第十一章(6)
無苦集滅道
苦の原因である「執着」は煩悩の大部分だ。
だから煩悩を無くせば、苦は消える。
それが「滅諦」という言葉になる。
(わざわざ真実(諦)などと付けなくてもいいと思うし、
ブッちゃんは「これが真実(諦)」などと力まないと思うよ)
まぁ、理屈はそうだけど・・・現実的じゃないな。
机上の論理という真実(諦)・・・
誰もできないような教えは・・・胡散臭い。
その陰に別な企みを感じるぜ。
ブッちゃんは優しいから、無理は言わないだろう。
やはり組織を維持したい、その後の僧達の解説だろうな。
「真実(諦)」ではなく、「事実」なら話として判りやすい。
「苦」がある事実。
それは「執着」から生まれる事実。
それを無くせば「苦」も楽になる事実。
ブッちゃんは、分かり易くこう話したのだろうな。
無くす方法の一つとして「八正道」というのも話した。
もちろん、今の仏教での解説とは少し違うだろうな。
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