「夏越の祓(なごしのはらえ)」に行われる神事「茅の輪くぐり」は6月30日に催行されます。
この写真は、4年前(2016年)の「茅の輪くぐり」の一コマです。
この埼玉県比企郡小川町大塚に鎮座する八幡神社は、元弘3年(1333)に、鎌倉幕府9代(最後の)
将軍守邦親王が、鎌倉幕府滅亡に際し、亡命し、この梅香岡に仮寓。鎮守神明社の境内に勧請した
のが、八幡神社のはじまりであると言い伝えられています。
玉垣に沿って「夏越大祓式 六月三十日催行 大塚八幡神社」と染め抜かれた幟が立ち並んでいます
但し、この写真も4年前のものです
新型コロナウィルスのことも含めてこの半年の穢れや厄を祓い清め、この先半年の健康を願い1日
早く大塚八幡神社を訪ねてみました。
例年ですと10日程前から茅の輪が準備されています。密を避けるために当日ではなく1日前にし
たわけですが写真のとおり茅の輪はありませんでした。
夏越大祓式の幟もありませんでした。掲示板には中止の旨の張り紙等はありませんでしたが「中止」
で間違いないようです。
他の神社ではどうなのだろうと、ここ数年の間に参拝したことのある神社で茅の輪くぐりを行って
いる次の4社について調べてみました(写真は茅の輪くぐり当日のものではありません)
このうち1社は中止、他については催行するも、神職の祭事のみで一般参拝者はご遠慮下さいと言っ
たような内容でした。
江戸の総鎮守 正式名称は「神田神社」 平将門も祀られています
長元3年(1030)源頼信により創建
古墳の上に鎮座する神社
埼玉県最古の天神社