四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

「ひなの里」を訪ねて(埼玉県鴻巣市)

2022年02月28日 | まち歩き


鴻巣市の中山道沿いにある鴻巣市産業観光館「ひなの里」を訪ねて来ました。
現在、鴻巣市で「鴻巣びっくりひな祭り2022」を開催中(2月18日〔金〕~3月5日〔土〕)で、ここ「ひなの里」
はサテライト会場のひとつとなっています。
なお、「ひなの里」では雛飾りは常設展示です

※右下の「ひなの里」石碑は合成で挿入したものです。




館内には色々なひな飾りや、ひな祭りに関する年表が飾られています。




昭和20年ころの雛飾り




大名・牧野家の雛飾り




七段雛飾り




中庭にある蔵 埼玉県指定景観重要建造物(平成25年〔2013〕10月8日指定)




この蔵にも雛飾りがあります

びっくりひな祭りの名物となっているピラミットひな壇はメイン会場やその他の会場で見られますが、所用の途
中で寄ったものですから、そこまでは行く余裕はありませんでした。

そう言えば、この「ひなの里」の近くにある老舗の人形店でひな人形を買ったのは十数年前でした・・・


見学日:令和4年(2022)2月26日(土)

テーマ展関連講座「新屋敷遺跡から見た古墳のまつり」

2022年02月27日 | 講演会・講座


さきたま講座 テーマ展関連講座①
「新屋敷遺跡から見た古墳のまつり ー初期郡集墳における土器使用埋葬儀礼の実態ー」

講 師: 大 谷 徹 氏(公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団)
日 時: 令和4年(2022)2月26日(土)13:30~15:30  
会 場: 埼玉県立さきたま史跡の博物館 2階講堂 (埼玉県行田市埼玉)

を聴講してきました。

【内容】
 1 新屋敷遺跡の発掘調査の沿革
 2 なぜ新屋敷遺跡(古墳跡)は残っていたのか?
 3 新屋敷遺跡に古墳群が造られた時代
 4 新屋敷遺跡をめぐるこれまでの研究
 5 土器から見た古墳のまつり
 6 新屋敷遺跡における土器使用の様相
 7 古墳における土器を使用した埋葬儀礼の復元
 8 まとめにかえて


本講座は、令和3年度 テーマ展 埼玉の遺跡「鴻巣市 新屋敷遺跡-埴輪工人の奥津城ー」
の関連講座です。




講座資料
 A3判 7枚14ページ




さきたま史跡の博物館前にある移築民家の庭の梅が咲いていました
左にある古墳は「瓦塚古墳」




ヒヨドリの姿もありました

聴講日:令和4年(2022)2月26日(土)

比企氏ゆかりの伝承地を巡る「串引き沼」

2022年02月25日 | 史跡・遺跡・文化財


東松山市大谷地区にはNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に登場している比企能員とその一族にゆかりのある地
(伝承地)が複数あることから訪ね歩いてきました。
若狭の局(比企能員の娘・比企尼の孫)が夫・鎌倉二代将軍源範家の形見である鎌倉彫の櫛を投げ込んだ伝わる

  「串引き沼」(くしびきぬま)
です。




「串引き沼」
沼の先にはゴルフ場(川越カントリークラブ)





串引き沼の土手に以前から設置されている「串引沼と若狭局の悲話」の看板




土手に並ぶ「頼家桜」
「串引き沼」の説明板は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に合わせて設置されたようです
上掲「串引沼と若狭局の悲話」の看板はこの桜並木の中ほどに設置されています


過去記事『比企能員館』 ← リンク

散策日:令和4年(2022)2月16日(水)

比企氏ゆかりの伝承地を巡る「比丘尼山」

2022年02月24日 | 史跡・遺跡・文化財


東松山市大谷地区にはNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に登場している比企能員とその一族にゆかりのある地
(伝承地)が複数あることから訪ね歩いてきました。
源頼朝の乳母であった比企の尼が、夫・比企遠宗亡き後、禅尼となって草庵を結んだと伝わる

  「比丘尼山」(びくにやま)
です。




「比丘尼山」の説明板は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放映に合わせて設置されたようです




比企の尼が草庵を結んだと伝えられる「比丘尼山」
しかし、どのあたりかは定かではありません。
また、若狭の局が頼家の菩提を弔うために建立した大谷山寿昌寺についての口伝での場所は現在ゴルフ場になっ
ているようです。


過去記事『比丘尼山横穴墓群』 ← リンク

散策日:令和4年(2022)2月16日(水)

君だけを!! 西郷輝彦さん亡くなる

2022年02月22日 | エトセトラ


歌手で俳優の西郷輝彦さんが20日に前立腺がんのため75歳で亡くなられたとのことです。
同年代(私は少し下)の方で、橋幸夫・舟木一夫と共に「御三家」と呼ばれていましたが、私にと
っては、ある理由から西郷さんだけは特別な存在でした。
若すぎます。ご冥福をお祈りします 合掌




約8年前の平成26年(2014)4月13日、群馬県甘楽町の『城下町小幡さくら祭り「武者行列」』に
ゲストとして参加した武者姿とその後のトークショーでの西郷輝彦さんを撮らせていただいた写真
です。
トークショーでは、この前の年に生まれた初孫(辺見えみりさんの子)の話や、舟木一夫・三田明
とのBIG-3のコンサートの話などを語ってくれたのを思い出します。




男性歌手のレコードは西郷輝彦さんのものしかありません(購入したレコードの枚数自体が少しで
すが)
レコードプレイヤーは処分してしまっていますので、聴くことはできませんが並べてみました。
デビュー曲の「君だけを」は昭和40年(1964)2月販売、この年東京オリンピックが開かれました。
それから57年を経っています・・・

比企氏ゆかりの伝承地を巡る「梅ヶ谷・須加谷」

2022年02月21日 | 史跡・遺跡・文化財


東松山市大谷地区にはNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に登場している比企能員とその一族にゆかりのある地
(伝承地)が複数あることから訪ね歩いてきました。
比企能員の娘・比企尼の孫で鎌倉二代将軍源範家の妻となった若狭の局が隠棲し余生を送った地と伝わる

  「梅ヶ谷・須加谷」うめがやつ・すかやつ
です。




丘陵のこんもりした中に秋葉神社が鎮座します
写真の手前が梅ヶ谷 森の向こうが須加谷




「秋葉神社」




秋葉神社背後の道が「秋葉道」




秋葉道に沿って建てられている「梅ヶ谷・須加谷」説明板と「秋葉神社」説明板
秋葉神社の説明板は以前からありましたが、「梅ヶ谷・須加谷」説明板は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に合わせ
て設置したようです。





「秋葉神社」説明板




若狭の局の隠棲地があったと伝わる「梅ヶ谷」
後世の森川氏の陣屋もこの梅ヶ谷にあったと伝わります
なお、串引き沼の先(現在は川越カントリーの一部)に若狭局隠棲址があったと言う口伝もあるようですが、何
れにしろどちらも伝承の域を出ていないようですので。





「須加谷」




宗悟寺の山門前から「梅ヶ谷・須加谷」方向を

過去記事『森川氏陣屋』 ← リンク

散策日:令和4年(2022)2月16日(水)

比企氏ゆかりの伝承地を巡る「扇谷山宗悟寺」

2022年02月20日 | 史跡・遺跡・文化財


東松山市大谷地区にはNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に登場している比企能員とその一族にゆかりのある地
(伝承地)が複数あることから訪ね歩いてきました。
若狭の局(比企能員の娘・比企尼の孫)が持参した夫である鎌倉二代将軍源頼家のものと伝わる位牌がある

  「扇谷山宗悟寺」(せんこくさんそうごじ)
です。




参道脇に設置された「扇谷山宗悟寺」説明板と幟旗
説明板は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放映に合わせて設置されたようです





山号「扇谷山」と揮毫された扁額が架る「山門」




「本堂」
宗悟寺派は徳川家康の旗森川金右衛門氏俊の菩提寺で、天正20年(1592)比丘尼山にあった大谷山寿昌寺を現在の
扇谷に移し、「扇谷山宗悟寺」とした。





本堂前に設置された「比企氏伝承の品」説明板
若狭の局が持参したと伝わる夫である鎌倉二代将軍源範家のものと伝わる位牌
須加谷の菅堂(観音堂)にあり、若狭の局が祈願しお祀りしていた「蛇苦止観音」





「比企一族顕彰碑」

過去記事『宗悟寺』 ← リンク

散策日:令和4年(2022)2月16日(水)

比企氏ゆかりの伝承地を巡る「城ヶ谷」

2022年02月19日 | 史跡・遺跡・文化財


東松山市大谷地区にはNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に登場している比企能員とその一族にゆかりのある地
(伝承地)が複数あることから訪ね歩いてきました。比企能員の館があったと伝わる

  「城ヶ谷」じょうがやつ
です。この説明板は、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」放映に合わせて設置されたようです。




「城ヶ谷」




「城ヶ谷沼」の手前に設置されている説明板と幟旗




「城ヶ谷沼」




城ヶ谷沼の堤から谷入口方向を

過去記事『比企能員館』 ← リンク

散策日:令和4年(2022)2月16日(水)

武士の鑑 畠山重忠 参上!!

2022年02月18日 | エトセトラ


畠山重忠が住んだとされる菅谷館跡のある嵐山町
その嵐山町の【ステーションプラザ嵐ナビ】に


 いざ鎌倉 いざ嵐山
  武士の鑑 畠山重忠 参上!!
   右の肩から手に持っているのは
   鵯越の伝説の愛馬、その愛馬が手にしているのは
   静御前の舞に重忠が伴奏した銅拍子
   手には鬼鎮神社節分祭の鬼の面です。   〔嵐山町観光協会]


とあります。重忠公の伝説を上手く織り込んでいますネ
しかも、今で言うところの凄い「イケメン」ですねー

比企を巡ろう!9市町村フライヤーラリー

2022年02月17日 | エトセトラ


比企地域9市町村(東松山市、滑川町、嵐山町、小川町、川島町、鳩山町、吉見町、ときがわ町、東秩父村)で
は、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放映を契機として地域の活性化につなげようと、令和2年(2020年)12月に
『大河ドラマ「鎌倉殿の13人」比企市町村推進協議会』を立ち上げ、さまざまな取り組みをしていますが、同推
進協議会企画第2弾として、
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  比企を巡ろう!9市町村フライヤーラリー

 9市町村にはそれぞれゆかりのある史跡や伝承地、観光情報が紹介されたフライヤー(チラシ)が設置されて
います。9種類のフライヤーを集めて、比企ガイドブックを完成させよう!すべてのフライヤーを集めた方で、
先着300名様に協議会特製クリアファイルをプレゼントします。     《フライヤーに記載の主旨引用》
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が、2月15日(火)から始まりました。
ということで、15日(火)・16日(水)の2日間をかけて9市町村(配布場所は省略)を巡って来ました。
フライヤーの表面には、「鎌倉殿の13人」に登場する人物にゆかりのある史跡や伝承地が紹介されており、裏面に
は各市町村の観光地情報等が紹介されています。
頂いた特製クリアファイルの写真も載せたいところですが、ネタバレになってしまいますので・・・





各市町村では其々「鎌倉殿の13人」に関するコーナーを設置しておりますが、その規模や内容はまちまちです。
この写真は、滑川町役場内のもので、町独自の幟旗も作られています。




こちらは東松山市の大岡市民活動センターで、10数枚のパネルで比企氏の紹介をしています。
全市町村の写真を撮ってきたわけではありませんので、紹介はこのくらいにしておきます。

なお、企画第1弾は広報紙リレーで、昨年9月から9市町村の広報紙やホームページ等で、各市町村の歴史資源や歴
史の魅力をリレー形式で伝え、同じものを他の市町村でも自分の町の広報誌に掲載するというもので、A町が作成
し広報誌またはホームページに掲載した同じものを他の8市町村も掲載し、翌月はB町のものを同様に掲載するする
というもので現在も実施中です。