桂木観音(かつらぎかんのん・入間郡毛呂山町滝ノ入814)を訪ねてみました。実に30数年ぶりなります
が、前回は参拝ではなく何か別の用事があってだったと記憶しています。
標高約280m(比高は?)の山の中腹に桂木観音はありますが、創建は、養老3年(719)と言われます。
この桂木観音のある滝ノ入地区はゆずの産地としても有名で、ゆずの木畑沿いの道を上がってきました。
【桂木】の地名は、奈良時代の高僧・行基菩薩が東国行脚をした時、大和(奈良県)の葛城山に似ている
ところからカツラキと名付けたと伝えられています。
桂木観音への石段を上がっていきますと仁王門の手前右側に鐘楼があります。
鐘楼の柱に「鐘は静かに撞いて 余韻をお楽しみ下さい」と書かれた木札が貼られています。
これは特別なことではありませんが、何と銅鐘の撞座の下に「やさしくネ」と書かれています。
これには驚きです。鐘に直接書いちゃうとは・・・
『仁王門』
『桂木観音堂』
桂木観音堂は「桂木寺」(けいほくじ)の境外堂として建立されたもので、現在のお堂は安政6年(1859)
に再建されたもの
背後の山が「桂木山」で寺号の由来となっている
桂木寺は桂木観音の道向かいにある展望台駐車場から少し下に行った場所にあるようです
斜めから『桂木観音堂』を
桂木観音堂の右隣にある『地蔵尊堂』
観音堂の裏の木にヒヨドリが止まりましたので遠かったのですが「パチリ」
仁王門越しに桜の花を
『桂木観音展望台』
この前に3台ほどの駐車場があります
桂木観音を訪ねたもう一つの理由はここからスカイツリーを観ることでした
天気がよかったのでもしやと思い・・・
丸印のところにスカイツリーが建っていますが、残念ながらこの写真では全くわかりません
晴れ切っていなかったのか、腕が悪いのか、カメラ・レンズが悪いのか・・・
散策日:令和3年(2021)3月23日(火)