カルテ番号 た・21(10)
予想外の答えばかり続く。
変わった事を自覚できなければ不満ではないのか?
あるいは迷いから抜け出せないのではないのか?
どうでもいいのか?
そんな田原正一の心を読んだかのように院長は言葉を続けた。
「生きていると、人と人、人とモノ、人と出来事が出会います。
それにより必ず何かが変わります。
毎時毎秒時間が流れていますから、例え部屋の中で閉じこもっていても同じです。
生きているなら細胞は変化します。
細胞、肉体が変化すると意識、心も変わります。
身体も心も常に変化し続けているのが、時間が流れている、この世の仕組みです。
諸行無常、万物流転は自動的に例外無し、なのですね。
ただし意思の力、あるいは思い込みの力で心が変わらない事もあります。
変わらないのは、変わらないという変化をし続けているわけです。」
何だか坊さんの説法のようだ。
理屈はそうかもしれないが、実世界とはズレがあると思っている。
常に変化しているのなら、今更変わった、変わらないにこだわる必要も無いということか?
だが、それでは生きている意味が無くなってしまう。
心や身体がイキイキしない。
悟ったような意識では、人生、何も面白くないのだ。
自分はこれからの人生を面白く生きたいのだ。
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
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