ある気功師・168
ボランティアスタッフとなり、夜間の見守り役を体験した。
何度もボランティアスタッフを経験している先輩と二人だ。
多くの参加者は団体で就寝する(男女別)。
だが重病の人は別の階で個室となる。
その階の見守り役だ。
勝手に手を出すな。
以前に故師匠から言われた言葉だ。
その事をそのまま体験した。
先輩の凄さを体験した。
仮眠とはいえ、実際は徹夜と同じ。
目を瞑って動かないでいるだけ。
僅かな声、苦し気な声をとらえる。
パッと毛布をとり、先輩は何も言わず動く。
その部屋の前に行き、息をひそめて中の様子を伺う。
そのまま、そっと戻り、何も言わず目を瞑る。
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