四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

和太鼓 蝶華〜Joker〜 in 酒蔵まつり

2023年02月28日 | まつり・イベント


2月26日(日)に、「晴雲酒蔵」と「帝松 松岡醸造」の2蔵元による『小川町酒蔵まつり』が開催
されました。
単独開催の時から毎回和太鼓演舞が行われる帝松 松岡醸造に足を運び、2団体の和太鼓を楽しんで
きました。
本投稿では『和太鼓 蝶華〜Joker〜』を紹介したいと思いますが、少しだけ 酒蔵まつりの様子も載
せておきたいと思います。




大勢のお客さんです。その大半は【飲んべー】さんでしょうね。会場で販売されているやきとりな
どを摘みに樽酒や瓶入りのお酒などを銘々に。
また、ここ中庭だけでなく庭園も飲食・休憩のために開放されておりました。




この長い行列は【試飲】のために並んでいる人たちです。
試飲するには試飲用の【オリジナルお猪口】(前売り800円・当日1000円=試飲代)が必要
です。何種類かのお酒が試飲できるようですが、飲まない私には何種類あったのかわかりません。




試飲会場はこの通りの混雑




こちらでは【樽酒】を販売(紙コップ1杯200円?) 【甘酒】は無料サービス




この列は「太田ホルモン」の【やきとり】を買うために並んだ客の列。【やきとり】と言っても鳥
ではなくぶ豚ですが。
「太田ホルモン」はテレビ東京の「「出没!アド街ック天国」に2回も出ている知る人は知る有名
なお店です。
他にも団子、すし、うどんなどの地元のお店が何店も出店していました。




売店の中もこのとおりです




『和太鼓 蝶華〜Joker〜』さんは東京都青梅市を拠点に活動している和太鼓の団体で、埼玉県内の
各地でも演奏しているようです。
私は今回初めて知った団体ですが、この帝松の酒蔵まつりでも何回か演舞しているとのことでした
し、ここ小川町での別のイベントにも参加したことがあるようです。
今回は午後の1回の演舞でしたがランダムに何枚か載せておきます。
「蝶華」と書いて「ジョウカー」と読ませるとのことです。




       







       



       



       

見学日:令和5年(2023)2月26日(日)

武蔵越生高校 和太鼓部『青龍』in 酒蔵まつり

2023年02月27日 | まつり・イベント


2月26日(日)に、「晴雲酒蔵」と「帝松 松岡醸造」の2蔵元による『小川町酒蔵まつり』が開催
されました。「帝松 松岡醸造」ではコロナ禍のここ3年ほどを除き毎年『酒蔵まつり」を行ってい
ますが、複数の蔵元による酒蔵まつりは初めてではないかと思います。この二つの蔵元と小川町駅
を結ぶ無料のシャトルバスが運行され、それぞれの蔵元で各種イベントが行われました。お酒を主
としたおまつりでありますが、飲まない・飲めないため、毎回和太鼓演舞が行われる帝松 松岡醸造
に行って和太鼓演舞を楽しんできました。

和太鼓演舞を披露してくれたのは2チームで、このうち武蔵越生高校 和太鼓部『青龍』は、オープ
ニング、午前の部、午後の部と3回にわたり演舞してくださいました。
3回の演舞からランダムに何枚か選んで載せておきます。














       









       





       

















       



       

       











       

       



見学日:令和5年(2023)2月26日(日)

寄居町末野の「西行戻り橋」

2023年02月20日 | まち歩き


『西行法師』(俗名:佐藤 義清・元永元年〈1118〉~文治6年〈1190〉)は、平安時代末期から鎌倉時代
初期にかけての武士であり、僧侶、歌人としても知られるようです。(と言っても私は全く詳しくなく、
西行という名を知るだけですが)

その西行にまつわる逸話として「西行戻し」と言われるものが全国各地にあるようです。それは
「戻り橋」だったり、「戻り石」、「戻りの松」であったりの違いはありますが、いずれも現地
の童子にやりこめられ恥ずかしくなって来た道を戻っていくというもののようです。
そのひとつに数えられる大里郡寄居町末野地内の「西行戻り橋」を訪ねてみました。




橋の北詰に設置されている「西行戻り橋 由来」説明板の文面を転記しておきます
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   西行戻り橋 由来
 歌人として名高い西行法師は、源頼朝と初めて会った時、「元は佐藤兵衛尉義清(さとうひょうえいのじょう
のりきよ)今は出家隠遁して西行と号する者」と名のっています。この西行が寄居町末野にやって来たのは、秩
父へ歌の修行に向かう途中だった。末野を流れる逆川にかかる土橋まで来ると、子供がショイコを背に鎌を振り
振り渡ってきます。そこで西行は「小僧、どこへ行く」と問いかけました。すると子供は「冬ぼきの夏枯草(麦)
を刈りに行く」と無造作に答えた。西行は「冬ぼきの夏枯草」とは何のことかわからず、困ってしまった。子供
は西行の困った顔をよそに、さっさと行ってしまった。またこの時、橋のたもとのあばらで、美しい小娘がハタ
を織っている姿に西行はうっとりとみとれているうちに、急にその絹がほしくなり、「その絹を売るか」とたず
ねました。すると娘は「ウルカとは、川の瀬にすむ鮎のはらわた」とまるで禅問答のようにいうのです。そこで
西行は秩父路では、少年も少女もむずかしい歌をたやすく作る。自分は恥ずかしいといってこの橋から戻ってし
まいました。今もこの橋を「西行戻り橋」と呼んでいるのはそのためです。
                                           寄  居  町 
                                           寄居町観光協会

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伝説・伝承の域を出ないのか史実なのか確かめるすべはありませんが、「西行戻り橋」とされる橋
(無論当時のものでないことは断るまでもないことですが)の写真を何枚か・・・






橋の下を流れる逆川






なお、同じ埼玉県内であるときがわ町の慈光寺には「西行見返桜」という伝説・伝承があるようで
す。これも観音化身の小僧にやりこめられ引き返したというもので、西行と小僧のやりとりは末野
の「西行戻り橋」とほぼ同じ内容のものです。その時手に持っていた桜の枝を挿して行ったのが今
の「見返り桜」とのことですが、この桜はどこに・・・

散策日:令和5年(2023)2月19日(日)

第5回 調査研究発表会「古文書から見えてきた鉢形領を支えた人びと」

2023年02月19日 | 講演会・講座


鉢形歴史研究会 第5回調査研究発表会
「古文書から見えてきた鉢形領を支えた人びと」

日 時:2023年(令和5年)2月19日(日)10:00~16:30
会 場:秩父歴史文化伝承館(秩父市熊木町 秩父市役所隣)
内 容
  報告1「三山谷城砦群に関する新視点」               会員 堀口 進午 氏
  報告2「鉢形領の経済学Ⅱー古文書から読み解く激動期の通過対策ー」 会員 大島 和男 氏
  報告3「花園城鉄砲伝来伝承を検証するー吉田家文書との関連でー」  会員 宇佐見裕司 氏
       (昼食・休憩)
  演 武「戸田派武甲流薙刀術」              第二十一世宗家 建入 久代 氏 他
  講 演「北条氏邦と秩父氏・藤田氏」      駒沢大学准教授・本会顧問 浅倉 直美 氏
  まとめ「資料集刊行を終えて」                 本会顧問 梅沢太久夫 氏
    質 疑 応 答
  司会進行 代表 新井 克彦 氏・副代表 石塚 三夫 氏
  主 催 鉢形歴史研究会
  共 催 秩父市教育委員会・小鹿野町教育委員会・寄居町教育委員会

を聴講してきました。
平成29年(2016)4月からはじめた調査研究はこの3月で7年を終えるようです。今回の発表会を一区
切りに、北条氏邦関連文書の調査研究は終了とのことですが、新たなテーマについてすでに調査研究を
始めているようです。
北条氏邦関連文書集の発刊には大変な苦労があったと聞き及んでいます。
5回に及ぶ研究発表会は全て聴講させていただきましたし、第1集から第4集までの北条氏邦関連文書集
購入させていただきました。




調査研究発表会場の秩父歴史文化伝承館




今月10日に降った雪が残る「武甲山」を秩父歴史文化伝承館2階から




左:第5回調査研究発表会資料集  (39頁)                             500-
中:戦国史料集 第四集 児玉郡ほか   資料集(140頁) 上段に史料原本の写真 下段にその釈文  1500-
右:戦国史料集 第四集 別編児玉郡ほか 解説集 (62頁)  釈文の読み下しと解説          1000-

聴講日:令和5年(2023)2月19日(日)