水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」
第十五章(12)
三世諸仏 依般若波羅蜜多故 得阿耨多羅三藐三菩提
「普段の暮らしが全く変わるわけじゃ無ぇ。
だけどな、こだわりが薄まると受け止め方が変わる。
苦しみや辛さは、それまで思っていたよりも小さいと判る。
何でもないような出来事が、とても嬉しいものだと判る。
苦しみや悲しみが小さくなって、嬉しさが増える。
すると、他のモノに優しくなれる。
自他の不出来や欠陥が可愛いと思える。
心の余裕ってやつかな。
それがブッダといわれるモノ達だぜ。
だからブッダは特別なモノ達じゃ無ぇ。
皆同じく、生きとし生くるモノ達だ。
こだわりから抜け出ただけだ。
誰でもなれるんだぜ。
だからお前ぇ等に伝えているんだ」
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)
第十五章(11)
三世諸仏 依般若波羅蜜多故 得阿耨多羅三藐三菩提
ワシ的訳。
「過去、現在、未来のブッダといわれる人達。
人だけじゃ無ぇぞ。
ケモノだって妖怪だってブッダはいるんだぜ。
お前ぇらも、一応候補生だ。
皆、般若っていう楽に生きられる方法を使ったんだなぁ。
今まで言ってきた方法だ。
難しくは無ぇぞ。
こだわっているモノがあれば、それを放す。
時々、息をゆっくり吐いて、ボヤ~としてみる。
この世の仕組みはイイカゲンだから、こだわっても無駄だ。
まぁ、なるようになるから心配するな。
そうするとな。
生きている事が愉しくなる。
苦しみも辛い事もあるが、そのまま受け取れる。
毎日、いろいろが変化しているんだ。
苦しみも辛さも、同じ姿じゃいられ無ぇのさ」
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)