しい風情であった。



そんな寂しい風情の中で、高級モンブラン「朱雀」が人気の「小布施堂」だけはエラい人気であった。

今宵の泊まりは、野沢温泉ホテル。

慣れた人には違和感がないのだろうが、心配になるくらい狭くて急な坂を登らねばならない。
まだ麓に雪がなかったらよいようなものの、積もったあかつきにはこの坂をスタッドレスでも登れるのだろうか…?

そして、何はさておき外湯。
最も有名な「大湯」へ。

「あつ湯」と「ぬる湯」があるのだが、ぬる湯でも全くぬるくなく、5分も浸かれば茹だる。
あつ湯に至っては、ダチョウ倶楽部レベルだ(笑)。
しかしこの大湯、若いスノボ客でごった返しておりしかも狭い着替え場所にボードをガンガン置いているので、足の踏み場もなく正直厳しかった。
若い時にはそれでも楽しいのだろうが、スキーシーズンの入り口の季節のしかも土曜の夕方に無料の温泉で癒やされようと思う方が間違いなのかもしれない。

そして夕食。


新進気鋭の板長がビッタビタにゴン攻めしていた「上松や」とは違い、これぞ老舗旅館!という風情のど直球地産地消メニュウの数々であった…