「日曜日の白い雲」。作家原田康子の小説の作品名です。この小説を読んだのは何十年も前のことですので内容は全く憶えていません。
でも、この「日曜日の白い雲」という言葉は忘れたことがなく、以前にもこのブログで記事タイトルに使わせていただきました。
そして、やはり昨日も白い雲の日曜日もでしたので再び使わせていただきます。
某施設を起点にして散歩を開始しましたが、その某施設のすぐ近くからみた城山(城跡)です。頂上の木立が疎になっているところが本郭跡。
齢がばれてしまいますが昔こんな歌がありました。 ♪ 流れる雲よ 城山に のぼれば見える 君の家 ・・・
標高216m 比高100mの城山ですからそう高くはありませんが、山城が築かれていたくらいですからそひょいと登れるわけではありません。
歌のようなわけには行きません。
はざ掛けが見えました。昼食の時間帯だったこともあり、ご夫婦が作業を中止して田の外で昼食を摂っていました。迷惑を承知でお訊きしてみました。
昨秋、別の場所で見たはざ掛けも金属製のものを使っていたので、最近のはざ掛けは金属製のものを使うのかと。
「使っているのはうちくらいで、ほとんどが昔通りに竹や丸太です」とのこと。
更に歩みをすすめて城山の反対側に。コスモスを中心に撮りましたので、本郭跡あたりはコスモスの背後には入らなかったようです。
城山を背にして道路の反対側の畑はコスモス畑でした
ここから県内唯一の村「東秩父村」 2日続けて東秩父村に来てしまいました。
この場所には一年中花が植えられています。安戸宿地区の皆さんが手をかけてくれているようです。
この看板は、細川紙がユネスコ無形文化遺産に登録された後に設置されたもの。それ以前は長年にわたって道路をまたいでアーチ型の看板がありました。
「ようこそ東秩父村へ」と
ちょっと位置を変えて・・・
約2年前の写真を探し出してきました。
細川紙がユネスコ登録された日の2014年(平成26年)11月27日に撮ったものですが、このようなアーチ型の看板でした。
この時は看板の文字を書き換えるための工事かと思ったものですが、現在のものに変えるための撤去の工事だったわけですね。
東秩父農産物直売所 ここから約3キロメートル先の「道の駅和紙の里ひがしちちぶ」に移転します。
道の駅和紙の里ひがしちちぶでのリニューアルオープンは10月30日
既に移転に伴い店じまいをしている店も。農産物直売所もこの日までの営業
「ようこそ東秩父村へ」から「気をつけてお帰りください」への看板を見て起点まで戻ります
往路で見てから約1時間 はざ掛け作業もだいぶ進んだようです
廃虚マニアには堪らない場所のようです でも無断立ち入りはやめましょう ここが何だったか知る人は少なくなっているかもしれません
昔 ここに駅があって蒸気機関車の貨物車が行き来していたことを・・・
散歩の起点にした某施設前まで戻ってきました。施設前の街路樹の花水木が赤い実をつけていましたので・・・
散策日:2016年(平成28年)10月23日(日)