この頃、母の状態がかなり悪い時があった。
三叉神経痛の重い状態だ。
風が吹いても痛い。
瞬きしても痛い。
当然、眠れない、話せない、食べれない。
声も出せないような痛みでうずくまる。
お湯や火で温めると、少しだけやわらぐ。
だが、日にちが経つにつれ、どんどん衰弱する。
病院に連れていった事もあるが、痛み止めしかもらえない。
痛み止めに限らず、母は薬と相性が悪かった。
胃を含め、かえって状態が悪化するのだ。
私達兄弟は、この状態になると密かに覚悟していた。
出来ることをするが、母が動けないのだ。
それでも、5日目くらいから少し流動食をとれる。
それまでも一日かけて、一食くらいは何とか食べていた。
すると、薄皮一枚ずつ生命力がついてくる。
僅かに眠れる、少し話せるようになる。
首の震えも、たまにになってくる。
そして、ようやく、私達兄弟は一息つけるのだ。
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