第十四章(7)
遠離一切顛倒夢想 究竟涅槃
涅槃は、何もかも悟りきった人がいる境地じゃない。
そんな人は・・・いない。
五万歩譲っても、ほとんど、いない・・・。
対象者がいない相手に経を説くほど、ブッちゃんはボケてないぜ。
悟りきった境地だ、と解説する人だって悟った事は無いんだぜ。
そんな人相手に、ゲンちゃんも心経を書いたわけじゃないぜ。
心経が何故あるのか、もっと素直に観よう。
誰を対象にしているのか、素直に想像しよう。
衆生(衆生意外の人間なんていないけど・・・)や
ケモノや妖怪達の悩み苦しみの為に説いたし書いた。
当たり前じゃないかぁ。
それなら、大難し理屈や小難しい解説は間違いだろう。
八っつあんや熊さんが納得する話が経だろうよ。
夢想の無い境地が涅槃なら、誰も行きたがらない。
だから、夢想を遠く離れた境地というのは間違い訳だ。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)