タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

♪あの娘と別れた 哀しさに~ 山のカケスも 啼いていた~ (別れの一本杉)

2012-12-21 | その他

今日は天気も良いことから、何時より時間を早目て散歩の出掛け、途中、急に思い付いて真

山城跡に向かうコースに切り変えました。

幅1・5メートル程の比較的整備された登山道、しかし結構坂が急な箇所もあって、喘ぎ喘ぎ

ゆっくりとおよそ1時間ほど掛けて、登り切りました。(愛犬チワワ嬢を抱いての、負荷登山の

ため、時間が掛かってしまいました)

登山口で冷たく感じた風も、序々に身体が温まるにつれて心地よく、山頂の尼子勝久公之碑

のある城跡(真山城)での、涼風(?)を受けての眺望はこれまた素晴らしく、時の経つのもし

ばし忘れて眺めていると、近くの林で甲高い声で鳥の啼く声がしています。

樹間を良く透かして見ると、何んと「カケス」が数羽、赤い山柿の枝にとまっておりました。

子供の頃よく里山で見掛けた、美しい羽を持つ「カケス」、かれこれ50数年振りの再会でした。

ところで、この「真山」標高は250M余りの低山ですが、その昔、中国地方の覇権を懸けて、

毛利の軍勢と尼子軍が戦った、古戦場跡であることからも乱開発もなく、今も野鳥の楽園と

なっていて、様々な鳥の啼き声が聞かれました。

帰路、五合目下の道脇にある、「相木盛之助 更科姫」の墓石(真山城とどう関連があるの

か?)に手を合わせ、家路に就いた。

~追記~

※ 図鑑によれば、「カケス」は猛禽類を始めとする、鳥の啼き真似が得意とか・・・そう言え

 ば私が山頂で聞いた甲高い啼き声は、昔聞いたカケス本来の啼き声ではなかったような!

※ また、墓石に刻銘されていた「相木盛之助 更科姫」については、尼子の勇士・山中鹿

 介の両親を指すとか・・・古い書物の中に、鹿介の両親を「信州・相木守之介 更科姫」と

 記されている事から。

              ~今日も良い一日を~