日本最古の貨幣とされている「和同開珎」の原材料となった銅が採掘されたのは秩父市黒谷地内であった。その採掘場が「和銅遺跡」としてのこっている。
国道140号線を走るたびに、「和同開珎・・・」云々の看板を目にする が、その遺跡とやらに行ったことはなかったので、後学のためと。
和銅遺跡入口の看板のあるところを曲がってすぐの場所に「聖神社」がある。ここには、和同開珎の木製の大きなモニュメントが置かれていた。
しかし、和銅遺跡はここから更に山道を600メートルほど進んだところにあるとのこと。
和銅遺跡見学者用の駐車場までとりあえず行く。駐車場と言ったところで、数台しか駐車出来ない道端であったが、ないよりはあるだけでも良いことである。
今度はそこから徒歩で10分ほど歩いていくと露天掘り跡に辿り着いた。
遺跡に建てられたモニュメントと説明の看板。露天掘り跡はこの巨大なモニュメントの右方の斜面にあった。
あったといっても、表示板が立てられているだけで、当然ながらあまりにも多大な時間が流れているため原形は留めていない。
散策日:2010年(平成22年)6月27日(日)