第十四章(9)
遠離一切顛倒夢想 究竟涅槃
優れた経は多大な意味を内臓す。
心経も多種深遠な意味を内臓している。
だから解釈もいろいろ出来る。
出来るのに、既存の訳は偏りすぎている。
大体が同じような訳になってしまっている。
ワシ的訳はかなりコジツケてある。
そんな事は承知の上だ。
それでも、既存よりは役に立つと自負している。
悟りを目指す人の割合がどれだけいるか?
挙句に境地に辿り着ける人がいるのか?
人はそんなに優れてないのだ。
不完全で、不出来な魂なのだ。
更に不自由な肉体を、まとっているのだ。
そういう人に役立つ経ならば、生活に添ってだ。
暮らしに活かせなければ意味が無い。
思い上がった人達用の解釈は意味が無いのだ。
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