第十章(5)
無無明亦無無明尽 乃至無老死亦無老死尽
「無明のまま終わっても(無明尽)大丈夫(無)だ」
なんて優しい言葉だろう。
これが「般若」だと思う。
「般若」は無明を解明する智恵じゃない。
難しい真理の言葉じゃない。
聞いただけで、生きる力が湧いてくる。
聞いただけで、楽になれる。
誰でも元気になれる。
気がつけば、悩みが消えている。
ブッちゃんは、その為に説法したのだ。
無明で当たり前だぜ。
お前ぇ等、バカなんだろ。
よかったなぁ、オレもなんだぜ。
人間だから、同じなんだぜ。
ただ、オレはバカを自覚しているけどな。
バカ達の為にに「般若」はあるんだぜ。
バカは恵まれているんだ。
キリちゃん(イエス)も同じ事を言ってた。
「幸いなるかな・・・・」の対象者達。
小利口な(自他称)識者はちょっと可哀想なのだ。
したり顔の、坊さんや神父さんは、恵まれてないのだ。
もう少し、ブッちゃんやキリちゃんの心と同調しろよなぁ。
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