「母のこと・131」
12月だった。
私は誕生日が過ぎて26歳になっていた。
妹が逝った。
子に対する愛情の深い母だ。
6人の子を生んで、唯一人先に逝かれた。
その悲しみ、悔やみは人一倍強かったろう。
ネガティブな感情をあまり出さない母だ。
この事に関しては、最後まで得心に至らなかったろう。
私も忙しさにかまけて、充分な対応ができなかった。
悔やんだ。
ああしたら、こうしたら、何故しなかったのか・・・
ずっと心に引っかかったままだった。
妹への悔やみなどが消えるのに20年かかった。
今の世界(氣功)に入ってからだ。
死に対して、何度も触れるようになってからだ。
人の生死、を相手にするようになってからだ。
勘のようなモノが働きだしてからだ。
妹は、綺麗になっているのだと気づいた。
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