ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

ひがし北海道周遊の旅おまけ4・層雲峡観光ホテル。

2022-09-14 18:00:00 | 旅行・レジャー
今回の北海道の旅で2日目にお世話になったのが、「層雲峡観光ホテル」。

安いパッケージなので何があっても文句は言わないと決めているが、古い事には違いない。
築50年は経過していると思われ、おそらくエレベーター以外はリノベされていないのではないか。

古いぶん、造りは豪華。
立派なロビー。

ツインルームは、こんなん。
和室にローベッドを置いている。

この高さが、我々には馴染む。

窓から見える層雲峡。

造りが古い宿はもれなく枕元にコンセントがなく、この令和の「大充電時代」に対応出来ていない。
そのため、ここはこのようなコードリールを置いている。

ユニットバスも、もちろん古い規格。 

それらを補って余りあるのが、こちらの巨大な混浴露天風呂「宇旅璃(うたり)」。

備え付けの水着で入るのだが、白濁した湯は強い硫黄の匂いで、いかにも効きそう。

食事は、朝夕ともバイキング。
まず夜。

ステーキ、天ぷらはライブキッチンだ。
そして、こちらのスープカレーが絶品。

ここで作っているのか定かではないが、仮に業者が入れているのであれば良い業者だ。

朝は体調と相談し、敢えて質素にしたので参考外か。

ここは申し訳ないが、段差やスロープが多い造り足元の不安なお年寄りには全く向かない。
最も改善すべきは、風呂の不案内ぶりだろう。
簡単に言えば、ここの男女別風呂は
・風呂A(当たり)…内風呂・露天風呂がともにあり、混浴露天風呂とつながっている
・風呂B(ハズレ)…内風呂しかなく、混浴露天風呂に行こうと思えば一旦外へ出なければならない

の2種類。
私が泊まった時、男性は宿泊当日B、翌朝はAだった。
私はチェックインしてすぐ混浴に入ろうとしたのだが、いくら頑張っても男風呂から混浴には行けず往生した。
「一旦外へ出なければならない」とは知らず。
チェックインの際は一度に沢山の説明を受けるので、覚えている人は少ないだろう。
現場での案内を、今一度徹底されたい…

「川崎タンタン麺」の、カップを食べてみる。

2022-09-12 18:00:00 | うまいもん
先日の東下りの際、何気なく入ったコンビニでこんなものを見つけてしまった。

横は、こんなん。

作っているのは、「サッポロ一番」でおなじみサンヨー食品。

中を開けると、こんなん。

ほぉ…全く見当もつかない。

湯を入れて3分待ったところが、こちら。

一面の卵と、立ち上るニンニクの香り。

箸を上げてみる。

そこそこの太さの麺だ。

いただいてみると、私の大好きなかニンニク+唐辛子のいかにもスタミナがつきそうな味。
ここにたっぷりの卵で、さすがにカップでは限界があるが店で食べればそれは大満足デはなかろうか。
関西では担々麺と言えば胡麻の効いたまろやかなものか、唐辛子と花椒のピリ辛か、というオーソドックスなものしかない。
しかし関東はすっかりお馴染みになった鉢一面ラー油の「勝浦タンタンメン」しかり、いくつも存在するようだ。
選択肢が増えるのはありがたいので、どんどん関西にも入ってきてほしいなぁ…

「東京グリーンパレス」に、泊まってみる。

2022-09-11 18:00:00 | 旅行・レジャー
今回の東下りで泊まったのが、パッケージで大変安かったこちら。

麹町の「東京グリーンパレス」。
一見してとてもホテルには見えず、会議場にしか見えないのだがここは要するに「全国市町村職員共済組合連合会」であり、運営を相鉄ホテルマネジメントが請け負っているそうな。

今回は私の翌朝が早く、ここでは朝食をとらなかったため部屋だけの情報になるが、シングルはこんな感じ。

枕が複数あって、高さ・固さを選べる。コレはありがたい。

入ってすぐに、お茶道具と空の冷蔵庫が。

ユニットバスも、ごくごく普通。
トイレももちろん洗浄式。

デスクも、ノートPCを置いたり物書き出来る奥行きはある。

Wi-Fiはもちろん、有線LANもあるのはPCユーザーにはありがたい。

枕元には後付けだが、USB付きタップも。

コレも嬉しい。
枕元充電が重要になったのはこの20年くらいで、しかもケータイがスマホに取って代わり、個人と会社で複数持ちが普通になったこの10年少々はUSB充電の必要性が高まっている。
このグリーンパレスは麹町駅にも半蔵門駅にも近く、安い宿泊料金で築年数もそこそこ経っているのに複数の枕しかりUSB充電しかり、実に気遣いに満ちている。
都内の宿泊をどこにしようか、出来るだけ安く上げたいと思われている方はご心配なくここを選んでいただいて間違いないのである…

埼玉・南羽生「味のイサム」を体験。

2022-09-10 18:00:00 | うまいもん
東下りの主目的は、むしろこちらであった。

やって来ました、東武・南羽生駅。
羽生といえば、我が愛してやまない「宇宙一好きなバンド」スターダスト・レビューのベーシスト、柿沼清史氏の故郷。
ここから歩いて10分ほどで、あの日テレ系「オモウマい店」で一躍有名になった、あの「味のイサム」がある。

あまりの反響ぶりに、今は夜営業をやめて昼だけ50組限定にしており、余計に早く行って並ばねばと都内を6時に出て7時半すぎに着いたのだが、既に私の前に猛者が3人並んでいる。

しかし、この「ぶたから」の看板を見ると萌える。
私だけではなく、家族にも食べさせてやりたいのだがあいにくこんな表示が。

テイクアウトはやっていないので、
「食べ切れないが常識の範囲で多めに頼んで、自然に余ったのを持ち帰る」
のが限界か。

8:40になると店員さんが出てきて、記入ボードを出してくれた。

こちらに記入すれば、10:15の食券発売開始までは離席出来るそうな。ありがたい。
さらに、マスターのこの決め台詞のボードも。

…余計に萌える(笑)。

離席してよい事になったので、近隣のマクドでアイスコーヒーを飲んで涼む。
10:15、店内の券売機にて食券購入。
しかし緊張していたのか、お目当ての「炙りチャーシュー炒飯」を買うべきところ「炙りチャーシュー丼」を押してしまい、店員さんに差額を払って訂正してもらうハメに。

11:00、開店。
店内を取ろうとしたら、店員さんに
「店内ではお料理と、こちらの展示物以外は撮影禁止です」
と注意される。
そっか〜、マスターも片桐ディレクターも撮れないのか…
その代わり、片桐ディレクターのサイン色紙はあった(笑)。

先に、炙りチャーシュー炒飯が着丼。

えっ?
大盛りじゃなくて、並でコレ?
わかりにくいと思うので、番組同様断面を。

炙りチャーシューは厚さ約1㌢が3枚あり、1枚食べるともう充分だが甘めで実にいい味。
炒飯はパラリとして結構薄味で、チャーシューと合わせて食べる事を想定して塩味を抑えてあるのだろう。素晴らしい。

そして豚唐揚げ・単品。

…もう勘弁して、と言いたくなる盛りの良さ(笑)。
揚げたてを、早速かじってみる。

衣は、実にいい味。
臭みを消す香辛料もたっぷりだが、スジが気になる。
そりゃ、この値段でこんだけのボリウム出すならそんなに良い部位は使えないわなぁ…

結局、豚唐揚げは現場で2切れしか食べられずに持参したジップロック行き。

お恥ずかしい話、炙りチャーシューも2枚残したので同梱した。

結論としては、豚肉はそもそも唐揚げにはあまり向かない。
この店が豚唐揚げを「日本で唯一」としているのは、他の店がやりたがらないからであり、それには理由があるのだ。
もう20年早くこの店を知っていれば感想は違ったのかもしれないが、54の私はあの炙りチャーシュー1枚とごはん1膳で足りてしまうかもしれない…

銀座のフグ出汁ラーメン、「ふぐだし潮 八代目けいすけ」。

2022-09-09 18:00:00 | うまいもん
ワケあって、東下り。
ラーメン好きの友が私を待ち構えており、連れてきてくれたのがこちら。
「ふぐだし潮 八代目けいすけ」。
銀座4丁目、東急プラザのB2にある。
そもそも銀座4丁目に来る事などないうえに、東急プラザという建物がある事も知らぬ私は完全なお上りさんモード。
良いように考えれば、8年前の砂を噛む東京単身赴任時代は完全に過去のものとなり、今は全く新しい自分になれたのを実感出来る。

さてここのウリは、フグの出汁のラーメン。

うっ、いいお値段…
ザーギンだからこうなるのか、いやいや原価が張るからこうなのか…
連れて来てもらったからには、四の五の言わず入るしかない。

卓上トッピング。

一味に柚子七味…
気後れのあまり目が滑り、何をどう使えばよいかわからない(笑)。

「ふぐだし潮らーめん 美味玉たまり漬け付き」1350円、着丼。

さすがに、いい顔をしている。
(余談;ラーメンには、全て『顔』がある)
載っているのは味玉以外にフグ切身、メンマ、麩、大葉など和テイスト。

箸を上げてみる。

すすると、思わず「おぉっ」と、声が出る。
コレが、フグの出汁か…
フグは「てっさ」や湯引きは弾力とポン酢、鍋や唐揚げでは身や骨から出る出汁を味わえるが、そのウマさがそのままラーメンにズドン!と来た感じだ。
てっちり鍋のシメに食べる雑炊とも、また違う味わい。あちらは上からさらにポン酢を足したりするのでそちらの味になってしまうが、とことんまで塩でいくとこれほど滋味深い味わいになるのか…
麺もよく見ると全粒粉が入っているかのような粒を見受ける。何が入っているのか…

佳きところで、スダチとわさびで味変。

味変しなくてもこのままで充分なのだが、入れるとそれはそれで味が締まる。

当然のように、替え玉150円。

こちらは最初の麺よりはずっと固茹でで、歯ごたえがしっかりと味わえる。
銀座という非日常空間の中、いつもの「梅林」のトンカツではなくたまにはこんな思い出メニュウも悪くない…