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どこの町にも自慢できるもののひとつやふたつはあるでしょう。それは建造物であったり、伝統であったり偉人であっ
たりと様々でしょうが。設置者がどのような意図をもってこれらのデザインを選んだかは知る余地もありませんが、私
が勝手に「わが町自慢」と決めつけて、何枚かを探し出してみました。
沢山の旅行やマンホールを目的としたお出かけならそれこそ整理しきれないほど見つけることが出来るかもしれません
が、たまたまマンホールを目にしての結果ですから。
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◇ 『航空発祥の地』 埼玉県所沢市 撮影:平成27年(2015)12月16日
デザイン:ファルマン式複葉機3機と市の木イチョウの葉を配している
右の写真:所沢航空記念公園 右手にあるのは『航空発祥の地』モニュメント 立木の後ろには『YS-11』
【所沢市が日本の航空発祥の地といわれているのは、明治44年(1911)4月、 所沢に日本初の飛行場が開設されたこと
によります】
◇ 『闘牛』 愛媛県宇和島市 撮影:平成24年(2012)8月8日
デザイン:闘牛シーンを闘牛士と観客共にデザイン
右の写真:JR四国『宇和島駅』
『全国でも珍しいドーム型の闘牛場では、宇和島地方独特の民俗文化である闘牛大会が年に5 回開催される】
◇ 『長瀞ラインくだり』 埼玉県秩父郡長瀞町 撮影:平成25年(2013)1月26日
デザイン:長瀞の風物詩「ラインくだり」をデザイン
右の写真:国指定名勝及び天然記念物「長瀞」の様子 残念ながら下っている写真がありませんでしたので
【長瀞町は、「日本地質学発祥の地」と称され、長瀞の岩畳は「地球の窓」言われ日本列島形成における重要な地質
資源を観察できる場所数少ない埼玉県の観光地のひとつでもあります】『ブラタモリ』でタモリさんもきました。
(2017.8.19放送)
※マンホール蓋にある「秩北」とは皆野町と長瀞町で構成する「秩北衛生下水道組合」のこと 現在は、「皆野・長
瀞上下水道組合」と改称 この「ラインくだり」のマンホール蓋は長瀞町内に設置のようです。このマンホールの
写真は長瀞駅前で撮ったものです。
◇ 『秩父音頭発祥の地』 埼玉県秩父郡皆野町 撮影:令和元年(2019)11月29日
デザイン:秩父音頭まつりで『秩父音頭』を踊っている様子
右の写真:皆野町の稲穂山から望む皆野町市街
【皆野町は、秩父地方一円で唄われれきた盆踊り歌で、関東の三大民謡と称される『秩父音頭』の発祥地とされます】
※マンホール蓋にある「秩北下水道」とは皆野町と長瀞町で構成する「秩北衛生下水道組合」 現在は、「皆野・長瀞
上下水道組合」と改称 この「ちちぶおんど」のマンホール蓋は皆野町内に設置のようです。
◇ 『大御所家康公 駿府城入城 四百年祭』 静岡県静岡市(旧静岡市) 撮影:平成23年(2011)11月14日
デザイン:富士山、安倍川を背景に甲冑をデザイン 消火栓ですが
右の写真:駿府城 巽櫓と東御門(復元)
【大御所徳川家家康の隠居後の城として また 近年天守台跡が発見になったことでも有名な駿府城】
◇ 『桃太郎』 岡山県岡山市 撮影:平成25年(2013)8月7日
デザイン:桃太郎、猿、犬、雉をデザイン
右の写真:JR「岡山駅」駅前広場の桃太郎像
【桃太郎伝説の発祥地はいくつかあるようですが、「桃太郎と言えば岡山」というようになってしまったようです。吉
備津神社と黍団子繋がりかとも・・・桃太郎の頭の方向に向かって下水は流れているそうです。そこまでやるとは】
◇ 『富岡製糸場』 群馬県富岡市 撮影:平成28年(2016)12月24日
デザイン:中央に市の花「サクラ」と「繭」をモチーフにした4つの笑顔
下部に富岡製糸場のレンガ壁に用いられた工法「フランス積み」とカラーの市章
右の写真:富岡製糸場
【富岡製糸場の建物は、平成26年に世界遺産に登録され国宝にも指定された。創業は明治5年。当時世界最大級と謳わ
れた器械製糸工場で、日本の近代化に貢献。マンホ―ル蓋は3代目で、コンクールに入選した小学生の作品が原案と
なっており、平成21年から使用】