四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

ラッパを吹く子供

2023年05月31日 | 花・鳥・風景


『雀川砂防ダム公園』(比企郡ときがわ町日影)の野外ステージに建つ像。
この像に名前が付いているのかどうかは分りませんが、これを見た時、「ラッパを吹く少年」と呼んでみ
ました。
   でも待てよ。少年だともう少し大きな子供を連想してしまいそうだ。そのまま子供としよう。
ということで「ラッパを吹く子供」と勝手に呼ぶことにしました。あれ、見たまんまのネーミングだ!!




これがその野外ステージです。公園全体が綺麗に整備されています。この時もすぐ横で3名ほどの方が草
刈り機で芝や草を刈っていました。
数年前までは紅葉の季節になるとこの野外ステージを使って「ときがわもみじ太鼓まつり」が開催され、
各地から集まった10数の和太鼓団体が打奏を競いました
(現在は別の場所にある建物内で開催されています)




「ラッパを吹く子供像」・・・勝手に呼んでいるだけですが




向きを変えて
ステージ向って左側にはどんな像が建っているのか確認しませんでした





雀川砂防ダム  ダム湖が見える上までは行きませんでした




実は、この雀川に咲くアジサイを見に行ったのが主目的でした
コロナ禍であった?ここ2,3年は行きませんでしたので久し振りにと・・・





まだ色付いてはいませんでした・・・

散策日:令和5年(2023)5月30日(火)

ときがわ花菖蒲園

2023年05月30日 | 花・鳥・風景


今週末の6月3日(土)からの「花菖蒲まつり」を控えた『ときがわ花菖蒲園』(比企郡ときがわ町玉川)
にまた様子を見に行ってきました。
丁度一週間前に訪れたときは一輪も咲いていなかった花菖蒲もだいぶ咲いてきてはいましたが、見頃とい
うほどまでには行っていませんでした。
園内に設けられていた木道(八つ橋)は、令和元年(2019)10月の台風19号の影響を受け全て流されてし
まいました。







町民の有志グループ「花菖蒲を育てる会」の皆さんが花菖蒲まつりを控えて草取りや菖蒲園の手入れをし
ていました。
こうした皆さんお陰で綺麗な花菖蒲を見ることが出来ることに感謝です












保育園の園児たちが保育士さんたちと一緒に訪れていました(中央建物の左側の前方)

イベント期間中にもう一度訪ねてみましょうか?



👇【おまけ】


ときがわ花菖蒲園が「たまがわ花菖蒲園」と称していたころの看板・・・平成20年(2008)6月8日撮影
翌年平成21年(2009)からときがわ花菖蒲園となった





木道(八つ橋)がまだあったころ・・・平成26年(2014)6月13日撮影

散策日:令和5年(2023)5月30日(火)

滝ノ入・ローズガーデン 令和5年「春のバラまつり」 1⃣

2023年05月26日 | 花・鳥・風景


『滝ノ入・ローズガーデン』(入間郡毛呂山町滝ノ入910)令和5年「春のバラまつり」に行ってきました。
  期 間:令和5年5月17日(水曜日)~令和5年5月31日(水曜日)
  時 間:9時~16時
  入園料:300円
少しどんより天候でありましたが、平日ながらも多くの方が何種ものバラの花を愛で、香りを楽しんでい
ました。









































散策日:令和5年(2023)5月25日(木)

越生町の「黒山三滝」へ行ってきました

2023年05月25日 | 花・鳥・風景


本日5月25日、入間郡越生町黒山地内にある「黒山三滝」を久しぶりに訪ねて来ました。前回訪ねたのは
いつであったかの記録は残っていませんが、ある一件で記憶にはしっかり残っています。かれこれ30年前
後は経過していると思います。
黒山三滝は、三滝川にかかる男滝(おだき)、女滝(めだき)と、支流の天狗滝の3滝からなっていて、昭和
26年(1951)に黒山三滝を中心とした広い地域が県立黒山自然公園に指定されています。




このゲートを潜るのは久しぶりの事ですが、この付近には近年においても史跡散策で何度か来ています。


町営の無料駐車場に愛車を駐車して緩やかな山道を歩いて目的地の男滝、女滝前に着きました。
駐車場から徒歩15分との看板が出ていましたが、体力の関係で1.5倍くらいの時間を要したようです



「黒山三滝」説明板


「男滝・女滝」の標柱
”モミジの愛称 華もみじ” とあります  ということは秋はモミジを愛でにということでしょう



夫婦橋


上段:男滝  下段:女滝 


男滝


男滝


男滝


女滝


女滝


女滝


天狗滝   麓に下りてくる途中にありました


迎え滝   更に麓に近い所に


迎え滝

散策日:令和5年(2023)5月25日(木)


平成の森公園「ショウブ園」

2023年05月24日 | 花・鳥・風景


川島町の平成の森公園の「ショウブ園」です。
先日(17日)、「バラの小径」を訪ねた際に寄ってみましたが4~5輪ほどしか咲いていませんでした。
前回訪れたときは既に枯れ始めていました。バラとショウブの両方が見頃の時に訪れるのは難しいです。

そして昨日、ときがわ町の「ときがわ花菖蒲園」に様子を見に行ってきましたが一輪も咲いていませんで
した。6月3日(土)からの「花菖蒲まつり」までにはまだ10日ありますから、それまでには咲いてくれる
でしょう?









ときがわ町の某所に貼られていた「第21回ときがわ 花菖蒲まつり」のポスター

平地神社古墳

2023年05月23日 | 古墳


平地神社古墳は鮎川右岸の平坦地、中大塚の平地神社境内にある古墳で、中大塚古墳群を形成する
古墳のひとつ。美土里村81号古墳の別称は、この場所がかつて多野郡美土里村であった時に付いた
名称のようです。

名 称:平地神社古墳(へいちじんじゃこふん)
別 称:美土里村81号古墳
墳 形:円墳 
規 模:径33m、高さ3.5m・後円部13.5m  埋葬施設:両袖式横穴式石室(模様積み)
築 造:6世紀後半
出土品:人骨・人歯、直刀・鉄鏃・金環・刀子・馬具・葺石・埴輪列
指 定:藤岡市指定史跡(名称:平地神社古墳 昭和45年〔1970〕4月15日指定)
所在地:群馬県藤岡市中大塚1203 (平地神社境内)




平地神社古墳は平地神社のほぼ東側に位置している




南西方向から平地神社古墳
墳頂には稲荷祠が祀られている




開口部は南向き 前庭部は台形で外に広がっている




墳丘に建てられている標柱「藤岡市指定史跡 平地神社古墳」




「藤岡市指定史跡 平地神社古墳」説明板
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  平地神社古墳
    所在地 藤岡市仲大塚一二〇三
     所有者 平 地 神 社
古墳は径三三㍍、高さ三・五㍍の円墳で、葺石、埴輪列が確認されている。主体部は南に開口する横穴式両袖側
石室で、全長九・七㍍、玄室長五・三㍍、玄室奥壁高一・九㍍である。石室は羽子板を呈し、わずかに銅張りが
認められる。
石室の積み方に特徴があり、玄室は珪岩室の転石と棒状の片岩を用いた模様積みで、羨道は河原石の乱石積みで
ある。なお、入口には台形状の前庭が付設される。前庭の大きさは上片幅二・四二㍍、下辺幅約約四・九五㍍、
長さ三六五㍍である。石室内から直刀、刀子、鉄鏃、耳環、馬具などが出土している。これらの遺物から六世紀
後半の特徴を示している。本古墳は市内における模様積み石室を有する古墳では最大の規模をもつものである。
                                         藤岡市教育委員会

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石室開口部  鉄格子と金網の扉が設置され施錠されています
石室全長は9.7m




羨道は河原石の乱積み
残念ながら玄室が暗くて写っていません




羨道の河原石の乱積みの状況




玄室部分をトリミングして画像処理してみましたがこの程度です
側壁の「模様積」(珪岩質の軽石と棒状の片岩を用いたもの)までは分りません




墳丘を西方から




墳丘を北方から




墳丘を南方から

散策日:令和5年(2023)4月25日(火)

第62回寄居北條まつり

2023年05月22日 | まつり・イベント

天正18年(1590)、豊臣秀吉の指示によって小田原攻めが始まりました。それは今から433年前の
ことでした。本城である小田原城は10数万余の兵に囲まれ、支城は次々と落とされていきました。
北條氏邦の鉢形城も同年5月13日、豊臣方の前田利家・上杉景勝ら北国勢35000(その後、加勢を得
て50000)に包囲され、鉢形勢は城兵3500をもって籠城しましたが、1か月後の同年6月14日、城兵・
領民の助命を条件に開城し、氏邦は前田利家の預かりの身となり、金沢の地で没しました。
この鉢形城での攻防戦が戦国時代の終わりを告げる合戦でした。

そんな鉢形城の攻防戦を再現した「第62回寄居北條まつり」を見学してきました。今まではパレー
ドを含めての見学でしたが、今回は攻防戦のみの見学としました。
コロナ禍の影響で通常の開催は4年ぶりでした。一応昨年は開催されましたが、春の予定が秋に延
期されたうえ、規模も縮小し、パレードは市街地を避けて行われました。


鉢形城笹曲輪跡の「寄居北條まつり」の看板とのぼり旗
ここから正喜橋を渡って玉淀河原に向います



陣太鼓 武蔵流東松山太鼓 
もうひとつ太鼓のチームがありました。初めて聞いた名のチームでしたが名は失念



幾つもの大砲が鉢形城(跡)に向けて置かれています


武者隊が勝鬨を上げたり、三献の儀が行われる舞台です。昨年は攻防戦エリアの正面に設けられていて
攻防戦見学の邪魔をしていましたが、今年は攻防戦エリアから離れた場所に設けられています


寄居駅前を出発し市街地をパレードしてきた武者隊が攻防戦が行われる玉淀河原にやってきました
先頭は鉢形城主北條氏邦公 副議長が扮した年もありましたが、原則として毎回寄居町町議会議長が扮し
ています
武者隊の全部は紹介できませんので初参陣等の武者隊を中心にいくつか紹介したいと思います



いては八王子城主北條氏照公のようです 八王子城北條氏照隊の方が扮しているようです?


小田原北條氏初代北條早雲(伊勢宗瑞)公 被っている頭巾から間違いないでしょう
扮しているのは小田原北條手作り甲冑隊の方でしょう?


勝鬨を上げる北條安房守氏邦隊の寄居町議員団隊


応援部隊の 小田原北條手作り甲冑隊  
北條氏の本城にも関わらず後ろ姿の写真1枚だけでごめんなさい


応援部隊の 八王子城北條氏照隊  北條三兄弟の一人


八王子城北条氏照隊  鉄砲の銃口に何か付いていますネ 実はこれには仕掛けがありまして・・・


こちらも八王子城北條氏照隊


勝鬨を上げる応援部隊の 箕輪城手作り甲冑隊  箕輪城は色々な武将が城主となりましたが北條氏邦も
その一人  毎回参陣しています


応援部隊の 滝の城隊(所沢市)  北條氏照の八王子城の支城だったようです


応援部隊の ときがわ小倉城隊(ときがわ町)  国指定史跡比企城館跡のひとつ小倉城跡のPRに色々
な面から頑張っているようです  寄居北條まつりには初の参陣



応援部隊の  嵐山鉄砲隊  旗指物の絵は嵐山町の公式マスコットキャラクターの「むさし嵐丸」
甲冑の胸の紋は「笹竜胆」 畠山重忠とともに嵐山町ゆかりの鎌倉武士である木曽義仲の家紋ですね
寄居北條まつりには初の参陣



上杉景勝隊には Honda埼玉隊 まあ寄居町にはホンダの工場がありますからネ


真田昌幸隊  上州沼田手作り甲冑隊の皆さん  
寄居北條まつりには初の参陣です 左から2人目は幸村公か?


イベントと言えばどこでもこんな状況です 


寄居町長 町議会議長 観光協会会長のご三方で 息を合せて 3・2・1・・・


鉢形城跡の上空に狼煙が上がりました


伝令  ご注進! ご注進! わが鉢形城 豊臣連合軍に包囲されました 合戦の準備を!


三献の儀  長柄所役を務めたのは三鱗会のお嬢さんとのこと


セレモニーに気を取られていて攻防戦見学の場所取りをしてなかったものですから、攻防戦が始まった時
は既に場所がなく・・・


見物客の前がこんな状況では攻防戦が見られません


川の中に架けた橋の上で今回も一騎打ち お約束通り川に落ちました


残念ながら今回も攻防戦を見られず早めに帰陣しました 

見学日:令和5年(2023)5月21日(日)