水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「迷想中・迷走中・555」

2022-07-11 21:58:17 | Weblog



ある気功師・161

この講座は私の為にあるのではないか?
そう思うくらい私にとってありがたかった。
医療関係、治療関係だけではない。
視野を広げる、意識を広げる。
それらが健康という大きな分野では重要でもある。

生命を相手にするには、どんなに知識を得ても充分ではない。
人間を相手にするには、固定概念が邪魔になる。
知識や技術よりも柔らかな意識がとても大切なのだ。
想像を超えたところに解決の出口があったりする。

だから超一流から学ぶのは、その知識や技術ではない。
知識や技術なら何十年もかかってしまう。
生命や人に対する、発想、姿勢、方法。
そして、何よりも、その人の「氣」だ。
知識や技術に囚われると、肝腎の「氣」を受け取れない。
私は幸いにも「氣」を重要視する気功師だった。
ラッキー♪


(本館は、HP「気の空間・氣功療法院」検索
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「迷想中・迷走中・554」

2022-07-10 21:17:35 | Weblog



ある気功師・160

ベースにヨガがあるとはいえ、全ての健康に関する講座だ。
龍村師匠は積極的に様々な分野のトップを招いてくれた。
故沖師の教えでもあったらしい。
学ぶならトップ。
始祖や最高峰の人から学べ。

私は氣という立場から、その意味がよく解かる。
例えば3年間、ある分野の人から学ぶとする。
それよりも10分でいいから、その分野のトップの人に会う。
その方が深く学べるのだ。
詳しい内容など後からどうにでもなる。
それに細かい事は、本人が成長し咀嚼して実となる。

本物からの「氣」は素早く、深く、浸透する。
何よりも他では代えがたいのだ。
だからトップ、最高峰の人と実際に会うのが重要となる。
深く、時には静かに、浸透した「氣」は何かを変える。
その時、ほとんど道を進んでいなくてもいい。
本物の「氣」を浴びる事が重要なのだ。


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「迷想中・迷走中・553」

2022-07-09 22:15:45 | Weblog



ある気功師・159

このクラスは私以外全員先生と呼ばれている。
(後に私も不本意ながら、そう呼ばれるようになる)
それぞれの地でヨガ教室を持っているからだ。
中には800人生徒を受け持つ人もいる。
龍村師匠はそういった指導者の先生、先生の先生だ。
近代ヨガを持ち込んだ故沖師の後継者だ。

龍村師匠は沖ヨガの後継者ではあるが、独立した。
総合生活ヨガ研修会の主宰という立場をとっている。
実際は沖ヨガから更に独自の部分を取り入れていた。
通称、龍村ヨガ。
だから日本では実質トップだが、龍村師匠は謙虚だ。
決してトップなどと本心から思わない。
自分が一番、と思った時点で脱落する事を知っている。
それがヨガ実践者の姿だが、そう思わない人達も多い。
自分が一番だ、というヨガ関係者は多い。
ヨガは調和なのだが、それぞれの流派のトップは曲者が多い。
ともあれ、真剣にヨガを求める先生達は龍村師匠の下に来る。


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「迷想中・迷走中・552」

2022-07-08 21:51:37 | Weblog



ある気功師・158

ホリスティックヘルスコンサルタント講座。
(長いのでHHCと略す)
階級分けがある。
初級、中級、指導者クラス。
私はどういうわけか、最初から指導者クラスだった。

指導者クラスの人数は20数名。
何故指導者かというと、指導者がほとんどだから。
つまり、それまでも龍村師匠の講座を受けている。
ヨガの指導者、ヨガ講師、ヨガの先生達だ。
ほとんどが女性で、男性は数名。
男性は私と龍村師匠だけという事が多い。

ベースとしてヨガがあるので、初心者は私だけとなる。
講座は座学と実習だが、実習の多くはハタヨガが基本になる。
そこから修正ヨガ、歪みの診たてなどもする。
他の受講生(というより塾生)に迷惑をかけられない。
私は家に帰ると懸命に復習し、一通りのハタヨガが出来る身体にした。
もともと身体を動かし、鍛えるのは好きな方だった。


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「迷想中・迷走中・551」

2022-07-07 21:13:22 | Weblog



ある気功師・157

いよいよ四月になった。
私の土産店もスキーシーズンが終わった。
そして初めて龍村先生の北千住道場に行く。
ここから3年、新幹線で上野まで通う事となる。
そして、龍村先生は龍村師匠となったのだ。

一年前はまだ何も知らない、ただの一般人だった。
それが一年経たずして、師匠が二人もいる気功師。
人生、何が起こるか判ったもんじゃない・・・
何も知らなかったこそ、心に誓う事がある。
いいかげんで、グータラなオッサンでもたまには誓うのだ。

この時、私は40歳を過ぎていた。
この歳から医療系になるのだ。
1年で10年分の学び、経験をする。
そう誓った。
そうでないと間に合わない。
この時から少なくとも3年間はマトモだった。
人生、そういう時期もあるのだ。
何が起こるかわからないものだ・・・


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「迷想中・迷走中・550」

2022-07-06 21:23:59 | Weblog



ある気功師・156

私のようなグータラ気功師は想像するしかない。
開拓しながら守りを固め、先頭を走る。
多くの弟子達の育成も苦労するだろう。
先達から比べれば、全員ボンクラだ。
しかも仕事は生命に厳しい内容だ。
重病、奇病、難病と接するのは命懸けだ。

秘密の入院だが、少しずつ情報も漏れる。
懇意にしている有名な医師の関係先だ。
元気なようだ。
詳細は後にセミナーで本人から聞く事ができた。

我々弟子達の多くは心配していなかった。
頭ではなく、感覚で判断しているからだ。
理由は解らないが、心配が起こらないのだ。
繋がっている感覚が続いていたからだ。
より、自分のするべき事を進める自覚にもなった。


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「迷想中・迷走中・549」

2022-07-05 21:25:29 | Weblog



ある気功師・155

新たな道を開拓した巨匠は、進むだけではない。
この道に頼ってきた人達の防波堤でもある。
既成の事柄からはみ出す。
すると世間は攻撃してくる。
世間ってとても心が小っちゃい・・・

世間というのは一般人だけではない。
同じ系統の業界。
その業界に巣食う権力者。
権力者は正義を矛として攻撃する。
既得権益側は、とても厄介なのだ。

開拓者は開拓と同時に守護者。
盾(法)を持たないのだから厳しい。
盾は必要だから、新たな盾も何とかする。
一日24時間では足りない。
それが、巨匠たちの日常だ。
生命の大切さは人一倍認識している。
それでも、優先する事が多すぎるのだ。


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「迷想中・迷走中・548」

2022-07-04 21:51:05 | Weblog



ある気功師・154

近代現代日本には巨匠といわれる人達がいる。
様々な分野に巨匠はいる。
その中で健康分野の巨匠達がいる。
食、東洋医学、整体、ヨガ、気功。

巨匠達は皆言った。
こうすれば、皆健康で長生きができる。
そして・・・
巨匠達で長生きする人は少ない。

巨匠達が間違っていたわけではない。
巨匠だぜ。
凄いのだ。
だが・・・思い通りにはならない。
何故なら、対象が、生命、だから。
そして、巨匠達はパイオニアだ。
無理して、無理して、道を切り開いたのだ。
巨匠なのだ。
自分の生命を削って、道を切り開いたのだ。


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「迷想中・迷走中・547」

2022-07-03 21:25:51 | Weblog



ある気功師・153

故師匠を知っている全ての人がショックを受けた。
何故?
超人、不死身、奇跡を起こす力。
どんな病も回復できる能力。
それなのに、何故?

私もそう思っていた。
どんな病も消す能力を持っている。
私もそれまで多少の病人に対応していた。
能力は自分を守る能力と裏表だと理解していた。
だから故師匠のような人は特別護られている。
どんな厳しい(病)氣の中でも護られている。

まだまだ、生命というものが解っていなかった。
もちろん多少進んでも、今も解らないままだ。
生命も人間も解らないままだ。
大きく、深く、高く、広く、複雑で単純。
それでも今なら何故?とは思わない。
そのくらいは、研鑽している。


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「迷想中・迷走中・546」

2022-07-02 21:23:10 | Weblog



ある気功師・152

弟子にして下さい、と無謀なお願いをした2回目生駒。
それから4ヶ月経った三月初め。
龍村先生から封筒が届いた。
四月から日本で初めての講座を開くという。
その第一期生の募集のお知らせだった。

ホリスティックヘルスコンサルタント養成講座。
とても長い名前の講座だ。
意味は、総合的健康指導者の養成講座となる。
もちろん、すぐ応募した。

この三月は故師匠が脳梗塞で倒れる。
そのまま入院となった。
影響が大きいので、入院先は秘密扱い。
それまで故師匠一人に頼って様々な事が行われていた。
その為、スタッフや社員はそれぞれが自立を迫られた。


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