「見ないで」で見させるテクニック。
人間のオナゴだったら、最初から計算づくだ。
隠すのは、興味をひかせるテクニックの一つだ。
条件はある。
見たい、と思う容姿や性格の魅力だ。
大した魅力が無くても、ある程度は効く。
だが・・・
見たくない容姿と性格の悪いオナゴだったら。
「見ちゃダメよぉ~」
と障子の隙間を空け気味にしていても・・・。
「僕と僕の知る限りの人達は決して覗きません。
100万年は自信を持って保障します」
と、一生に一度しか使えない真摯な誓いをしてしまう。
(こんな場面で使うのかよ・・・)
「つう」は鶴だから理解できなかったのだ。
「よひょう」も(愚かで哀しい)人間の心を持っていることを。
人間の心は、愚かで哀しいからこそ、抱きしめるモノだ。
覗いたくらいで生真面目に出て行くこたぁなかったのになぁ。
「アタシ・・・鶴でもいい?」
とカミングアウトすればよかったのだ。
「もちろんいいさぁ、問題ないさぁ」
下手な人間のオナゴより「つう」の方がいいに決まっている。
人間は鶴(鳥)に負けるのだ。
当たり前だ。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)