今夏、初めて高知までの旅をしましたが、香川県丸亀市を通過する時、進行方向左側に高い石垣の上に天守が聳える丸亀城を目にしました。
正直、岡山から高知に向かう列車から、現存天守12城のひとつである「丸亀城」の姿を見ることが出来るとは知りませんでしたし、そうした
情報すら調べてはありませんでした。 この春、新幹線の車窓から「掛川城」の姿を見たのですが、このときは予備知識があり、見るための
準備がありました。しかし、丸亀城にあっては、前述の通り見ることが出来るということを知らなかったので、当然のことながら気持ちの準備は
なかったわけです。たまたまカメラは出してあったので、丸亀城の姿をみたときに慌ててシャッターを押したものの、走っている車内から
城の姿を納めるのは難しいし、あっという間に姿が見えなくなってしまいました。シャッターを押せた回数は僅かに4回であり、その中の1枚が
この写真ですが、自分ながら上手い具合に撮れたと感心しています。画像がぼんやりしているのは、窓越しであるから仕方ありません。
他の写真は建物や電柱が写っているだけでした。 ただこれも、指定席の席が左側であったがために見れたのであり、右側の席が指定されて
いたら写真はおろか城の姿さえ見られなかったでしょう。
ちなみに、この写真を撮ったのは、8月8日午後0時46分頃であり、岡山から高知行きの特急列車南風9号の車内からです。
でも、これだけでは「丸亀城を見た」と言ううちには入りません。
この足で歩いて見てみたいものですが、色々と立ちはだかる問題がありますので・・・まずは先立つものでしょうか