四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

小江戸川越春まつり2012

2012年03月31日 | まつり・イベント


【市制施行90周年記念 第23回小江戸川越春まつり】が本日3月31日から始まり、5月6日まで開催されます。昨年は、東日本大震災発生に伴い
中止になってしまいました。オープニングイベント開催の本日の天気予報を1週間ほど前から調べたところ強風・雨天になる模様とのことでした。
最近の天気予報は正確でよいのですが、今日あたりは外れて好天気になってくれれば良かったものの、残念ながら朝からどんよりとしていました。
とりあえず行くだけ行ってみて、見てこられる催しものだけでもとのこのこ出かけた次第です。   春祭りのポスター(チラシ)もこうして2枚並べて
みれば違いがわかりますが、別々に目にすると同じものと思ってしまいます。1枚はまつり期間全体のもので、もう1枚はオープニング当日用のものですね。 
 









オープニングの午前10時より早めに着いてしまいましたが、蓮馨寺境内において、星野高等学校マーチングバンド部の方々が
リハーサル(音あわせ?)をしておりましたのでちょこっとその様子をみてから、本番を。 






続いて川越鳶組合の皆さんによる「梯子乗り」を見学。
見学位置が悪かった上に、天候が天候でしたので・・・いつもなんだかんだと理屈をつけて写真の写り具合を誤魔化してしまう悪い癖。  




ゆるきゃらが行進してきました。
坂戸市の「さかっち」です。両手に持っているのは鳴子ですが、坂戸市はすっかり「よさこいのまち」になっています。




「さかっち」は、平成18年4月11日誕生のよさこい鳴子踊りを趣味・特技とする坂戸市のイメージキャラクターだそうです(中央のイラスト)。
しかし、最初の着ぐるみは左の写真(2010年の坂戸よさこいで撮影)のようにイメージとは体型も違うし、「ばけもの」との評判もあったようです。
そこで昨年リニューアルされ、イメージそっくりの着ぐるみに変わったようです。  




越生町の「うめりん」です  イラストと全く同じで可愛いですね。
 



毛呂山町の「もろ丸くん」 もろ丸くんは、毛呂山町の名産柚子と流鏑馬の乗り子をイメージしたキャラクターですね。




鶴ヶ島市の「つるゴン」です
鶴ヶ島市の雷電池には雨を降らす龍が棲んでいたとのことから、鶴ヶ島の「つる」と「龍(ドラゴン)」のゴンで・・・え! 説明の必要はないって。 




川島町の「かわべえ」です
「かわ」は文字どおり川島町に由来し、「べえ」は江戸時代お蔵米として川越藩に献上されていた由緒あるお米である、
町1番の特産品「米:べい」に由来しています。 と、川島町のHPで紹介されていました。

あれ! 地元川越市の「ときも」の姿が見えなかったぞ!!




頂きもの。クリヤーファイルとテッシュペーパーは「さかっち」からですが、やはり「坂戸よさこい」のPR。それともろ丸くんの名刺。  






主目的の催しものが行われるまでには少し時間がありましたので早めの昼食をと、店がオープンする前から待って・・・
「金笛」という醤油を製造販売する会社がやっている「うんとん処 春夏秋冬」というお店で食したのはサラダうどん






菓子屋横丁にちょっとだけ足を延ばしてみました。
桜が咲いています。ほんとの桜が咲くのは未だ先のようですが、桜をモチーフにしたあめ玉飾りです。 




香ばしいいいにおいが
そうです。すっかり有名になってしまった鰹節店「中市本店」の【ねこまんま焼きおにぎり】のにおいです。行列が出来ておりましたが今回もひとつ




この【やきとり】の味は、東松山のやきとりの味に近いかな・・・でも買った店の名は記憶していませんが






民謡流しも行われていました   いやー このキモノの柄は素敵ですね。思わず撮ってしまいました






和太鼓の演奏も7組ほど予定されておりました。あれ・れ 見物客の数が激減してしまった・・・ 










本日のハイライトと言ってもよいでしょう。「川越藩火縄銃鉄砲隊保存会」の方々がやってきました。
私は何度も演武をみているので驚きはしなくなりましたが、初めての方はこの火縄銃の発砲音に驚かれるようです。
このあとも鉄砲隊の「追っかけ」をしたのですが、雨が強く降り出しましたし風も吹き、台風のような荒れ模様となりましたので「追っかけ」を止めて帰宅の途に。
この後予定されていた催しものがどうなったかわかりませんが、あの雨では・・・
とにかく何でも見てやろうと欲張ってみた一日(半日かな)でした。  


散策日:2012年(平成24年)3月31日(土)          

武将らの銅像

2012年03月29日 | まち歩き
城攻めや史跡めぐりをしていると、そこに関係する武将や偉人等の銅像を目にすることがある。
銅像を見ることを主目的にしているわけではないので写真を撮らずに終えたり、あっても見逃したりしてしまうことが多々ある。
そんなことからほんの僅かな銅像しか写真にしていないが紹介してみたい。本来なら顔や像そのもの大きくしたものが良いのかも
しれないが、どんな場所・状況で建立されているかが少しでもわかったほうがと思い、そんな写真を選んでみた。  



  武田信玄(晴信)公  (1521~1573)

  戦国時代の武将 甲斐武田家第19代当主

    所在地:山梨県甲府市 JR甲府駅前   
    撮影日:2010.4.10   




  武田信玄公   上杉謙信公  (1530~1573)

  川中島合戦 信玄・謙信一騎打ちの像

    所在地:長野県長野市 八幡原史跡公園    川中島古戦場跡
    撮影日:2010.5.22   




  真田幸村(信繁)公  (1567~1615)

  戦国時代の武将 天下一の兵

    所在地:長野県上田市 上田駅前・お城口
    撮影日:2010.5.23 




  太田道灌公  (1432~1486)

  室町時代の武将 江戸城等の築城

    所在地:埼玉県川越市 川越市役所前
    撮影日:2011.6.12 




   北條早雲(伊勢盛時)公  (1432~1519)

  室町時代中後期の武将 後北條氏の祖

    所在地:神奈川県小田原市 小田原駅前
    撮影日:2010.11.15   




  足利尊氏公  (1305~1358)

  室町幕府初代征夷大将軍

    所在地:栃木県足利市家富町
    撮影日:2010.3.22 




  熊谷次郎直実公   (1141~1207あるいは1208)

  平安時代末期から鎌倉時代初期の武蔵国熊谷郷の武将

    所在地:埼玉県熊谷市筑波2丁目JR熊谷駅前
    撮影日:2011.5.4 




  坂本龍馬公    (1836~1867)

  江戸末期の志士 土佐の郷士

    所在地:高知県高知市桂浜
    撮影日:2011.8.11




  畠山重忠公   (1164~1205)

  鎌倉幕府の有力御家人 坂東武者の鑑といわれる

    所在地:埼玉県深谷市畠山 畠山重忠公史跡公園
    撮影日:2010.9.12 




  畠山重忠公   (1164~1205)

    所在地:埼玉県嵐山町 菅谷館跡内 
    撮影日:2010.8.4




  織田信長公   (1534~1582) 

  戦国時代から安土桃山時代にかけての武将・戦国大名 三英傑の1人

    所在地:滋賀県近江八幡市安土町  JR安土駅前広場
    撮影日:2011.4.30    




  徳川家康公   (1543~1616)

  戦国時代から安土桃山時代にかけての武将・戦国大名 江戸幕府の初代征夷大将軍 三英傑の1人

    所在地:静岡県静岡市葵区 駿府公園(本丸跡)
    撮影日:2011.11.14




  徳川家康公   (1543~1616)

    所在地:静岡県静岡市 JR静岡駅北口駅前広場
    撮影日:2011.11.14 




  竹千代君(徳川家康公の幼名)

    所在地:静岡県静岡市 JR静岡駅北口駅前広場
    撮影日:2011.11.14




  井伊直政公    (1561~1602)

  安土桃山時代~江戸時代前期にかけての武将・大名 近江国佐和山藩(彦根藩)初代藩主

    所在地:滋賀県彦根市 JR彦根駅前広場
    撮影日:2011.4.30




  井伊直弼公   (1815~1860)

  彦根藩第15代藩主 幕末期の江戸幕府の大老 桜田門外の変で暗殺される

    所在地;滋賀県彦根市 彦根城下 金亀児童公園
    撮影日:2011.4.30




  山内一豊公   (1545~1605)

  戦国時代から江戸時代前期にかけての武将・戦国大名 土佐山内氏の当主

    所在地;高知県高知市 高知城追手門脇(県立文学館前)
    撮影日:2011.8.8 




  山内一豊室 千代  (1557~1617)

  千代の内助の功によって 一豊は出世できたといわれている

    所在地:高知県高知市丸の内 高知城内
    撮影日:2011.8.9




  渋沢栄一公   (1840~1931) 

  幕末から大正初期に活躍した幕臣  日本資本主義の父

    所在地:埼玉県深谷市 JR深谷駅前 青淵広場 (青淵とは渋沢栄一の号)
    撮影日:2010.7.11




  渋沢栄一公   (1840~1931)

    所在地:埼玉県深谷市血洗島 渋沢栄一生家「中の家(なかんち)」庭内
    撮影日:2010.7.11




  板垣退助公   (1837~1919)

  土佐藩士 政治家  「退助死すとも自由は死せず」

    所在地:高知県高知市丸の内 高知城内
    撮影日:2011.8.8




  佐久間象山公   (1811~1864)

  江戸時代後期の松代藩士 兵学者・思想家 

    所在地:長野県長野市松代町 八幡原史跡公園
    撮影日:2010.5.22 
                               

吉野梅郷(東京都青梅市)

2012年03月18日 | 花・鳥・風景




関東屈指の梅の里である東京都青梅市の「吉野梅郷」へ行って来ました。
 
本当は3月初旬に予定していたのですが、開花が遅れているということで1週間延ばし、
更にもう1週間延ばし、いくらかは観られるのではないかと本日行ってみたという次第です。 






青梅市の梅郷地区全体が梅の里でありますが、一応メインともいえる「青梅市梅の公園」に向かいました。
正面口の前には、丸太で梅の花を形どったモニュメントがありましたがほんとによく出来ていました。
この時期、「青梅市梅の公園」への入園は有料です。パンフや頂いた絵葉書等の写真のように梅が咲いていればよいのですが、残念ながら。






開花しているのは紅梅がほとんどで、白梅はほんの僅かしか開花しておりませんでした。このことはネットで情報を得ていたのですが、
ぼっとしたらもう少し開花が進んでいるかもしれないと淡い期待を抱いていました。  










開花しているところだけ写真に撮れば満開の気分に・・・   






「梅の公園」を出てから梅農家の梅園なども見て歩きましたが、ほとんどと言って良いくらい開花はしておりませんでした。






昼の食事は吉野街道沿いにある「梅の里 九兵衛」というお店でこんなものを(名前は忘れた)。
団体の予約客もあったようでだいぶ混んでいましたが、それほど待たずに食せました。  
  
あと1週間待てばよかったのでしょうが、待ちきれませんでしたので。「行ってきた」という事実で満足しましょう。
悲しいかな青梅市のこの吉野梅郷や近隣の市町村の梅にウイルス病が発生しており、万を越す梅の木が伐採される予定だそうです。
もしかしたら来年は梅まつりが行われない可能性もありますので行けるときに行っておこうという方が多いようです。   

散策日:2012年(平成24年)3月18日(日)           

山崎城跡(埼玉県滑川町)

2012年03月13日 | 100名城以外の城館跡




【 山崎城跡 】   
 所在地   埼玉県比企郡滑川町大字山田字山崎1470(武蔵丘陵森林公園内)  

国営武蔵丘陵森林公園内にある2つの城跡のうちのひとつです。
 
もうひとつの城跡である「山田城跡」については案内標識と城跡説明板が設けられており、同公園公式ガイドマップにも
その位置が表示されていますが、この「山崎城跡」に関しては案内標識はおろかマップにも表示がありません。
 
実は、一昨年も今回同様に森林公園南口駐車場に駐車料金600円を支払い駐車し、入園料400円も支払い南口から入園し、
案内板の出ていた山田城跡を攻めてから梅林で観梅をしてきたのです。
が、上述の通り山田城跡の他にも山崎城跡というのがあるということをわかっていながらも場所がわからずに攻城できませんでした。
そんなことから、今回は入園の際、職員の方に山崎城跡の場所をお聞きしたところ、何と「梅林の上の丘」とのこと。
え! 一昨年は傍に山崎城跡があることに気付かず観梅をしていたことになる。
これもきちんと下調べをしない上に、城郭・城跡に対する知識不足の奴(自身)のいつものこと。  

上の写真は、山崎城跡の一部で「郭」ではないかと思われる削平された場所である。 






場所的には、上の公式公園マップの一部に印を入れたところであり、梅林(花木園)の丘の上に位置する。 
    





郭と思われるところの西側には土塁が設けられている。
また、北側も堀となっている。  






郭西側の土塁と堀。横矢の張り出しがはっきり遺っています。






郭北側の土塁と空堀は古鎌倉街道まで延び、更に街道に沿って南下し、今度は寺沼を囲むように東方に延びている(ここまでは自身で確認はしませんでしたが)。          

この山崎城に関する伝承・資料は全くないようで、築城時期や築城者、城主等も当然ながら不明のようです。
 
のような状況からして、長土塁・空堀は、集落や屋敷地域を区画するための「境堀」であり、要害の地ではなかったのではないかという説。
いや、郭には土塁もあり横矢掛けもあることからやはり城であったのでは等意見が分かれているようです。
私には難しいことはわかりませんが・・・  

攻城日:2012年(平成24年)3月11日(日)            

武蔵丘陵森林公園の梅

2012年03月11日 | 花・鳥・風景




寒い日が続いていることから梅の開花はどこも遅れているようです。
朝からどんよりとした肌寒さすら覚える日曜日の今日でしたが、家の中に篭ってばかりいては気が滅入ってしまいます。
いくらかでも開花していればと県内滑川町の国営武蔵丘陵森林公園まで観梅に出かけてみました。 
駐車料金600円に入園料400円はいつものことですが、手招きしていたすぐそばの民間駐車場は200円でした。こちらに駐めれば良かったかな。










白梅の開花は少ないようでしたが紅梅はだいぶほころびていました。全体では5~6分程度の開花というところでしょうか。
ところで、紅梅・白梅ってのは花の色で区別するのだとばかり思っていましたが、実は枝(幹)の断面の色で区別するのだそうです。
こんなことつい先日まで知りませんでした。
そんな次第ですから、上で述べた白梅・紅梅とはあくまで目で観た花の色での話ということになりますが・・・










どんよりした天候のため撮った写真は全部暗くなってしまいました。本当は技術がないためなのですが。

まあ、どうにか梅花とわかるから良いでしょう。

散策日:2012年(平成24年)3月11日(日)