水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「風間陽水の依頼簿(カルテ)・205」

2014-05-10 19:28:01 | Weblog



カルテ番号 た・21(2)

そんなある日、久しぶりに中学校時代の同窓会開催のハガキがきた。
同級生は通常は定年になったのだから、今後はこういう機会が多いかもしれない。
今までは仕事の関係で、なかなか同級生とは会えなかった。
喜んで出席する、と連絡した。
学校のアルバムはとっくにどこかに失くしてしまっていた。

そして当日、会場は嘗ての学校の近くの温泉地の旅館だった。
田原正一は、少しワクワクしていた。
皆、どんな風になっているのだろうか?
幹事役の鈴木は地元の酒屋を継いで、今はスーパーを経営している。
よく、一緒に遊んだ仲だった。

「お~、田原、よく来てくれた」
鈴木はかなり太っていたが、昔の面影が残っていた。
出席者は32名になるという。
卒業時の担任だった先生も出席されるという。
当時先生は30歳くらいで、15歳の中学生からだと中年だと思っていた。
今の歳になると、30歳では若造だったと思える。


(登場する人物・組織・その他はフィックションです)


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