四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

安養院小倉家墓地の芭蕉句碑(埼玉県本庄市)

2021年10月27日 | 歌碑・句碑


 句 :  もの言は 唇さむし 秋の風
    (ものいえば くちびるさむし あきのかぜ)

出 典: 『芭蕉庵小文庫』 貞亨元年から元禄年間ではあるが作句年詳細が不明
所在地:埼玉県本庄市中央3丁目 安養院小倉家墓地
建立日:不詳
建立者:小倉紅於(本庄宿の旅籠「小倉屋」の主人)

※ 句碑には「もの言は・・・」の もの(物)の文字が見当たりません 
「言は」は上部に刻まれていることから「もの」は初めから刻まれなかったのかも知れません? 




句碑下部の「芭蕉坐像線刻」
小倉家墓地には、この芭蕉句碑を含め江戸時代の有名な文人墨客達の遺墨を刻んだ墓石が多く
所在し、「安養院小倉家の墓碑群」の名称で、本庄市の有形文化財(記念物)に指定されてい
ます。




安養寺の総門 奥に山門 その先に本堂
これらは「安養院本堂・山門及び総門」の名称で、本庄市の有形文化財(建築物)に指定され
ています。

散策日:令和3年(2021)10月16日(土)

産泰神社の芭蕉句碑(埼玉県本庄市)

2021年10月24日 | 歌碑・句碑


 句 : しぐるるや 田の新株の 黒むほど 
     (しぐるるや たのあらかぶの くろむほど)

出 典: 『記念題』  元禄3年(1690) 芭蕉47歳の時の句
所在地:埼玉県本庄市四方田288-1 産泰神社
建立年:慶応元年(1865)8月4日
建立者:連中 




【碑陰】
 ※應元乙 丑年八月四日   
   慶應元年が乙丑(きのと)に当りますので、※應元年は慶應元年と分ります
 下部に俳人と思われる名が4名程刻まれています




句碑は鳥居の左側の少し後ろ(社殿寄り)に建立されています

散策日:令和3年(2021)10月16日(土)

権八物言い地蔵(埼玉県鴻巣市)

2021年10月22日 | 史跡・遺跡・文化財


平井権八(ひらい ごんぱち・明暦元年(1655)頃 ~ 延宝7年(1679)11月3日)は、江戸時代前期に
実在した日本の武士で、講談・浄瑠璃・歌舞伎・映画等の世界では、白井権八(しらい ごんぱち)と
して知られるとのこと。
その平井権八にまつわる「権八地蔵」なるものがあるとのことで訪ねてみました。
謂れについては現地の説明板参照してください。

名 称:権八地蔵(ごんぱちじぞう
別 称:荊原権八地蔵、権八延命地蔵、物言い地蔵
建立年:不詳
指 定:鴻巣市指定民俗資料 (名称:権八地蔵とその物語 平成3年(1991)8月21日指定)
所在地:埼玉県鴻巣市荊原(旧・北足立郡吹上町)




【権八延命地蔵】と揮毫された扁額




権八地蔵(物言い地蔵)




「権八地蔵とその物語」説明板
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鴻巣市指定民俗資料   平成3年8月21日指定
権八地蔵とその物語

 権八は、姓を平井といい鳥取藩士であったが、同僚を殺害したため脱藩し江戸へ逃れた。その途中金に
困り、久下の長土手で絹商人を殺害し大金を奪い取った。あたりを見廻すと地蔵様を祀った祠があった。
 良心が咎め己の罪の深さに、いくばくかの賽銭をあげて「今、私が犯した悪行を見ていたようでずが、
どうか見逃してください。また、誰にも言わないでください。」と手を合わせると、地蔵が「吾れは言わ
ぬが汝言うな。」と口をきいたと伝えられている。
 この話から、この地蔵は「物言い地蔵」と呼ばれるようになった。権八はその後捕らえられ、延宝8年
(延宝7年とも)に鈴ヶ森の刑場(東京都品川区南大井)で磔の刑に処された。
参考:延宝8年(1690)

 平成24年2月        鴻巣市教育委員会

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この荊原の権八地蔵は平井権八が処刑されただいぶ後に造られたようで、言い伝えの地蔵そのものではな
く、逸話に絡めて権八地蔵と呼ばれているようです。
また、権八地蔵と言われるものはここ以外の熊谷市久下にもあり、これは元禄11年(1698)造立されたもので、
やはり平井権八の物語と結びつけたものとのことです。
更に、鴻巣市本町の勝願寺にも同じ伝説の地蔵があり、これは延宝元年1673〉の造立とのことから、これが
本物の権八(物言い)地蔵だと言う説もあるようです。
正直、それも事実かどうか確かめようはありませんが・・・


散策日:令和3年(2021)9月28日(火)

的を射る 的外れ

2021年10月19日 | エトセトラ


某日 某弓道場で練習をしていましたので横の方からちょっとだけ見学させていただきました
3的のうちのひとつの的をズームで撮った写真を更にトリミングしたものです

1本は確かに的を射ています   でも微妙な位置です
2本は的を外れています     でもこれも微妙な外れ方




上の写真を加工して矢の位置をずらしてみました
これなら  
    的を射る  的外れ  
と、それぞれの言葉通りらしい写真になったかも知れません

意味? 説明の必要はありませんよね

ミニ企画展 ミュージアム周辺の古墳

2021年10月17日 | 企画展・見学会


本庄早稲田の杜ミュージアム主催

 ミニ企画展 ミュージアム周辺の古墳 

会 期:2012年10月12日(火)~12月16日(日)
会 場:本庄早稲田の杜ミュージアム 交流ひろば(埼玉県本庄市西富田)

を見学してきました。

また、9月11日(土)から開催されている
本庄早稲田の杜ミュージアム開館1周年記念企画展
  「大隈重信と渋沢栄一展」
も、やはり10月12日(火)から後期展示で展示品が入れ替わりましたので併せて見学してきました。




「ミニ企画展 ミュージアム周辺の古墳」のチラシ 裏面は出品目録になっています
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 本庄早稲田の杜ミュージアムがある浅見山丘陵とその周辺には、古墳時代の全期間を通して古墳が築かれてい
ました。古墳時代前・中期(4世紀から5世紀)には、墳丘長70m級を超える前方後円墳、北堀前山1号墳や直径
60m級の大型円墳、公卿塚古墳・金鑚神社古墳など児玉地域を代表する有力な首長墓が築かれました。また、古
墳時代後期から終末期(6世紀から7世紀)にかけては、横穴式石室をもつ円墳が数多く造られ、宥勝寺裏埴輪窯
跡では埴輪の生産も行われました。
 この展示では、これまでの発掘調査によって出土した資料を通して、ミュージアム周辺の古墳を紹介します。
                                        【上記チラシから】

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展示資料は、
   公卿塚古墳
   元富東古墳
   宥勝寺北裏遺跡
   宥勝寺裏埴輪窯跡
   浅見山I遺跡
   金鑚神社古墳
   生野山将軍塚古墳
から出土した埴輪・埴輪片、土師器、壺、鉢など80数点




本庄早稲田の杜ミュージアムのフロア見取図
出土品は、E 交流ひろばの壁に沿って展示ケース・台に展示
「大隈重信と渋沢栄一展」は、D 早稲田大学展示室で開催中

見学日:令和3年(2021)10月16日(土)

吹上コスモス畑・再訪

2021年10月12日 | 花・鳥・風景


鴻巣市明用地内荒川河川敷の「吹上コスモス畑」を再訪してきました。
全体の見頃は10月中旬との情報から、そのころに再訪してみようと考えていましたが、同市内の
「花のオアシス」のひまわりを見に行った序に様子を見てみようと帰りに回り込んでみました。
確かに全体的には全盛には至っておりませんでしたが、1週間前に行った時に比べれば大分咲いて
入ましたし、それなりに見物者も訪れていました。








































散策日:令和3年(2021)10月5日(火)

令和3年度 最新出土品展 地中からのメッセージ

2021年10月09日 | 企画展・見学会


 埼玉県立さきたま史跡の博物館主催
 令和3年度 最新出土品展 地中からのメッセージ 
 期間:令和3年10月9日(土)~11月21日(日)
 会場:埼玉県立さきたま史跡の博物館 企画展示室

を観覧してきました。
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 埼玉県には約10,000ヶ所の遺跡があり、毎年約200件を超える発掘調査が実施されています。これらの調査で
は、貴重な発見が相次いでおり、学術的価値の高い出土品は、埼玉県の歴史を語る上で欠かせない歴史資料とな
っています。
 今回は、令和3年度までの発掘調査出土品や整理報告の終了したもの、学術的に注目されるものを中心として
ご紹介します。装飾豊かな縄文時代の土器や、水鳥の形をした古墳時代の土器、中世の埋蔵銭や近世の生活用具
など、幅広い考古資料を取り上げます。市の有形文化財に指定された、志木市城山遺跡第96地点の弥生土器と坂
戸市入西石塚古墳の副葬品もお披露目します。
                             【「地中からのメッセージ」チラシ裏面から】

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企画展示室に掲げられている「地中からのメッセージ」の看板




1 城山遺跡 第96地点(志木市)
   旧跡時代の3つの文化層

2 坂上遺跡 第8次調査(上尾市)
   縄文時代の海の貝塚

3 芦狩場遺跡(飯能市)
   縄文時代中期の大集落

4 城山遺跡 第96地点(志木市)
   弥生時代中期の住居跡、市内初発見

5 池上遺跡(熊谷市)
   弥生時代の2種類のお墓

6 鶴巻遺跡(熊谷市)
   古墳時代前期の沼跡

7 入西石塚古墳(坂戸市)
   埼玉県唯一の古墳時代中期の付属品を伴う鉄製甲冑

8 窪前遺跡(上里町)
   住居跡から出土した水鳥形の坩

9 寺浦1号古墳(上里町)
   失われた古墳の埴輪配列

10 若宮遺跡 第51次調査(日高市)
   五芒星が描かれた土器

11 新井堀の内遺跡(蓮田市)
   埋蔵銭を隠した石蓋

12 諏訪木遺跡(熊谷市)
   土坑から14,000枚の埋蔵銭  中世の板碑

13 北2丁目陣屋跡(久喜市)
   江戸時代宿場の生活用具
              ※ 以上リーフレットにある遺跡名とサブタイトル




展示室内の模様の一部

以下に展示品のほんの一部を載せておきます



上尾市・坂上遺跡 第8次調査の出土品




志木市・城山遺跡 第96地点出土品の一部




熊谷市・鶴巻遺跡の出土品




坂戸市・入西石塚古墳出土品の一部  大刀 蛇行剣 剣 鉾




上里町 寺浦1号古墳出土品の一部  馬形埴輪




リーフレット

観覧日:令和3年(2021)10月9日(土)

さきたま講座 出土品展関連講座①

2021年10月09日 | 講演会・講座


 埼玉県立さきたま史跡の博物館主催
   さきたま講座
 令和3年度 最新出土品展 地中からのメッセージ 関連講座①
  「”地中からのメッセージ”を聴くー令和3年度最新出土品展の見どころー
 日時:令和3年10月9日(土)13:30~15:30
 場所:埼玉県立さきたま史跡の博物館 講堂
 講師:別 所 鮎 美 氏 (さきたま史跡の博物館学芸員)

を聴講してきました。大変勉強になりました。

聴講日:令和3年(2021)10月9日(土)