■ 国指定史跡 滝山城跡
寄居町にある「鉢形城跡」に登城したあと、この鉢形城と同様に豊臣秀吉の小田原攻めによって落とされた北條一族の居城であった「八王子城」跡に
登城しないと話にならないと考え、二週前に八王子城跡を攻めてみた。すると、八王子城の城主であった北條氏照がこの八王子城を築城する前の
居城であった『滝山城』(八王子市)にも登城しなければということになる。そこで本日の城攻めとなった。滝山城から八王子城築城の経緯等は
専門家(?)のHPやブログにお任せすることとしよう。
実は、八王子城跡を訪ねたあと、この『滝山城』跡も攻めて帰ろうと寄ったのである。しかし、愛馬を待たせて置く場所がなく登城口を確認する
だけで終えてしまっていた。 そんなことから帰宅後あらためて調べてみたが愛馬を繋いでおける場所は用意されてないことがはっきりした。
それならば電車とバスで行くしかないと、その方向で計画していたが、電車と言ってもディーゼル機関車で途中駅まで行き電車に乗り換えるという
実に複雑なJR線なのである。さらに連絡が悪ければ時間がかかるだけである。
愛馬で行っても裏の手を使えばよいのだがちょっと気が引けた。そこで、登城口から約2キロ離れた某所まで愛馬で行き、そこから徒歩で向かうこととした。
前置きが長くなったが、いくつかある登城口のうち、左の写真の中の右側の登城口から入った。理由は省略しますが、実はここから入ったのは失敗であった。
『滝山城』は比高80mの平山城で、国指定史跡となっており、現在は城跡一帯が「都立滝山公園」となっている。
「信濃屋敷跡・刑部屋敷跡」
「喰違い虎口」
「喰違い虎口」から暫く歩くと「中丸」、「本丸」に至る。中丸跡は公衆トイレも設置され見るからに公園である。
以前はここまで車を乗り入れられたようであるが、今は各登城口に進入禁止の柵が設けられているので無理。
中丸と本丸を結ぶ「引橋」です。
本丸跡です。隅の方に「大井戸」があります。また、写真は載せてありませんが、ここには現在「霞神社」が建っています。
「千畳敷跡」
「空堀」、「小宮曲輪跡」です。空堀は大変大きなものです。
「これらを見ながら下城しましたが、下りたところは最初の写真の左側の看板がある所。
今回も満足な登城記を書けませんが、まだまだ修行の身ですから・・・
散策日:2009年(平成21年)12月19日(土) 続日本100名城選定前