第十二章(6)
無智亦無得 以無所得故
修行と称して一般生活を離れる。
特別な場所、特別な方法で修行する。
自分は特別と思い込む。
それらは、生半可の生き方だ。
そこから得るモノは役に立たない。
ブッちゃんは嘗ての修行から学んだのだ。
特殊な修行は無駄であり、害があると学んだのだ。
大切なモノは、暮らしの中から気づくモノだ。
大切なモノは、真偽や正誤とは別なモノだ。
真偽や正誤を追いかけると、暮らしから離れてしまう。
般若といわれる楽な心(智恵)に触れて欲しい。
それは、通常の暮らしの中で活かせるからだ。
特別な立場や層になる為じゃない。
衆生やケモノや妖怪達までが活用できるモノだ。
「サトリを得る、なんてツマラン生き方は止めろよなぁ」
ブッちゃんは、落とし穴にハマる人達に優しく諭したのだ。
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