四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

二本木峠の山つつじ

2015年04月28日 | 花・鳥・風景


以前は年に何度もこの辺りを通っていたものですが、ここ数年は行くこともありませんでした。そんな二本木峠まで山つつじを観に
行ってきました。平日ではありましたが何組もの方がつつじを愛でに来ていましたが、まだ全体的には2、3分咲きでしょうか。




道路もしっかり整備され、二本木峠の山つつじマップの案内板まで設置されていました。




この辺りのつつじが綺麗なことは承知していましたが、こんな経緯があったとは知りませんでした。




ハイキングロードの両端が朱に燃えるのはもう少し先のようです。




中には満開のものもありますが・・・




二本木峠キャンプ場ですが、もう何年も前から営業されていないようです。




アマチュア天文台、愛宕山を目指します。東京スカイツリーと同じ高さと言われても実感がありません。




天文台のドームです。




愛宕山山頂に着きました。




愛宕山山頂から山つつじを




天文台ドーム前から




これもやはり天文台ドーム前から




愛宕山から下山途中に




花のアップは難しいです




山つつじに混じってぽつんと・・・




東京スカイツリーが見えるという彩の国ふれあい牧場まで行ってみましたが残念ながら・・・

散策日:2015年(平成27年)4月28日(火)            

藤の花

2015年04月27日 | 花・鳥・風景


うすむらさきの藤棚の 下で歌ったアベ・マリア
澄んだひとみが美しく なぜか心に残ってる
君はやさしい 君はやさしい女学生

団塊の世代には懐かしい青春歌謡「女学生」(唄・安達明)の一節です。自身にはこの歌詞のような甘い
思い出はひとかけらもありませんが、いい歳になった今でも時々口ずさむことがあります。(音痴ですが)

この写真の藤の花は某交差点の一角に鋼管で作られた藤棚の藤の花房です。全体を撮ると余分なものが
入って夢が崩れてしまいますので、花房だけを撮ってみました。これなら風景の想像は無限ですからね。

栃木県某所の大藤は今が最高の見頃のようで、変動制の入園料も本日は最大値になっているようです。
自身が5年前に行った時も最大値の入園料でした。今でも行ってみたい
気持ちはあるもののいろいろ事情が変わってきましたので無理でしょう。

東松山ぼたん園

2015年04月26日 | 花・鳥・風景


物見山でつつじを楽しんだ後、「東松山ぼたん園」(旧称:野田ぼたん園)に向かいました。
この日(25日)からこちらのぼたん園も「ぼたんまつり」が始まったためです。
祭り期間に入ると入園料(大人500円)が徴収されます。裏を返せばそれ以外の期間は無料ということになりますが。

もうひとつの「箭弓稲荷神社ぼたん園」では既にぼたんまつりに入っていますが、こちらは祭り期間に関係なく無料です。
でも、自身はどういうわけか箭弓稲荷神社に行ったことがなく、有料となる「東松山ぼたん園」ばかり行ってしまいます。






市長や国会議員、東松山観光大使のお嬢さん等が並んでいました。このあとイベントも・・・
しかし市長さんも大変ですね。午前中は物見山つつじ祭りに臨席したばかりですから。




東松山市のマスコットキャラクター「まっくん」「あゆみん」も市長同様に物見山つつじ祭りに引き続いて姿を見せていました。
市の花”ぼたん”をモチーフにしているマスコットですから「ぼたんまつり」を欠席するわけにはいきませんよね。




自身の恒例となっているぼたんとのコラボのため東松山市名物「やきとり」(本当はやきとん)を買っていざ入園。
「まっくん」「あゆみん」の胴体は、やきとりのたれを入れるたれ壺なわけでして・・・








もうだいぶ咲いています




え! 見物客の姿がないって。 決して多くはありませんでしたがそれなりにいましたよ。
人の姿が隠れるのを見計らって撮ったものですから・・・
能書きはこの辺にしておきます。ぼたんの銘については多すぎて控えてきませんでしたので花を楽しんで下さい。
楽しんでと言えるほどの写真ではないことは重々承知しております・・・








































最後におまけ。アゲハチョウとツツジです。

散策日 2015年(平成27年)4月25日(土)           

物見山つつじ祭り

2015年04月25日 | 花・鳥・風景


東松山市の「物見山つつじ祭り」に行ってきました。
このお祭りは、物見山のある東松山市高坂地区の方々の主催によるお祭りで今回が3回目のようですが初めての見学でした。














色とりどりのつつじが目を楽しませてくれます






地元「高坂太鼓」の演奏もありました














「番匠一座」夢ちんどんさんも  来週は東松山ぼたん園で演奏だそうです  ほんとに忙しいです






















散策日:2015年(平成27年)4月25日(土)           

金尾要害山城跡(埼玉県寄居町)

2015年04月24日 | 100名城以外の城館跡


金尾要害山城跡 (埼玉県寄居町金尾)  別名:寄居要害山城 金尾山城など  標高:229m 比高:130m
 
1532(天文元)年に花園城を拠点とする藤田重利(のち康邦)が築いた城で重臣の金尾弥兵衛が城主を務めていたとされる。
重利が北条氏康に従属してからは天神山城などとともに娘婿北条氏邦(氏康の3男)の持城とな、鉢形城の西方の支城として機能してきたが、
1590(天正18)年の豊臣秀吉による小田原攻め鉢形城が落城すると廃城となった。
  
現在は金尾つつじ山の愛称で呼ばれ、1万株のつつじが4月中旬から5月中ごろまで見ごろを迎える。








主郭跡は狭く現在は物見櫓(見晴らし台)が建っている 鉄製でなく木製である所は砦を意識したのだろうか




主郭を囲む馬防柵 戦国の城跡を感じさせてくれます




物見櫓(主郭)からの眺望は開けており敵の動きがよくわかりそうです
左手方向には花園城  右手方向には鉢形城があります




二の郭跡にある愛宕神社脇に設けられた「金尾山由来」




二の郭跡




主郭跡の物見櫓(見晴らし台)から二の郭跡を見下ろす




三の郭跡




歩いていたら落ちていました やはり鉢形城の支城だっただけのことはある(意味不明?)
5月に行われる「寄居北條まつり」には、ここ金尾から金尾城隊も出陣します。

金尾山由来書によれば「馬出」の文字もありましたがどこにもそれらしい場所はありませんでした。
まあ、つつじ見学がてらの城跡散策でしたからすべてを見てきたわけではありませんので・・・

攻城日:2015年(平成27年)4月22日(水)           

天神山城跡(埼玉県長瀞町)

2015年04月23日 | 100名城以外の城館跡


天神山城跡 (埼玉県長瀞町岩田) 別名:白鳥城 根古屋城  標高:226m 比高:100m 山城  埼玉県選定重要遺跡

平安時代からこの地を治めていた藤田氏の城。藤田氏は室町期には関東管領上杉氏の重臣となり、
天神山城は天文年間(1532~1555)に藤田重利(のち康邦)が築いたと伝えられる。
 
1546(天文15)年の河越夜戦以降に北関東に勢力を伸ばしてきた北條氏康に、1549(天文18)年7月、重利は従属し、
氏康の四男氏邦を娘婿に迎える1560(永禄3)年に上杉謙信が関東侵攻を開始すると藤田氏は上杉方につくも、同年9月に
北条氏によって攻め落とされた。1564(永禄7)年頃に氏邦が入城した。氏邦は1568(永禄11)年10月から
翌年9月の間に鉢形城に居城を移したが、その後も天神山城は鉢形城の支城として使われ、1590(天正18)年の
小田原征伐の際に、鉢形落城と共に開城したといわれている。

1970(昭和45)年、観光目的として本丸跡に模擬二重櫓(鉄筋コンクリート製)が建設されたが、採算あわず倒産し模擬天守も放置された。

自身の記憶ですと観光用に建てられたこの模擬二重櫓は「白鳥城」とも呼ばれ、国道140号線からもよく見えたものでした。
そんな天神山城跡を攻城したいと思いつつも荒れ果てた現状のことを知り、攻めることに臆病になっていましたが、
攻め切れぬことを覚悟で漸く攻めてみました。
 
トップに使った写真は、2011(平成23)年2月20日に天神山城跡の模擬櫓を写せるところはないかと探し、
R140中野上交差点のコンビニ駐車場から、コンデジで思いっきりズームして撮ったものです。






この縄張図かこれに代わるものをもって攻城すればよかったものを今回も手ぶらで行ってしまいました。




4年前と同じくコンビニの駐車場から撮ってみましたが、季節が違うとはいえ年ごとに櫓が見えなくなっていきます。




皆さんこの白鳥神社の裏手から攻めているようですので自身もそれに倣って




白鳥神社についての案内板 天神山城についても少しですが触れられています




ここはまだ神社の脇ですから道もはっきりしています




どうにか道らしきところを探して登りますがすぐ脇は急斜面です




本郭の北方にある腰郭? ここまで斜面を横に歩いて




削平地です 腰郭跡でしょうか




竪堀跡のようですがこの状態ではよくわかりません まして写真ではまったくわかりません




こちらは横堀ですが上の竪堀同様によくわかりません




天守を模した模擬二重櫓が見えてきました  櫓西側は絶壁です




これぞ噂に聞きし廃墟となった模擬二重櫓  昭和の落城といったところでしょう 昭和の城の遺構です(ものは言いようで)




随分と小ぶりな二重櫓です これでは入城できる観光客も限られてしまったでしょうね




場所をちょっと移動しただけで木立に隠れてしまします




梅鉢紋ですね 藤田氏の上り藤でも北条氏の三鱗でもないということは昭和の城主の家紋でしょうか




赤茶けた高欄も築城当時は黒かったのでしょうか それとも朱色だったのでしょうか




あちこち朽ちています いつ何が落ちてくるか不安になります




外から見るだけに留めました 




模擬二重櫓東側




模擬二重櫓東側にある竪堀 やはり写真では立体感がありません




本郭と二の郭の間に架かる鉄の橋を二の郭側から




二の郭跡、三の郭跡方向ですが藪で何が何やらわかりませんし境もわかりません とても遺構どころではありません




鉄の橋の下の堀切  堀底に降りてまで写真を撮る勇気はありませんでした




二の郭北側に残る石積 ①




二の郭北側に残る石積 ②




二の郭北側に残る石積 ③




二の郭西側の腰郭跡?




二の郭跡なのか三の郭跡なのか  破壊されてしまったようですのでよくわかりません




ここも腰郭跡でしょうか とにかく破壊と藪で




三の郭跡だと思うのですが?




二の郭跡の物見櫓? 二の郭、三の郭を壊して造った駐車場の監視台だったかもしれませんね




トイレ跡です  中をちょっと覗いて見たら今風のトイレで「厠」ではありませんでした




この下あたりに出郭跡があるようでしたが、老いた雑兵ひとりではとても攻められる状態ではありません。
何の未練もなくと言ったら嘘になりますが、これだけ見れば十分と来た道を帰ることにしました。


攻城日:2015年(平成27年)4月22日(水)            

金尾山つつじまつり

2015年04月22日 | 花・鳥・風景


本日、別件で寄居町の金尾山の前を往復しましたら「金尾山つつじまつり」の看板が出ていました。駐車場に車を
止めてつつじ園に向かう人が何人も。予定外ではありましたが時間に余裕がありましたので自身も見学をと・・・
イベントは4月29日(水・祝日)にあるようで、今日はつつじ見学だけです。






案内所で緑化協力金募金という名目の実質見学料を徴収していました  整備・手入れも大変でしょうから






写真上部右端に見えるのは「荒川」  上部中央の建物は「かんぽの宿」






















実はこの金尾山つつじ以外の別の顔(写真にヒントが)もあるのですがブログ記事にするかどうか迷っています

散策日:2015年(平成27年)4月22日(水)          

花水木

2015年04月21日 | 花・鳥・風景


もう十分に弱っている足腰ですが、これ以上弱らせてはと今日も少しばかり散歩をしてきました。




ちょっと下を見ながら歩いていると芝桜やプランターのサクラソウが目に入ってきます。視線を上に向けると赤や白い花水木が咲いてます。




花水木の街路樹が増えました。昔、商店街の街路樹といえば銀座をまねてか柳が多かったような気がします。




庭に赤と白両方の花水木を植えてある家を相当数見受けます








でも、昔、花水木を植えている家はほとんどなかったような記憶ですが・・・気付かなかっただけでしょうか

庭と呼ぶにはあまりにも狭い我が家の庭には花水木は咲いていませんが・・・

散策日:2015年(平成27年)4月21日(火)

芝 櫻

2015年04月20日 | 花・鳥・風景


何種か残してほとんどの桜は葉桜に変わってしまったようです。そんな桜に代わり芝桜が民家の庭先や畑の一角に咲いています。
秩父・羊山公園や高崎・みさと芝桜公園などのような大パノラマの景色は望めませんが散歩途中に見た芝桜を何枚か載せてみました。




芝桜といえば故・作家有吉佐和子さんの小説『芝櫻』を思い出します。性格が対照的な正子と蔦代という二人の芸者さんの話しです。




『芝櫻』上下2巻を買って読んだのは1970年代初めのことですのでだいぶ昔のことになってしまいました。




テレビドラマにもなりました。自身は観た記憶はありませんが、正子を故・池内淳子さんが蔦代を浜木綿子さんが演じました。




ハードカバーで箱入りのこの2巻の単行本も他の本とともに書棚から段ボール箱に引っ越してしまいました。




『芝櫻』には続編があります。老いた正子と蔦代の物語です。題名は伏せておきましょう・・・








この1枚だけは上の8枚とは別の場所で撮りました。花が違うのでお分かりかとは思いますが。

散策日:2015年(平成27年)4月20日(月)