寒空に「皇帝ダリア」の花が、道行く人を見下ろしています。
この花をはじめて見たのは7、8年程も前のこと、それまでのダリアの常識
では考えられない、背高のっぽで大きな花、当時は非常に珍しい花で驚き
ましたが、その後植える人も段々と増えてきて、今では良く見掛けられる様
になって来ました。
秋には花茎がグングンと伸びて、二階から花見が出来るほどの高さにもなり
、薄紫・ピンクの大きいな花が、次から次へと咲き、青く澄んだ空に良く映え
ます。
「皇帝ダリア」の花名は、樹木に劣らぬほどに堂々とした姿が、「帝王の様で」
「威厳がある」というのが由来とか、またナポレオン皇帝が愛した花とか、言
われているの様です。(別名:木立ダリア、帝王ダリア)
季節は夏から秋へ、そして陽が短くなり肌寒くなる晩秋から、冬に向かって屋
外に花の少なくなる時期、皇帝ダリアの花が彩を添えてくれます。
花言葉「乙女の真心」「乙女の純潔」は、青空に映える澄んだ清潔感のあるピ
ンクの花姿からきています。
~満開の皇帝ダリア~
(マクロの世界~ダリア)